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神話を歴史にする仕事 [ゆふいん音楽祭]

昨日からの京都での聞き取り取材を以て、新しい単行本作業が本格的に始まりました。まだ出版社側との契約は済んでいませんので正式なアナウンスは出来ませんし、内容の詳細は語れませんが(ってか、カテゴリーが「売文家業」じゃないことでモロバレ)、ともかく、久しぶりの数ヶ月スパンの仕事です。もうちょっと体力のあるときにやりたかったけど、この10年は出版業界が大きく変貌していくときで、小生が本職とする類のドキュメンタリー系出版が絶滅する瞬間だったために、全く仕事がなかった。今回も、普通の意味での資本主義経済活動に則った出版ではありません。ま、今や殆どのクラシック音楽演奏会も興行としては成り立たないことを前提に始まるわけで、根っこは同じだけどさ。

今回のテーマは非常に明快です。過去30数年、多くのことが語られてきたけれど、その殆どが「神話」であり、「民間伝承」にすら近い状況のまま「事実」やら「関係者の言葉」として流布し、様々な文献に記されてきた事柄をきっちり検証し、吟味し、21世紀10年代という時間の中に「歴史」として位置付けるのが仕事。無論、その結果、新たな神話を描くだけになるとの批判は全うこの上ないのもであり、そう言われたらその通りとしか言いようがないわけだけどさ。

遙か日本列島は大分、別府の裏の盆地へと続く物語のひとつの出発点は、ここにあります。
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なぜこの場所が最初に登場せねばならないのか、なぜこの温泉町を語るのにギュンター・ピヒラーやハット・バイエルレの名前が出てくるのか。それは1年後のお楽しみ、ということで。

ανδρα μοι μουσα

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Minochan

Άνδρα μοί έννεπε, Μοΰσα
ですね。
by Minochan (2011-10-21 15:48) 

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