アートマネージメント業界関係者の皆様。
昨日昼、これから芸術をこの世の中でどうやって位置づけていくか、私たちが生きることに音楽や美術がどんな意味があるのかを、一生かけて真面目に考えていこうとしていた若者が、全く理不尽に殺されました。「命を落とす」とか、「なくなる」とかじゃなく、敢えて「殺された」という表現を用います。ご遺族にはとても失礼だし、ことによると神経を逆なでする言葉かもしれませんが、事実をしっかり認識するために、用いさせていただきます。
厄偏庵のもうひとりの住人、うちの奥さんの、藝大の生徒でした。
昨日の秋葉原の事件は文字通り他人事ではなかった、でも、この事実をどうやって受け止めればいいのか、正直、今の小生には判らない。この瞬間に小生に出来ることは、せめて同業者や関係者の皆様が何かを考える切っ掛けにしていただけるかもしれないから、事実を「伝える」ことだけしかない。
新聞や報道に並ぶ名前のひとつひとつは、なにも関係ないといえばそれまでなんだけど、関係ある人にはもうどーしよーもないくらい関係がある。
神様は、ときに、こういう滅茶苦茶なことをなさる。数ヶ月前、津田ホールの地域創造のプレゼンテーションで同じ数時間を過ごした若い命が、今は、ない。
アートマネージメントを学ぶ全ての学生達よ、彼女の分まできっちり生きて下さい。彼女のことをまるで知らなくてもかまわない、同じ勉強をしていた、というだけの理由で十分ですから。
せめてそうでもしなきゃ、なんでこんな…
2008-06-09 02:09
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幟が立つ場所(やくぺん先生うわの空 2009-05-04 11:41)
引っ越しの間中入院していたパソコンを引き取りに秋葉原まで行き、皐月の風に賑わう電気街大通りを往けば、あの場所にこんな幟が立ってます。 そう、ゴールデンウィークが開ければ、神田明神のお祭りで、秋葉が原には初夏がやってくる。 http://www.kandamyoujin.or.jp/ka…[続く]
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無茶苦茶なことです、ほんと。
彼女はとても魅力的な人物でした。
ご紹介してくれて、ありがとうございます。
武藤舞の友人
by NO NAME (2008-06-09 03:55)
そうだったんですね。関係ある人の名前・・・だったんだ。
何と言えばいいのか・・・・言葉が思いつきません。黙祷。
by 皇帝きむち (2008-06-09 09:19)
武藤さんのご友人様
もしもあなたが、本日月曜日の午後に晴海でのアウトリーチプロジェクトのことで嫁らと打ち合わせをする予定の方だったとすれば、お願いですから、武藤さんのために、きっちり打ち合わせを行って下さい。ショックで学校に行けないかもしれませんが、お願いですから、学校に来て下さい。
自分がこんな事になっちゃったからみんながすべきことが出来なくなっちゃったら、それも彼女が一番やりたいと思っていた類の新しいプロジェクトに影響を与えちゃったら、彼女はとっても残念がると思います。
残された者は、彼女のためにも生きねばならない。ましてやプロならば、なおさらです。自分がすべきことをきっちりするのが、彼女への最大の供養です。
by Yakupen (2008-06-09 09:23)
大学時代の先輩が彼女を大学で教えていたことがわかり、先ほど
先輩のお宅に連絡をしました。教えていた先輩も大変なショックを受けられています。
このような理不尽な事件・・・もう言葉が浮かびません。
by torutrb (2008-06-09 17:38)
今回の事件で一番困るのは、みんなの憤りや焦燥感をどこにももっていけない、ということにあります。
犯人を糾弾したところで、残念ながら若い命は戻らない。自分の怒りを別の人にぶつける自分らのための行為にすぎないし、なによりまた、別の風に苦しんでいるだろう犯人のご家族をいっそう苦しめるだけかもしれない。
故人をご存じのある演奏家の方から、追悼演奏会についてのご提案がありました。
まだ、今の時点でどうこうというものではありません。でも、そんな気持ちをもった音楽家の方がいる、ということだけはここに記しておきます。多くの遺された者達が自分なりに事態を整理し、納得できないなりになんとか心に納めるために必要な時間が過ぎ、そして、彼女がこの地上にいたことを思い出さねばいけない瞬間になったら、そういうことを考えることもありだろう、と思っています。
by Yakupen (2008-06-09 20:46)
彼女と同じ美術学部の学生です。
彼女と言葉を交わした記憶はありませんが、
同じキャンパス、同じイベントで時間を共有した人でした。
直接の交流は無くても、今回の事件の加害者を許せないとか、そういう想いを通り越して、とにかく悲しみでいっぱいです。
けれども、同じように彼女のことを考えている人がいるんだなあと思うと、
明日からまた笑顔でがんばれるような気がします。
書き込み失礼しました。
彼女のご冥福をお祈りします。
by gakusei (2008-06-10 02:20)
gakusei様、お願いがあります。今度のことで貴方が感じた悲しみを、貴方の創造にかえてください。貴方が武藤さんのご冥福を祈る方法は、それしかないと思います。
もちろん、形になるためには長い時間がかかるかもしれない。でも、その間、そして作品が世の中に存在する限り、武藤さんは貴方と一緒に生きてる。とても幸せな生き方をしている。
by Yakupen (2008-06-10 12:03)
若い才能の芽が、あんなむごいかたちで摘み取られ、ご本人はさぞかし無念だったことでしょう。
わたくし、もう十数年前になりますが、大阪で美術を学んでおりました。
4回生のこの時期といえば、自分のやるべき事の方向性も決まり、自信と期待で胸が膨らむ充実した時期でした。
武藤さんも、そいう思いでいっぱいだったと思います。
この事件は私にとって、かなりショックでした。
彼女の無念さを思うと、涙が止まりません。
場所や時代こそ異なりますが、芸術を志す同士が居なくなった思いです。
彼女がやり残したこと。
学生達が立派に引き継いでくれることを信じています。
彼女もそれを望んでいると思います。
怒りや悲しみをどこにぶつけていいものか…
こういう事件は、二度と起こって欲しくないものです。
面識もない者が、長々と失礼いたしました。
by あつし (2008-06-23 00:18)
やくぺん様のgakuseiさんに対するコメントに感動しました。
この素晴らしいお言葉を、私のブログに引用させてもらいました。
この事件で傷ついた方々に読んでもらいたかったからです。
この事件で、やるせない思いを持て余していた自分に、少し希望が出てきました。
ありがとうございました。
by あつし (2008-06-23 23:38)