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SQ限定:ラ・フォル・ジュルネの功績 [弦楽四重奏]

どうもこのところ、所謂日本のゴールデンウィーク(まだ死語ではないんですよねぇ)の頃には日本列島にいない、若しくはいてもマスオさん(←確実に死語!)してるお嫁様ご家族のファミリー行事にお付き合いするのが恒例となっており、有楽町にやってくる移動音楽遊園地には顔を出せなくなってます。そもそも、まだ海の物とも山の物ともつかず、評論家先生や書き手ばかりか、聴衆も「なんなんだい、これは?」って訝しげな顔をしていた初回にだけしか本気で覗いておらず、大川挟んで対岸の鉄砲洲稲荷の例大祭の裏番組にしか思えないまま今に至ってるところもあり、えらそーに話が出来るネタがあるわでもない。こんなこと書いてたのも、懐かしいなぁ。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2005-08-16
とはいえ、今年は連休明けに大阪国際室内楽コンクール&フェスタが控えていて、その先の怒濤の日程も鑑み、連休中は帝都にいることになりそう。

ってわけで、久しぶりに、有楽町のお祭りの切符を準備するか、と思ったでありまする。そういえばこの前の金曜日、佃からJTまでダラダラ歩いたら、途中の有楽町で「明日から発売」って、こんなブースを一生懸命作ってたわけだしさ。
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とはいうものの、あたくしめとすれば、このお祭りで関心があるのは、まあぶっちゃけ、「知ってる奴が弾いているじゃないかぁ!」と「なんでまたこんな妙てけれんな曲をおやりになるんじゃ?」の2点のみ。ま、判りやすいといえば判りやすい関心でんな。

で、またルネマルのお気に入り、Qアマデオ・モディリアーニが来てるのかな、なんてサイトを眺めたら、へえ、今年はQアルデオとQプソフォスですかぁ。でも…プソフォスにあんちゃんたちが半分も加わってるじゃないの!アルデオ、アジア系の女性が半分も入ってるじゃないの!

この有楽町初夏の移動音楽遊園地、やくぺん先生的に最大の功績は、「ちょっと無理だろー、というような弦楽四重奏団やピアノ三重奏団をさりげなく連れてきちゃって、さりげなく無茶な曲をやらせてくれちゃう」ってところにありました。なんせ、裏方の皆さんとだーれもいないプレスルームに陣取って「何人来るかなぁ」なんてハラハラ眺めていた初回は、無謀にも日本国で初のフランス系団体によるベートーヴェン全曲演奏でQイザイ、その後も、ミュンヘンARDで勝ったばかりだが日本に来る予定などまるでなかったエベーヌQ(なんか、エベーヌはQを後ろに付けちゃうです)初招聘やったり、何故か知らぬが元ペンギンでドヴォルザーク初期(でしたよねぇ、記憶が…)やったり。なぜか韓国では異常な人気のヴィオラのオニール様のクァルテットにエリック・シューマン様が入ってる団体やったり。

ぶっちゃけ、カリスマのチーフ・プロデューサー氏がピアノが本職なんで、この辺りの室内楽は適当に見繕って、という感じがありありで、それ故にパリでこのくらいのお値段でいろいろやってくれてそれなりにちゃんとした若手、という連中を聴くことが出来たわけです。これはこれで、非常に有り難かった。それなりの歴史を重ねてきて、エベーヌみたいにうんと偉くなっちゃって…という例もあるけど、そこはそれで普通ならフランス語圏以外ではダメだろってQアマデオ・モディリアーニをしっかり引っ張って来て後釜に据えたり、ルネマルさん、大向こうにハッタリ吹きまくる単なるカリスマじゃなく、それなりに地味なプロデュース仕事もきっちり出来ていた。

どうやらこの数年は、日本語では当電子壁新聞くらいでしか話題にされることもなかったアルデオ嬢らなんぞまで来られているようで、いやぁ、有り難いことでありまする。

とはいえ、これくらいの世代、コンクールを終えていよいよ本格的なキャリアをやりたいが、まあ弦楽四重奏やろうなんてそれなりに弾ける奴らが4人もいればいろいろあって当然で、オケに入ったり、子供が出来てそっちをやらにゃならかなったりと、コンクールの舞台で出会っていろいろ話をし、その後も「日本でどっか売り込めない?」ってメールが盛んに来ていたような奴らは、弦楽四重奏会社として波瀾万丈な経営を続けたり、続けられなかったり。プソフォスもアルデオも、コンクールの頃に知った顔がもうどれがどれか判らぬ状態で、正直、「全然知らんわ、こいつら」って感も否めない。

ま、それはそれ。

そんなこんなで、ホントに行けるか分からぬが、ダメでも譲る相手はいっぱいいるじゃろ、って気楽な気持ちでアルデオさんとプソフォスさんのチケットを眺めに行くと、おおお、なんということでしょう、もうQアルデオのシューマンは売り切れじゃああーりませんかっ!へええ。プソフォスのアダムスはなんとか確保し、4月から5月のジョン・アダムス月間(《シェーラザード2》は大阪にいて聴けないのだが)の最後を飾っていただくことは、なんとか辛うじて叶いましたです。

世間の皆様に、普通の興行では絶対に招聘など出来ない若手から若い中堅どころの団体を沢山聴かせてくれたこの音楽移動遊園地、役割は果たしたという厳しい声はあるのは百も承知で、敢えて「頑張って下さい」と言おうではありませぬか。「フランス系若手室内楽枠」が複数あるイベントなんて、他に考えられませんから。

とはいえ…ホントに行けるのかぁ、この日。

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コメント 1

Yakupen

ある方からの情報で、アルデオさん、火曜日夜の段階でぴあ以外ではまだ買えますよ、とのことでした。なるほど、そういうものなんでしょうねぇ。
by Yakupen (2017-03-22 11:04) 

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