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ラズモ・ラズモ・ラズモ [弦楽四重奏]

昨晩のハーゲンQのいかにも時代の流行にしっかり敏感なハイドンを以て秋の弦楽四重奏シーズンが始まりました。さあ忙しや、忙しや。

ちなみに、昨晩のハーゲンQの作品135は、音を聴く限りヘンレ版みたいでしたね。もの凄く混んでたんで、後から楽屋行って楽譜眺める、なんてブルックナーオタクみたいなことは出来ませんでしたけど。譜面見えた方、何を使ってたか判ったら、教えて下さいな。

さて、秋冬シーズンの東京、いくつかのハイライトがありますが、個人的にはなんといっても、あたしがどんなに騒いでもだーれも相手にしてくれなかった21世紀のヴィーン系一押しアイドル団体、かのミネッティQの初来日ですっ!西欧系&中欧系の可愛いお嬢さんふたり、そこそこイケメン、それに空気読んだカントリーボーイ、って絶妙のバランス。中身だってしっかりマイスル先生の薫陶を受けた派手すぎないヴィーン系。ちょっと無茶することもあるけど、古典からモダンまできっちりカバーしてるぞ。見てくれも中身もばっちりだ!来日をきっかけに人気に火が付くかっ!←ああ、また笑われる…
http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/20081101.html
http://www.minettiquartett.at/englisch/eindex.html

も、ちょっと真面目な方にも叱られないハイライトは、やっぱり今晩から年末までの「月に一度はラズモ全曲」フェスティバルでしょーねぇ。

なんせね、本日9月30日の上野文化会館小ホールでのロータスQによる演奏を皮切りに、衆議院選挙で大騒ぎかもしれぬ11月3日には晴海で古典Q。そして世の中がどうなってるかまるで見えぬ大晦日には、再び上野に舞台を移し「年末ベートーヴェン中後期大会」の中でクァルテット・エクセルシオが。それぞれ、ラズモフスキーセットの1番から3番までをどかーんと全部弾いちゃおう、って大盤振る舞いをやってくれます!なんなんだ、この街は!

晴海で古典Qが最初のベートーヴェン・チクルスをやったときに「ラズモフスキー3曲一晩で一挙演奏」が空前の壮挙として大騒ぎになったは、まだホンの数年前のこと。それが今やまるっきり当たり前みたいに、ほぼ毎月1回のペースでやられようというのですから、世の中どーなってるのか。メガマックだとかメガ牛丼が当たり前になってきた世界に、クァルテット業界も対応しているのか?

ところで「ラズモフスキー・セット」といえば、今、クァルテット界では最も注目の集まるムジークであることは、当電子壁新聞を立ち読みの皆々様にはいうまでもなかろーて。そー、つい先頃、お騒がせジョナサン・デル・マー先生校訂の新ベーレンライター版総譜セットが出たばかり。ええ、あたしだって早速ベルリンで19,95ユーロ也で買って参りましたよ。流行もんですからね。詳細に関しては、こちらのアカデミアさんの解説をどうぞ。ヘンレ版との違いやその根拠については別売りの校訂報告を買わなきゃならないってのは、ちょっと愛好家の足下を見透かした商売じゃないかね、ベーレンライターさんよ。
https://www.academia-music.com/academia/contents2.php?id=1501532706
かくてクァルテット愛好家諸氏は、右手にヘンレ版、左手にベーレンライター新版を掲げ、はたまたipodには買ったばかりのエンデリオンQの全集からデータをダウンロードし、さああ向かえや上野へ、はたまた晴海へと!

もう一度確認します。以下が2008年秋のラズモ全曲祭りのラインナップ。突き進めぇ、べーとーう゛ぇん!2番の終楽章のギャロップ、3番終楽章のフーガ、落っことすなよぉ!

9月30日:ロータスQ(上野東京文化会館)
11月3日:古典Q(晴海第一生命ホール)
12月31日:Q・エクセルシオ(上野東京文化会館)

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