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The Battles over Persimmon~人はどこまで自然に介入すべきか [葛飾慕情]

深遠な考察でありまするっ。

ええ、数日前から、新年初荷締め切り今週末の資料調べがいっぱいある原稿のため、葛飾オフィス厄偏舎に泊まり込んでおります。

風はそれなりに強いけど、柿の木の下の物干し台で日に当たっていればウラウラと、このまま死んでしまってもいいわなぁ婆さんや、って感じの良き新年の午後。だけどさ、そういえば、年末来のちちちち、とか、ぴーぴー、とかいうちっちゃな、でもそれなりに騒々しい声が聞こえぬなぁ、と思って周囲を見やると、目の前に幾重にも張られた電線に、ひよちゃんがおる。
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それも、ノンビリと日だまりで毛繕いしているなんて状況ではなく、羽根の先をまるでロビンくんたちみたいにお尻の横にまで出るようにし、身体を細かく揺すり、3つがお互いに連絡を取り合うかのようにきょろきょろしてはひーよひーよと叫び合っている。
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常に飛行体勢に移行可能な、完全アラート状態でありまする。

なんじゃい、とぼーっと眺めてると、柿の木の下の藪の方からちちちちと声を挙げつつ、めじろん夫婦が突っ込んでくる。その姿を目視するや、アラート状態のひよちゃんず、一気に飛行体勢へと移行し猛烈なスピートでめじろんの飛行ラインをブロックする方向に吹っ飛んでいくではないかぁ。めじろん、慌ててトンズラを試みる…

そんなことを延々繰り返してら。

要は、年末にお正月に向けた酉年の干支の皆様(なんかい?)のために、ホントは厳冬期まで出すつもりはなかった蜜柑をお年始で柿の木の枝に突き刺してやったら、あっという間にめじろん夫婦がやってきて喰らい始め、おいおいここはおれんちなんだけど、ってシジュウカラがちょっかい出してた。
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でもまぁ、最終的に食い物はまるで別なので大事には至らず、なんとなく共存しつつ、という感じだった。

だけど、どうやら、年末年始に佃方面から戻らぬ間に、すっかりひよちゃんずが柿の木上空の制空権を完全確保する、という暴挙に出たようなのでありまする。

なんせ、飯が全然違って喧嘩になる筈もないシジュウカラさんまで、制空戦闘に特化しあんたはF-22かスホーイ35かいな、って調子のハイパーひよちゃんずトリオの強烈な防空行動により、柿の木脇のシジュウカラ・レストランへの接近を一切阻まれてしまっておりまする。それどころか、めじろん夫妻の塒たる向かいの家の藪の中やらへまで突っ込んで行っている。

これはまずいぞぉ。

らぷたー・ひよちゃんず(うううん、流石に滅茶苦茶な表現だなぁ)に石を投げてやる、なんてわけにもいくまい。なんせ、めじろんとひよちゃんが蜜柑や林檎を奪い合うのは、まあ自然の摂理なわけでありまして、わしら人間がそこに関与するわけにはいかぬ。「だってめじろんの方が可愛いもーん」ってわけにはいかぬのであるぞよ。「ひよちゃんは日本列島固有の貴重な種なのだ、東アジアに広く分布するめじろんよりも貴重なのだ」という意見だって、納得するかどうかはともかく、大いにあり得ますからねぇ。

てなわけで、当面の対応策として、ミソサザイさんとかアオジさんなら大喜びって感じの玄関脇の藪の上、ミグ23くらいでっかいファイターひよちゃんずにはとても突っ込んでこられまい、という辺りに蜜柑を移動してやる。と、あっという間にめじろんたちが出現し、ぴちぴちぴちと狂ったように喰らってら。
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でも、流石、最強にして最凶、ファイターひよちゃんずがお目こぼしをする筈がない。道ゆく町工場のトラックなんぞ怖れるものか、レーダーにもひっかからぬぞとばかりに低空高速侵攻モードて藪に突入し、瞬く間に追い立て、自分で蜜柑に齧り付き、おおおお、あっさりと蜜柑を地面に落としてしまってら。

これはもう、制空ファイターひよちゃんずらが「この空は我らが死守するに値せず」と判断して自主的に撤収してくださるのを待つしかない。んで、昨日の午後から、蜜柑は出していないんだけど…今日も朝から、昨日が仕事始めで早速朝っぱらから習志野へと向かう我が陸軍機械蜻蛉イロコイの群れの下、柿の木のてっぺんに、ヒヨちゃん軍団葛飾防空分遣隊が堂々陣取ってらっしゃるじゃああーりませんか。ふううう…

ひよちゃんずが姿をちょっとでも消すと、「ないのないの」とめじろんがやってくる。そのお姿を見るや、絶対に蜜柑は出すまいという気持ちにちょっと揺らぎを生じたやくぺん先生、ここなら大丈夫かと、再び藪の奥に蜜柑を出してやるも…やっぱりあっという間に低空侵攻ひよちゃんずの肉弾ミサイル攻撃でたたき落とされてしまう。

しょーがないから、藪の奥の奥、ホントにミソサザイさんくらいしか入らないであろう辺りに落とされた蜜柑を放置してあるのですが…どうなることやら。めじろんのステルス能力に全てを任せるしかないでありましょう。

葛飾柿の木上空制空権争奪戦、昨日夕方からどうも数で勝負なららぷたー・ひよちゃんだって制圧できるであろうミグ19みたいなむく軍団も登場する気配が見えておりまする。

さても、初荷原稿の初稿も出来たので、上野のお嫁ちゃんの研究室に寄って、佃に帰りましょ。いよいよこの週末後半からは「つくる・続ける」本のゲラ校正のための葛飾お籠もりが始まります。それまでにこのBattle over Persimon、いや、今や戦況は複雑を呈し、Battlesになりつつあるこの柿の木周辺、どうなっておりますやら。もうひとつの不安要素、こいつらも
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のっそりと柿の木横の物干し台下で様子を窺ってるし。

でもねぇ、勝手に生きてる人達の闘いに、手出しはできないもんなぁ。

今、この瞬間も、シジュウカラさんに対し、ひよちゃんが威嚇の音声ミサイルを連発してます。いやはや…

初春の 空を揺るがし 叫べ、ひよ!

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