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「日本青年館」というヴェニュ [音楽業界]

せっかく「隠居宣言」をしたというのに、いつもの夏はこんなだったろうかと不思議に思う程、何だか知らぬが「お盆休み前迄に」とか「今月末締め切り」という作文が積み上がっていて、もうこの歳では強引にパワーで押し切ることもままならず、そもそも「隠居宣言」後は来る仕事が面倒臭いものばかりになってしまっている今日この頃、とてもじゃないがこんな無責任電子壁新聞までやってる暇がない。てなわけで、今日も明後日までに2本の締め切り、ものを考えようとすると頭が痛くなり涙が出て来る状況なれど、命削ってお仕事しましょ…んだから、自分のメモの為の時事ネタひとつ。

いつの間にやら,日本青年館が三度目のオープンをしていたようでありまする。どうやら本日、クローズの再オープン記念演奏会があるみたい。ほれ。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1159397334204339&set=pcb.1159397397537666&type=3&theater

実際にコンサートに乗ってる演奏家さんからの生情報しかない、ってのはなんとも不思議極まりないわけだが、まあ、このヴェニュの生い立ちというか、在り方というかを考えれば、まあそういうもんなんかなぁ、と思わないでもないわけでありますな。だって、公式ホームページがこんなもんですからねぇ。
http://www.nippon-seinenkan.or.jp/seinenkan/
なんか、とても「貸会場」とか「ホテル」とかのページとは思えない、すごおおく「官報」っぽいテイストのページでんなぁ。

なんせ、日本の音楽史を紐解くに…とまで言わなくても、80年代バブルよりも前から東京の彼方此方で音楽を聴いていた年寄りの音楽ファンなら、日本青年館というヴェニュに多少なりの想い出はおありでありましょうぞ。まさかもう、「近衛文麿先生の鶴の一声で明治神宮の植林をやり、その勢いで日本青年館建設にも協力した」なんて青年はこの世にはいらっしゃらないでありましょうし、「この会場で近衛秀麿先生の指揮するオーケストラを何度も聴いた」なんて方ももう皆無でありましょう。

とはいえ、まだまだ爺としてはひよっこのやくぺん先生にしたところで、「ああ、そういえば最後からひとつまえの民音室内楽コンクール会場が日本青年館で、あのイグレッグQとレニングラードQの歴史に残る戦いが繰り広げられた古戦場であったっけ。その前のハレーQとブロドスキーQの輪をかけて壮絶な戦いもここが舞台であった」などと感慨に浸ったりするわけであーる。

つい最近も、大阪の大会でクァルテット部門審査員を務めるイネコさんに、「みんなもう覚えていないかもしれないけど、日本を拠点とする団体が日本で開催された国際レベルの室内楽コンクールで優勝を飾ったのは、あのイグレッグが最後で、それ以降、ひとつとしてないのですからねぇ」などと立ち話をして、ああああそーなんだぁ、だからあたしがここにいるのか、なんて苦笑されたりしてさ。

蛇足ながら、最終回となるその次の民音コンクールは、何故か芝の郵便貯金ホールが会場でした。二代目日本青年館は当然まだあった筈なのに、どうしてそうなったんでしょうかねぇ。日本青年館は信濃町から直ぐなのだから、実質上の民音会館として便利だった筈なのになぁ。

もとい、で、そんな昔話はともかく、日比谷公会堂が竣工するまで日本国帝都で唯一の音楽会場だった初代、なんのかんの案外と便利に使われていた二代目に続き、三代目日本青年館がオープンしたことは事実のようであります。場所からして、この数年は「東京オリンピック準備委員会&本部事務所」って性格がイヤでも表に出て来るでありましょうが、世界大運動会など一過性の騒動に過ぎないわけで、その先もヴェニュとしては機能せねばならぬ。どんなことになるのか、1300席の一昔前の市民会館型多目的ホールなんてものを今更ながらに新築したのですから、なんとか性格に合わせた使い方が出来ると良いのですけどねぇ。

っても、いつ眺めに行くことがあるか、このサイトじゃ見当もつけられんなぁ。うううん…

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