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駅の真っ正面に「パルテノン」がある街 [音楽業界]

昨日、ホントに久しぶりに「パルテノン多摩」に参じたでございまする。ちょっとばかし用事があってのこと。
会館がオープンし、バブルの機運と共に府中やら三鷹やらもまともなホールを作ろうじゃないかという勢いになってた頃、調布から京王線の支線で多摩川渡ったよみうりランドの向こうに多
まあ、もう遙かな昔話でしょうから誰も怒らないと思うけど、今を去ること30年もの昔、バブル入口前の大不況時代に武蔵野市民文化摩市がでっかい複合文化施設をオープンさせ、なんとまぁ、「パルテノン多摩」なんてすぅっごい名前を付けたときには、もう我が家は大爆笑でありましたとさ。

お嫁ちゃまが某民間ホールに働き始めた頃だったので、正直、当時庵を結んでいた多摩県西の隅っこの深大寺からすぐさま見物に行く暇もなかったけど、「パルテノン」でありますよ、あなた!ぱん・ておす、でっせ!多摩丘陵のどこにあらゆる神様が集まっちゃうのやら、壮大この上ない素っ頓狂な名称であるこったい。世界の常識からすれば、こんななーんにもない多摩の山奥に日本最大と言われた広大な団地群を作ることを決断した「東龍太郎メモリアルホール」とでもすべきだろーに、と真面目に思ったものでしたっけ。なんせ縁もゆかりも無い「カザルスホール」が有りだった頃だもん。

初めて実際に足を運んだのはいつのことだったか、オープンからそう遠いことではなかったような。これまた今となれば隠しても仕方ないことだから言うけど、京王線の立派すぎる駅を出て、町田やら相模原の方へ京王線駅正面からまーっすぐにダラダラと続く広い歩行者道の彼方、岡の上に「パルテノン多摩」が鎮座しているのが見えたときには、「おいおいおい、本気でパルテノンじゃないかぁ!」と吃驚。施設の上に設えられた公園のドーリア式でもコリント式でもないヌエ的な柱が並ぶ展望台から、遙か多摩川に向け進駐軍が管理占領する高い武蔵の国の空が広がっているのを眺め、「ああ、これは冗談じゃなくパルテノン多摩で良いかな、ここにムーサの女神達が集っておくれなもし、という意味ならさ」って妙な納得をしたものでしたっけ。

そう、パルテノン多摩という文化施設は、バブル期以降に建てられた、或いは日本の近代国家建設が始まってから建てられた公共の文化施設の中でも、本当に数少ない「シンボリックな価値を持ち得るロケーションに配置された建物」だった。古くはお堀端の帝国劇場(公共文化施設じゃないけど)、横浜の港を一望にする坂の頂上に置かれた神奈川県立音楽堂、文化コンプレックスたる上野の杜で美術館と共に東門を築く東京文化会館、皇居と国会図書館の間で内堀を臨む国立劇場…などと列挙していくと、この頃までは「シンボリックなロケーションに公共劇場を造る」という意識ははっきりあったのだなぁ、とあらためて確認できますね。その後、文化施設といえば「まずここに使える土地があるので、そこにでも建てましょか」というやり方が基本になり、国立オペラハウスがせっかく東京セントラル・ステーション至近の都庁跡地がありながら遙か内藤新宿向こうの街道沿いの田舎に建てられたのを筆頭に、ホールや劇場といえば駅上の総合ビルの上層階とか、街場の小学校跡地とか、本当につまらぬ場所に建設されるのが当たり前になってしまった。トポロジカルな象徴性を持ち得る公共総合文化施設とすれば唯一、広大な琵琶湖の畔で比叡山に沈む夕日を眺めるびわ湖ホールくらいなものでしょう。少なくとも「都市計画の中に象徴的な意味合いまできっちり組み込まれて建設されたアーツセンター」みたいなものは、日本では存在していない。

何もない丘陵地に、歩行者と自動車を分離する、という多摩ニュータウンの基本方針に従って成された計画故の設計だったのでしょうが、なんであれ「パルテノン多摩」は、ここはキャンベラかブラジリアか、と思うほどのシンボリックな文化施設となった。これで外観が昨今の中国各都市でヨーロッパ系設計者が地元だまくらかして建てまくっている突拍子もないアホみたいな姿なら完璧だったのだが、そこはやっぱり生真面目ニッポン、そういうわけにもいかず、名前の割には地味な大神殿の縁の下みたいな劇場コンプレックスは黙々と時を重ね、今や周囲の彼方此方の文化施設同様に改修も迫られるお歳に至ったわけでありまする。
時は移り、参道途中から左手に入った先にあるキティちゃん大神殿はアジアからの観光客さんで溢れ(駅から歩いてくる人は案外、見なかった)、右手奥に従えていた大手デパートはとうとう撤収。桜が咲いたなどという頼りなんぞ到底信じられぬ、霙交じりじゃないかって小雨の中、多摩センター駅レストラン街には雨を逃れたひよちゃんたちが遊び、ムーサの神殿に向かう人の影も疎らで…
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何しに出向いたかはこんな無責任電子壁新聞に記すわけにいかぬのでありますが、とにもかくにも久しぶりに着席させていただいた大ホール、舞台に並ぶは今シーズンから遙か東京東は大川向こうの墨田から出張ってきていたNJPに代わって新たに実質上のレジデンシィを勤める練習場至近の読響さん(っても、今、練習場使えないのでこの舞台での練習が多いそうで、その意味でもホントに実質上のレジデンシィでんな)ではなく、鈴木秀美マエストロ率いるオーケストラ・リベラ・クラシカ。モーツァルトの小ト短調は秀美さん節全開の超鋭角的で強烈な音楽が炸裂、後半の長大な《ポストホルン・セレナード》は一転、ノンビリした娯楽っぽい時間が流れ、これで外がうらうらした春の午後ならねぇ、おおおい、ビールもってこーい、って音楽。大層楽しませていただきましたです。

さても、このどーでもいい作文で言いうべきは、たったひとつ。そこに集っていたお客さんのこと。

稲城、多摩、八王子に広がる多摩ニュータウンが、日本の高度成長とその終わりを象徴する空間となっていることは、皆々様もよくご存知でありましょう。どうやってひとつの文明が衰退していくか、大きな実験をしているような場所であります。こうなることを察知して途中で実質止めてしまった千葉ニュータウンとか、万博以降もドンドン広がってる千里ニュータウンとか、いろんな大都市近郊ベッドタウン都市建設はあったけど、ともかく美濃部都政がどんな邪魔しようが鈴木俊一内務官僚先輩の仕事はやるところまでやります、って勢いでやっちゃった多摩ニュータウン、文化施設の運用法も含めて「21世紀のニッポン」の縮図となっている。そして、21世紀のニッポンでいちばん元気の良い楽師達の音楽をニコニコ聴いていらっしゃる聴衆こそ、高度成長末期を支えた方々でありまする。

んでもって、このパルテノン多摩主催公演の聴衆、日本の、というか、首都圏都心部のメイジャーホールに電車乗って集まってくる人々に比べると、圧倒的にカップルが多いんですわ。それも、ご隠居カップル。ヨーロッパ、特にアメリカ大陸では当たり前の「コンサートやオペラは2人で行くもの」という常識がしっかり根付いている、日本ではかなり珍しい空間が広がっていた。要は、極めて健全なコンサートの在り方が、ここには、あった。

この先、この「パルテノン多摩」という場所をどうしていくにせよ、最大の資産のひとつは、ここにいる「多摩という人工空間で歳を取ってきた人達」なのでしょう。この方々がこの場所をどうしたいのか、どうにでもなれ、と思っていらっしゃるなら、それはそれでよし。なくなればなくなったでもよし。願わくば、この方々の知恵や力が、何らかの形で場の力になるような仕組みが作れれば、それにこしたことない。

そうあってくれ、と余所者が願うものでもないことは百も承知で、多摩川を越え湾岸は大川端へと戻る旧暦如月も終わりの小雨の夜でありましたとさ。

大川端にも、多摩の岡にも、春が来る。

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演奏会が多すぎる日はどうすべきか [売文稼業]

無駄話です。

不得意分野の原稿、それもいろんな意味でかなり慎重にやらにゃならんもんをふたつやっつけるきっつい純粋作文作業の真っ只中に遙か丹沢の麓まで行かねばならぬ飛び込み取材を突っ込まねばならかなった週も何とか乗り切り、今、先週の終わりに戻されてほっぽり出しておいた原稿の直しを終えて、どーせ土曜日の朝じゃ送ってもなんの返答も無いことは百も承知で送ってしまい、さああああ終わった終わった、という気持ちに久しぶりになった清々しい早春の朝、今年はイースターが遅すぎるのが季節感を削ぐなぁ、と思いつつ、皆様いかがお過ごしでありましょうか。

さて、本日3月25日土曜日、晴れ渡った空の下の週末の帝都では驚く程の数の演奏会が開催されることになっておりまする。そんなものに出かけていられる状況なのか判らなかったので、先程まで真面目にチェックしていなかったんだけど、なんとぶらあぼさんのwebサイトに拠れば本日の関東地区の演奏会はかの無料冊子に掲載されたものだけで50もあるそうな。ほれ。
http://search.ebravo.jp/Concerts/lists/area_id%5B0%5D:1/search_concert_date:1/
無論、この無料情報誌、基本は紙媒体編集ですから告知情報にもしっかり締め切りがあり、2ヶ月以上前に締め切ってるので、ここに掲載されていないコンサートもそれなりにあるでしょう。果たして関東平野に「コンサートホール」がいくつあるのか知らぬが、練習を含めればほぼ全てが機能してるんじゃないかいと思っちゃう猛烈な勢いでんなぁ。

これだけあると、いろいろな意味で「この演奏会はいかにゃな」ってもんも複数あるわけで、実際、やくぺん先生の如きへっぽこ三文売文業者にして、「行けたら行きたいですが、ゴメン、その辺り、わからんです」と主催者さんに言いっ放しだったコンサートだけでも枚挙に暇ない。他に裏番組がなければなぁ、と思っていただけのものも含め、面白半分に列挙してみれば…

★安藤由布樹 杉原千畝物語 オペラ「人道の桜」(新宿文化センター)←所謂創作オペラは、機会があれば眺めておいて損はない…時間の大損だった、と思うこともなきにしもあらずだけどさ

★バッハ・コレギウム・ジャパン J.S.バッハ「マタイ受難曲」(みなとみらい)←言うまでも無く、本日の大本命!指揮はなんと、雅明さんじゃなく、優人っち!

★新日本フィル定期(オーチャード)←《マゼッパ》って、やりそうでやらない

★東京芸術劇場 & ミューザ川崎シンフォニーホール共同企画 第6回 音楽大学フェスティバル・オーケストラ(ミューザ川崎)←本日の本命のひとつ、関東主要音大合同オケで髙関氏がまらろくを振る!

★オーケストラ アンサンブル・フリーEAST 第7回(江東区文化センター)←どういう団体かよーしらんが、ストラヴィンスキーの三楽章の交響曲やってくれて1000円也!

★古澤巌 ヴァイオリンの夜(大泉町文化むら)←この会場、よほど行ってないなぁ

★浦川宜也(指揮・ヴァイオリン) × 東京クラシックプレイヤーズ(ハクジュホール)←浦川先生が弦楽合奏で作品127と130を披露なさいますっ!作品127の弦楽合奏版って、上手くいったためしがないので、大いに興味あり

★東京・春・音楽祭 都響メンバーによる室内楽 メンデルスゾーン「弦楽八重奏曲」(特別編成版)(文化小)←なんとコントラバスを入れる、というとんでもない編成!

★ジャパン・ストリング・クヮルテット(横須賀)←スイマセン、ゴメンナサイ、いけなくてお許しを…

★アルティ弦楽四重奏団 & 萩原麻未(相模女子大学グリーンホール)←これまた、スイマセン、ゴメンナサイ、ホントにいけなくてお許しを…

★レスパス弦楽四重奏団 with 若林顕(狛江)

★寺田弦楽四重奏団(煥乎堂ホール)←全く判らないので気になるです…

★古楽器の響きで味わう ハイドン & モーツァルトの室内楽<当時の様式の管楽器と弦楽器の組み合わせで楽しむ>(横浜山手)←オリジナルのオーボエ四重奏ねぇ…

★イマ・スプリング・コンサート(ムジカーザ)←なんとなんと、本庄玲子さんがピアノ弾いて松田、菅野とメンデルスゾーンのニ短調やるというオールドファンなら涙ちょちょ切れのサロン

★アンドラーシュ・シフ(彩の国埼玉)←ピアノ系の方の大本命でしょー

★日本オルガン研究会 第8回 日本オルガン会議「21世紀のバッハ像ー作品と楽器をめぐって」第2日(ICU教会)←ホントに暇なら、こういうのをちゃんと眺めないとねぇ

★赤塚不二夫祭 これでいいのだ!!<渋谷の春休みなのだ〜「天才バカボン」&「もーれつア太郎」50周年>(渋谷区文化総合センター大和田)←ひぇぇ、れれれのれぇえええ!

いやはや…なんなんでしょーかねぇ。「クラシック音楽は客がいない斜陽産業」なんて嘘じゃん!

さらに、ここにはない関係者のみイベントなのだけど、「新浦安駅前音楽ホールの試演会初音出し」というビッグイベントもあるし。

こうなってくると、もうどうしたら良いか判らぬ。そういうときには、「忙しいんでどれにもいけません、ゴメン」と叫んで布団を被ってしまうか、「銀河英雄伝説」Blu-rayを頭から眺め始めるに限るわけですが…まさか原稿が一段落してしまったのでそういうわけにもいかん。

で、結論。こちらに参上させていただきますです。
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どうしてまた、って?そーねぇ、まあ、敢えて言えば、所謂有名な人やらちゃんとした団体は、やくぺん先生なんぞがわざわざ足を運ばずとも、それなりにお客さんは集まるだろうし、それなりに批評なりが出るでありましょう。優人氏の《マタイ》とか、オケの定期とか、学生オケ連まらろくとか、聴くべき人はいるだろう。浦安の大イベントも、いろんな人がいっていろんなことを仰るでしょうから、それはそれで大丈夫。室内楽では、巨匠連はそれを楽しみになさっている方がそれなりにいるのでOK。

となると、若い連中の弦楽四重奏、それもそれなりに知ってる奴らがちゃんとした会場で弾かせて貰えるのだから、それを見物に行かぬわけにはいかんわいな。珍しくも、うちのお嫁ちゃんも来られるというしさ。ちあみに、次点は浦川先生アンサンブルの作品127。これは完全に純粋な興味から。何年か前、大阪交響楽団で巨大弦楽合奏で聴いて、いやぁ、この曲はガリツィン・セット&131,135の中でも飛び抜けて弦楽合奏には不向きだなぁ、と思ったもんでして。浦川先生が、あの低音抜きみたいな響きをどう処理するのか、スゴく関心がある。問題は、恐らく客席は生徒さんでは埋まるだろうが、同業者が誰も聴きにいきそうにない、ってことでして…

なんだか、明日もこんな感じなんだわなぁ。いやはや…

さても、出かけましょか。葛飾から狛江はホントに遠いです。久しぶりに、♪はーるののがわはさらさらいくよ…

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日本国国歌には公式管弦楽譜がない…らしい [音楽業界]

今週はかなり難しい作文が本日締め切りでふたつあり、全く終わっていないどころかアウトラインもまだまともに出来ていない状況だった昨日夕方過ぎ、某編集部から編集長じきじきに「明日、秦野市文化会館まで取材に行ってくれないか」という話があり、なんせ今月はトンヨンの音楽祭を記事にするようねじ込んでしまったという状況もあって断るに断れず、本日締め切りの編集部には「ゴメンなさい、金曜朝まで待って」と御願いし…かくて報道ヘリが永田町上空をブルンブルン飛びまわる様を大川越しに眺め、その永田町で乗り換えて延々、遙々秦野に至ったのであった。横田に居座ってたミサゴ君が当初予定通り今週も東富士で演習やってたら、確実に頭の上を舞ってたろーなー。

何の仕事か、まだきちんとリリースもでていない話なので、まさかここに書くわけにはいかんです。スイマセン。でも、絶対に記事にしないであろう興味深い話があったので、記しておきましょうぞ。ま、問題になるようなことではないでしょうし。

ぶっちゃけ、某オケと某合唱団が某指揮者さんで録音するのの見物とインタビューのお仕事でした。詳細は記せませんが、このプロジェクト、「国歌」を録音するというのですわ。これがプレイバック風景。うん、全く問題ない、ってか、誰が指揮者かを含め、なにがなにやら判らん写真だわい。
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へえ、こんな人が編曲してるんだぁ、なんて面白いもんも録音しているのだけど、ま、それはそれ。

楽屋でオケの、もうこれはばらしてしまうけど、日本フィルのスタッフと今回の録音絡みのことを話していて、…国歌ってオケは結構弾くもんなんですか、今日眺めていても、楽譜はいろいろ大変そうですね。楽なのは自分が税金払ってる国くらいでしょ、わーっはっはっは…

ったら、オケの方、応えて言うよう、「いえいえ、なにを仰るやくぺんさん、それがねぇ…」

聞けば、日本フィルは《君が代》オーケストラ版楽譜は当然持っているわけだが、なんとなんと、近衛秀麿編曲の譜面だそうな。へええ、まあ、確かに日本フィル創設初期にはABC響解散後の近衛氏が関わってきて、今月の「音友」のあけさんと日本フィルの記事などにはまるで触れられていないけど、それなりに関わろうとしたこともあったという経緯がある。となれば、近衛オーケストレーションの《君が代》を持っていても不思議はない。でも、それをずっと使っているって、そんなに近衛さんに操を立てる必要もなかろーに。「国歌国旗が法制化されたとき、当然、文化庁かどっかにきちんとした楽譜がないと法律として成り立たないわけでしょ。となれば、それの公式オーケストラ版とかを使えばいいじゃないですか、どうしてそれを使わないの?」

解答。極めて明快。「どうも、そういうもの、ないみたいなんですよ。」

へえええええ…日本国国歌には、公式なオーケストレーション譜は存在しない、らしい、とのこと。

おいおいおい、そういうもんなのか。普通に考えれば、法務省か文化庁の公式webサイトに行けば、ピアノ伴奏版、オケ版、それにブラスバンド版(軍楽隊版)など、各種譜面が揃ってるだろうと思っちゃう。今の今まで、そういうもんだと信じておりました。

これって、まずいんちゃうねん。それとも、「国歌」って、そんなもんなんでしょうかね。ともかく、ありものでいいから「これがオフィシャル版です」ってもんを決めちゃうくらい、あっという間のことでしょう。そうしない理由はないと思うんだけどなぁ。

…ところで、日本含め諸国の「国歌」って、演奏するとやっぱりJASRACが来るのかしら?

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SQ限定:ラ・フォル・ジュルネの功績 [弦楽四重奏]

どうもこのところ、所謂日本のゴールデンウィーク(まだ死語ではないんですよねぇ)の頃には日本列島にいない、若しくはいてもマスオさん(←確実に死語!)してるお嫁様ご家族のファミリー行事にお付き合いするのが恒例となっており、有楽町にやってくる移動音楽遊園地には顔を出せなくなってます。そもそも、まだ海の物とも山の物ともつかず、評論家先生や書き手ばかりか、聴衆も「なんなんだい、これは?」って訝しげな顔をしていた初回にだけしか本気で覗いておらず、大川挟んで対岸の鉄砲洲稲荷の例大祭の裏番組にしか思えないまま今に至ってるところもあり、えらそーに話が出来るネタがあるわでもない。こんなこと書いてたのも、懐かしいなぁ。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2005-08-16
とはいえ、今年は連休明けに大阪国際室内楽コンクール&フェスタが控えていて、その先の怒濤の日程も鑑み、連休中は帝都にいることになりそう。

ってわけで、久しぶりに、有楽町のお祭りの切符を準備するか、と思ったでありまする。そういえばこの前の金曜日、佃からJTまでダラダラ歩いたら、途中の有楽町で「明日から発売」って、こんなブースを一生懸命作ってたわけだしさ。
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とはいうものの、あたくしめとすれば、このお祭りで関心があるのは、まあぶっちゃけ、「知ってる奴が弾いているじゃないかぁ!」と「なんでまたこんな妙てけれんな曲をおやりになるんじゃ?」の2点のみ。ま、判りやすいといえば判りやすい関心でんな。

で、またルネマルのお気に入り、Qアマデオ・モディリアーニが来てるのかな、なんてサイトを眺めたら、へえ、今年はQアルデオとQプソフォスですかぁ。でも…プソフォスにあんちゃんたちが半分も加わってるじゃないの!アルデオ、アジア系の女性が半分も入ってるじゃないの!

この有楽町初夏の移動音楽遊園地、やくぺん先生的に最大の功績は、「ちょっと無理だろー、というような弦楽四重奏団やピアノ三重奏団をさりげなく連れてきちゃって、さりげなく無茶な曲をやらせてくれちゃう」ってところにありました。なんせ、裏方の皆さんとだーれもいないプレスルームに陣取って「何人来るかなぁ」なんてハラハラ眺めていた初回は、無謀にも日本国で初のフランス系団体によるベートーヴェン全曲演奏でQイザイ、その後も、ミュンヘンARDで勝ったばかりだが日本に来る予定などまるでなかったエベーヌQ(なんか、エベーヌはQを後ろに付けちゃうです)初招聘やったり、何故か知らぬが元ペンギンでドヴォルザーク初期(でしたよねぇ、記憶が…)やったり。なぜか韓国では異常な人気のヴィオラのオニール様のクァルテットにエリック・シューマン様が入ってる団体やったり。

ぶっちゃけ、カリスマのチーフ・プロデューサー氏がピアノが本職なんで、この辺りの室内楽は適当に見繕って、という感じがありありで、それ故にパリでこのくらいのお値段でいろいろやってくれてそれなりにちゃんとした若手、という連中を聴くことが出来たわけです。これはこれで、非常に有り難かった。それなりの歴史を重ねてきて、エベーヌみたいにうんと偉くなっちゃって…という例もあるけど、そこはそれで普通ならフランス語圏以外ではダメだろってQアマデオ・モディリアーニをしっかり引っ張って来て後釜に据えたり、ルネマルさん、大向こうにハッタリ吹きまくる単なるカリスマじゃなく、それなりに地味なプロデュース仕事もきっちり出来ていた。

どうやらこの数年は、日本語では当電子壁新聞くらいでしか話題にされることもなかったアルデオ嬢らなんぞまで来られているようで、いやぁ、有り難いことでありまする。

とはいえ、これくらいの世代、コンクールを終えていよいよ本格的なキャリアをやりたいが、まあ弦楽四重奏やろうなんてそれなりに弾ける奴らが4人もいればいろいろあって当然で、オケに入ったり、子供が出来てそっちをやらにゃならかなったりと、コンクールの舞台で出会っていろいろ話をし、その後も「日本でどっか売り込めない?」ってメールが盛んに来ていたような奴らは、弦楽四重奏会社として波瀾万丈な経営を続けたり、続けられなかったり。プソフォスもアルデオも、コンクールの頃に知った顔がもうどれがどれか判らぬ状態で、正直、「全然知らんわ、こいつら」って感も否めない。

ま、それはそれ。

そんなこんなで、ホントに行けるか分からぬが、ダメでも譲る相手はいっぱいいるじゃろ、って気楽な気持ちでアルデオさんとプソフォスさんのチケットを眺めに行くと、おおお、なんということでしょう、もうQアルデオのシューマンは売り切れじゃああーりませんかっ!へええ。プソフォスのアダムスはなんとか確保し、4月から5月のジョン・アダムス月間(《シェーラザード2》は大阪にいて聴けないのだが)の最後を飾っていただくことは、なんとか辛うじて叶いましたです。

世間の皆様に、普通の興行では絶対に招聘など出来ない若手から若い中堅どころの団体を沢山聴かせてくれたこの音楽移動遊園地、役割は果たしたという厳しい声はあるのは百も承知で、敢えて「頑張って下さい」と言おうではありませぬか。「フランス系若手室内楽枠」が複数あるイベントなんて、他に考えられませんから。

とはいえ…ホントに行けるのかぁ、この日。

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現実的に考えれば… [弦楽四重奏]

一昨日は神田川大曲畔でモーツァルトとベートーヴェンの管とピアノの五重奏を聴き、昨晩はマッカーサー通り入りっ端でベートーヴェンの弦楽トリオとハ短調の弦楽五重奏(ハ長調、の間違いじゃないですっ!)、それに作品127と聴かせていただき、なにやらみょーに充実した春の始めの晩でありました。前者は、隣にお座りになられた某誌編集長様から「レポート書いてね」といきなり放り込まれちゃったんで、記すわけにはいきませんけど、この興味深いラインナップの二晩、自分の為のメモを記しておきますです。ぶっちゃけ、中身というよりも、「ああ、現実的に考えれば、このやり方しかないのだろーけどなぁ…」って夢のない話ですので、悪しからず。

ええ、昨晩のJTの演奏会、正直に言えば、まず殆どライブで経験は出来ないハ短調五重奏を聴くのが目的でありました。なんせ、「《ハープ》やらも書いていた頃のベートーヴェンのところに、アマチュアさんが作品1の3のピアノ三重奏を弦楽五重奏にしたんだけどどんなもんでっしゃろか、と持ち込んで来て、それを眺めておいおいおいと思ったベートーヴェン先生が手を入れて作品104として出版した」という奇妙な経歴の楽譜なわけでありまして、実際、ライブで接すると、やられないのにはわけがあるなぁ、と実感したであります。とほほ、とまでは言わないけど、第3楽章のトリオのファーストとチェロのやり取りなんて、これはあり得ない、ってもんだもん。終演後、クァルテットと加わって労多くしてなお仕事をなさって下さったヴィオラの瀧本麻衣子さんと顔を合わすや、いやぁああああ、って(苦笑)になってしまったです。はい。ま、こういうもんもあったんだなぁ、ということ。

それはそれとして、話はそこじゃぁない。JTの演奏会でメイン出演者となった、弦楽四重奏葦、という団体について。

この団体、こういうメンツ。
http://earts.jp/archives/566/
要は、チェロで藝大の先生で、何を隠そうやくぺん先生葛飾オフィスのご町内住民(おお、個人情報漏洩!)たるチェリストさんが、ボルドーから帰国してからいろいろやってらっしゃったわけだが、がっつりベートーヴェンの弦楽四重奏弾きたいということで名古屋は宗次ホールに話を持って行き、じゃあやりましょか、って始まった団体であります(←事実関係の間違いがあったら、名古屋方面の方、突っ込んでね、宜しく)。どういう経緯でこうなったか知らないけど、なんせファーストがかの白井圭氏となれば、これはもうぼーっとチラシを眺めているわけにもいかんでしょ。

なんせ、昨日の五重奏なんて、5人の演奏者のうちの3人が、それぞれ違う団体のメンバーとしてメイジャーな室内楽コンクールに出演し、そこそこ結果も出している方。当電子壁新聞を立ち読みの方には説明など不要でしょうけど、一応記しておけば、白井氏はなんとも大層なメンツのクァルテット25(白井圭、井上静香、村上淳一郎、門脇大樹)でゆふいんに来て、渡欧後にミュンヘンARDのヴァイオリン部門で最高位になっただけでなく、ピアノ三重奏でセミファイナルまで進出している。ゴールドベルグ三銃士のトリオ・アコードは、来月、復活演奏会がありますし。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2013-09-07
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2011-05-22
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2009-09-15
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2007-02-06
チェロの中木健二氏は、ボルドー大会が大劇場でやってた最後の回になんともとんでもないファーストを要した団体で出て来て、ツェムリンスキーQの優勝はまあ順当として、ザイーデやらガラテアを押さえて2位になって吃驚。このとき。スイマセン、中木氏のことはなーんにも触れてません。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2010-05-16
瀧本さんがミュンヘンARDや大阪、レッジョで頑張ったヤーナQのヴィオラだったことも皆様ご記憶にあるところでありましょうぞ。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2013-07-31
そういう人達が、「ベートーヴェンを弾きたい」という理由で集まる。当然、個々の素材としての潜在力はもうとてつもなく、印象としては変ホばっかり鳴ってた感じの2日間の最後に、弦楽器だけでドッカーンと響く作品127の冒頭を耳にしただけで、「ああああ、こりゃホンモノ」ってばさ。

無論、そこから先の長い時間が全てそういう具合にいくわけではないにせよ、なんであれ素材としての優れもの感はたっぷりでありました。とはいえ、逆に、それだけに、「ああ、この人達が、このレベルからスタートして常設とまではいかぬとも、せめてかつてのハレーQとかくらいにきっちり活動が出来ればねぇ」と思わされることしきり。

考えてみれば、世間の人が「常設団体」と思ってる著名クァルテットにしたところで、実体は「年間に3回、1ヶ月ほどづつ練習、録音、ツアーの日程をきっちり組んで動く」という団体は数多い。かのオーストラリアQがその典型例だし、エマーソンQもハーゲンQも、今やそういうやり方です。それで60回くらいの演奏会、それも殆どがほぼフルプライスで貰えるきちんとしたツアーならば、それはそれでしっかり成り立つわけです。

この団体、ひとりはフリー、ひとりは藝大の先生、あとはオケ、というわけですから、せめて年に2回くらい、3週間くらいの「クァルテットとしての日程」を作れないものなのかしら。今は、それに近い形でやろうとしているのでしょうけど。

昨日、会場でご一緒した某主催者の方とも、「結局、こういう風にしか出来ないんだよねぇ、現実的に考えると…」とまだまだ春は名のみの帝都の夜空を仰いだ次第。無論、視野の向こうにある文部科学省や文化庁に「なんとかしてくれ」などとデモをかけるつもりなど毛頭ありません、はい。

春、まだ通し。ってか、この業界、永遠に春はやってこない…のか。

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4月は君も音楽祭 [たびの空]

昨日、某ホールで某誌編集長さんから「文春に出ましたね」と記事を示していただき、バタバタしてたので中身は読まず記事の大きさと扱いだけを遠目に眺め、「ああ、こちとらとすれば大騒動だけど、天下の文春さんからすればこの程度のことなのかぁ」とあらためて現実を認識し、いろいろ思うところも多い今日のこの頃、皆様、いかにお過ごしでありましょうか。税金も終えて気持ち爽やか春の宵。

さてもさても、本来は「書いてあることはみんな嘘、信じるな」をモットーとする当私設無責任電子壁新聞、上野の御山を下った辺りのことはともかく(全然ともかくじゃないんだけどさ)、毎度ながらのアホなどーでもいいことを綴るのであるぞよ。

ちょっと気を抜いていたら目の前にやらにゃならん作文、結構中身として面倒なものもあれば、良く内容を眺めずに安請け合いしたら「チラシ裏原稿はこの連休明けまでに御願いします」などとオソロシーことが記されているメールがあったり…そんなこんなお仕事バサバサ山積みになっているところに、ギリギリまで(ってか、フリーの方ならお判りだと思いますが、3月15日過ぎないと)考える気にならん面倒な日程調整作業に押っ取り刀で手を付けたら、あれよあれよと面倒なことになり、4月の1週にトンヨンに行くことになりました。ホントはどっかり腰を落ち着けてフェスティバルの最初から眺めるべきなのでしょうけど、こんな社会的には綿毛の如く重みも必要もない我が身なれど、流石に諸事情で抜けられないこともあるわけでありまして、さてもどうするか、どっかに不義理をするか、それとも身体とお財布を張った無茶をやるか、なかなか厳しい選択に迫られたわけでありまする。

かくて、日本全国新入生が希望に胸弾ませ新たな学舎へと桜の下を元気いっぱい歩んでいる卯月第1週、6月までは日本列島を離れる予定なし、なんて断言あっさり撤回し、以下のような日程に相成った次第。メイジャーマイナー取り纏め、音楽祭三連発+αじゃ。

4月4日:「東京・春・音楽祭」東京文化会館 午後3時 《神々の黄昏》
4月5日:「ながらの和 室内楽音楽祭」千葉県長柄町 午後2時 Qエクセルシオ
4月6日:「トンヨン国際音楽祭」トンヨン・イサン・ユン・ホール 午後7時半 《リゥ・トゥンの夢》(←《シムチョン》だ、という情報もあり、よーわからんぞ!)
4月7日:移動日
4月8日:クァルテット・ソレイユ第1回沖縄演奏会 浦添市てだこホール 午後7時
4月9日:「東京・春・音楽祭」齋藤秀雄メモリアル賞記念演奏会 石橋メモリアルホール 午後2時

おいおいおいおい…

ともかく、これ、やりますので、皆様、やくぺん先生がどこで爆死するか、笑いながら眺めて下さいな。

いやはや…ほんと、いやはや…アホだわ、こいつ。

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こういう曲をやるソリストを讃うべし! [現代音楽]

宣伝、というか、礼賛ですっ!

明日明後日、大阪フィルの定期演奏会で、チェロの宮田大氏が尾高尚忠のチェロ協奏曲を演奏します。
http://www.osaka-phil.com/concert/image.html

コンサートの詳細は上のチラシをご覧になっていただくとして、とにもかくにもこの無責任電子壁新聞で言いたいのは、「宮田君、偉い!」であります。

ソリストというのは、海千山千のオーケストラの面々を背に、ちょっとでも間違ったらネットで悪口を書いてやろうと楽譜抱えて待ち構えている客席の聴衆に向かい、面倒この上ない楽譜をきちんと音にし、さらには山のように遺された先達の名演に、少なくともその瞬間は匹敵する、はたまた凌駕する、と感じさせる音楽をやってなんぼ、という商売をやってるわけですな。まあ、ホントに厳密に言い出せば世界に数十人しかいないお仕事なわけで、そんな特殊なことがやれる人だけがやってると考えればそれまでなんだろうけど、でもやっぱり、とんでもないお仕事であーる。

ナクソスなんぞが次から次へと妙なレパートリーを音にしてくれてしまい、気持ちとしてはありとあらゆる音楽文献が貴方のパソコンなりスマホから音として聴けますよ、って状況になってしまった21世紀の今、すれっからし聴衆は次々と新しいレパートリーをライブで聴くことを求め、主催社側もたまにはそれに応えねばならないと考える。で、ソリスト様とすれば、若い頃から先生に叩き込まれたり、学校できちんと習って、自分の音楽としてがっつり身に付けた協奏曲じゃなくても、弾かねばならないことがある。普通は、「いやです」と言えば済む。でも、そうは言わない方もたまにはいてくれる。

というわけで、明日明後日は尾高の協奏曲を聴きに大阪フェスティバルホールに行くべし、ってことになる。第2次大戦中に書かれたドヴォコンに匹敵する巨大な協奏曲、ときいただけで、もうただものではないとお判りでしょ。あ、YouTubeにこうさんの演奏があるじゃないか。まずは、お聴きあれ。
https://www.youtube.com/watch?v=NZf7T1w_pPg

宮田氏のマネージャーさんに拠りますと、流石の宮田氏にして聴衆の皆々様の前にきちんとした音楽を伝えるためにギリギリの闘いをなさっているようで、それも一重に「ひたすら師のため」だそうな。なにせ、急遽CD録音も決まったそうで、さらにプレッシャーは強まり…

そんな中でもしっかり「勝ち」に行けるのが真のソリスト。ぐぁんばれ、宮田くん!大阪近辺の方、宜しくぅ。

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上野学園騒動朝日に出ました [音楽業界]

本日、朝日新聞のweb版に、音楽記者の吉田純子氏の著名で上野学園に関する記事が出ました。紙版でどう扱われているかは未確認です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170315-00000014-asahi-musi
なぜか朝日本体のページにはアクセスがしづらくなっているので、Yahoo!が引っ張ってきているページを貼り付けておきます。

記事の書き方から

★学校側は朝日新聞の吉田記者の問い合わせに「代理人」を通して応えていて、現理事長や学長などの解雇決定を直接行った当事者とは話が出来ていない。
★横山氏とは話が出来た。
★昨年、既に辞している下野氏と連絡を取ったかは不明。

ということは判りますね。それ以上の学内関係者、文部科学省関係者への取材があったかも、記事からは不明です。少なくとも小生が極めて狭い範囲で聞き及ぶ限り、吉田記者からの取材があったという話は聞いていません。また、この記事では「同大で実質的に懲罰人事といわれても仕方ない降格人事が発表されている」という調べれば直ぐに判る事実に触れていないのは、流石にそこまで書くわけにはいかないということなのでしょうか。ここまで客観的に書いて下さって感謝するしかないと思いつつも、大新聞というメディアの難しさも感じざるを得ませんです。

いずれにせよ、これまではサンケイが散発的に出していただけだった問題が、朝日に出たことは意味があるでしょう。

なお、横山氏解雇発表のタイミングが来年度新入予定者の入学金納入締め切り日程と関わっているのではないかという疑念(ぶっちゃけて言えば、「横山さんに習いたいと思ってピアノ科を受けた学生の親が入学金を納めてしまい、もう返せなくなってから発表したのではないか」という疑念)に関しましては、同大学入試要項がweb上でまだ公開されておりますので、ご関心の方はご自分でアクセスし、それぞれにご判断願います。これは事実関係というよりも、学校運営の職業倫理上の問題でしょうからねぇ。無論、だからもっとタチが悪い、という考えもあるわけですけど。

[追記]

某所からの情報で、文春が出すそうです。既に15日夕方に「文春オンライン」にヘッドラインがアップされました。いろいろいいたいことはある書き方だし、何故このタイミング、と思わないでもありませんけど、とにもかくにも、ご関心の方はご覧あれ。
http://bunshun.jp/articles/-/1764

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