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キアーラは16歳になった、そして… [演奏家]

今日は騒々しい日だったこと。お昼に学校から帰ってきたら、クァルテットの練習場から戻ったお父さんが料理をしてて、お母さんは午後からホッホシューレの室内楽クラスの準備をしてる。そこに、変な人が来たの。そう、去年の夏の始めだったかしら、イタリアから来て、泊まってった人。お父さんたちのクァルテットがまた日本に行くことになったんで、打ち合わせだかなんだか、ちっちゃな奥さんと一緒にきてた人よ。ジャーナリスト、っていうんだけど、良くわかんない。

何日か前はニューヨークにいて、それからベルリンにいて、明日はイタリアに行くんですって。落ち着かない人でね、喋るのもやたらと早口で。眠い眠い、って言いながらモリモリ食べてる。それからすぐ寝ちゃう。夕方、学校から帰ってきたお母さんと一緒にモーツァルトのディヴェルティメントの練習してたらのこのこ起きてきて、写真撮ったりしてるのよ。変よねぇ、だってこの曲はさ、来週、おじいちゃんとおばあちゃんの家……アメリカのオハイオ州なんだけど……にクリスマスで行ったとき、おじいちゃんがやってる音楽協会で弾くことになってる。こんなとこ写真撮って、何の役に立つのかしら。ジャーナリストって、絶対に変よねぇ。
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でもね、いいの。だってあたしも一緒にTOKIOで弾くんだもん。こういう人にはいい顔をしておかなきゃ。キアーラは小さい頃に日本には何度も行ってるんだよ、ってお父さんもお母さんも言うんだけど、あんまり覚えてないわ。みんな良くしてくれたことくらいかな。しょうがないわよねぇ、まだホントに小さかったんだから。でも、今度は、楽器持って行くのよ。お父さんたちが演奏するのは、本屋さんとかがいっぱいあるとこのいつものホールじゃなくて、東京ベイの大きなフィッシュマーケットがあるとこですって。海っていいわ。その会場で、お父さんたちは4回も弾くのよ。それだけじゃなくて、まわりの小学校に行って弾いたりもすることになってる。そこで私の出番、ってわけ。

そう、お父さんたちのクァルテットと一緒に、シューベルトの五重奏を弾くの。ちょっとスゴイでしょ。でも、この前も、アメリカで弾いたのよ。ヴィザがなんとかかんとか、って、私はアルバイト代をもらえなかったわ。でもいいの、シュテファンおじさんと並んで弾けたんだもの。とってもすごいチェリストで、私、とっても尊敬してる。だけどさ、練習のときにいつも携帯電話が鳴って困るのよねぇ。お父さんたちはもう慣れっこみたい。なんだか変な人ばっかりね。

さあ、これからピアノの練習に行かなきゃ。え、帰ってきたら私にインタビューしたい、ですって!ワオ!インタビューなんて、初めてだし、どうしましょ!

「HARUMIの学校の皆さん、チェリストのキアーラです。6月の始めに、カルミナ・クァルテットと一緒に皆さんのところに行って、演奏します。サポーターの皆さんも、よろしくね!」
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キアーラ・エンデルレ。16歳。高校に通いながら、プロのチェリストとしての道を歩み始めている。父はカルミナQの第一ヴァイオリン奏者マティアス・エンデルレ。母は同じくヴィオラ奏者のウェンディ・チャンプニー。両親及び愛犬ジンジャーと共にチューリッヒ在住。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2007-06-19
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