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木曽音楽祭日帰りなのじゃ! [たびの空]

バスタ新宿を7時45分定刻に出発した京王バス木曽福島行きは、出発してから既に2時間と6分を経過した時点で、やっと大月トンネルを下っております。3年後に世界大運動会をやるなどとアホなことを宣ってる東京都民を嘲笑するかの如き灼熱の日々がマラソン予定日を過ぎるや一転、天候不順でまるで梅雨のような日々となり、やっと今週の頭から少しは夏らしい空が戻って来たと思ったら、もう夏休み最後の週末。帝都最大の長距離バスターミナルはどっかに繰り出そうという貧乏人が溢れかえり、世界のどのバスターミナルにもあるジャンクフード屋やらコンビニがほぼ皆無なこの不思議な巨大バスターミナル、唯一のファミマには入るだけで行列状態。施設の設計者出てこおおおおぃ、って怒号が飛び交いそうな勢い。

ともかくバスは10数人の客を乗せて定刻に出発
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土曜の朝とあって中央道までは8分と順調ながら、高速道路に上がるやもう渋滞が始まり、調布基地を追い越し競馬場と麦酒工場の間を山に向かって走るフリーウェイ上空を、日本海に向け週末でも掃海業務に向かう厚木からのP-1を眺め八王子を過ぎ、唯一の途中乗車客を拾うまでに1時間以上。
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今やっと、甲府盆地に向けて長い下り坂を走破中。「到着は1時間以上は遅れます、2時間遅れまでなるかは、なんとも判りません」と我らが頼もしい高橋英一運転手様が仰っております。ふうう…

てなわけで、本来ならばあと数十分で羽田国際線ターミナルからシカゴはオヘア空港行きに乗り込む時間だったのに、なぜか京王バスで甲斐路越えて木曽路に向かっているやくぺん先生。この先、深夜前に佃厄天庵帰宅するまで、高速バス、中央西線、長野新幹線とぐるり本州島真ん中フォッサマグナラインを跨ぐ一筆書きの1日、どうなることやら。あ、「途中2回休憩の予定でしたが、双葉での一度の休憩で木曽福島まで向かいます」と我らが高橋運転手からのアナウンスが入りましたです。

※※※

てなわけで、塩尻インターで降りて、あとは中央西線に沿って下道を1時間程走り、無事に1時間ちょっとの遅れで木曽部下公園ホール最寄りの道の駅に到着。
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なかなか立派な道の駅で、まるで高速のサービスエリアのパッチモンみたい。こんな史跡の碑もあったりして。
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本日、ここまで来た理由のひとつ、チェルニーのノネットなんて訳の判らぬ曲をお吹きになる某オケ首席オーボエ奏者さんが、ゲネプロ2時過ぎからだから、そこまで拾いに行こうか、なんて仰ってくれたけど、いえいえ、そんな本番前のスターに畏れ多いっ。ともかく、今日はもう飯は食えないことを前提に、今頃は太平洋上でANAのつまらん飯喰らいながら「攻殻機動隊」実写版を眺めてた筈なんだよなぁ…なんていじましいことは一切考えず、蕎麦なんぞではなく、ガッツリ裏ウノじゃ。ほれ。
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ここは文化圏としては味噌カツなのかと思ったんだけど、なんと、個人的にはどうしても納得のいかぬウースターソースが米にたっぷり染み込んだ「ソースカツ丼」でありまする。野沢菜が付いてるのは、流石、木曽路とはいえ信州か。

さて、随分と混んできた。佃のぶんちょうくんたちに露地物胡瓜でも買い込んで、ホールに向かいましょうか。

※※※

道の駅から音楽祭会場のホールまでは、ダラダラと歩いて1キロとちょっとくらい。
道の駅 日義木曽駒高原 から 木曽文化公園 - Google マップ.pdf
まだ頭を下げない緑の田圃と唐も殺し畑の上を、そろそろ長老達が南に帰るタイミングを議論し始めてそうなツバメたちが飛翔するのを眺めながら歩くと、随分と落ちたいがぐりの向こうに、駒ヶ岳やら経ヶ岳を望む小径が。
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どうやらここを真っ直ぐ行くと音楽堂、ってことでもなさそうです。だらりダラリと進めば、こんな神聖な場所も。
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うううん、エホバの証人さん、意外に地味だなぁ。その先には、道の駅の野菜販売コーナーよりも更に激安なショップがポツンとある。
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やけになったように詰められた胡瓜は流石に重すぎる、適度な量の茄子と、小さなタマばかりのピーマンなりを、有り難くいただきます。なんせ、帝都は野菜急騰の折、有り難いことでありまする。

かくて到着した音楽ホール、開場を前にホール前の広場でアルプホルンが鳴り(以下の動画は編集無し、40秒程、奏者達が演奏前に楽器を弄ってる様子も入ってますし、終わりは据えたところから落ちそうになって慌てて拾ってる情けなさ)
開場するや、ロビーは半分が地元物産店状態。共著者のH先生が持ち込んだ「つくる。つづける。」本も並んでおりまする。
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並べていただいたお礼に、木曽音楽祭の歴史を綴ったパンフレットを購入させていただきましたです。はい。

そんなこんなで、チェルニーってホントに先生の亡霊に取り憑かれた生涯だったんだなぁ、とつくづく思ったり、ブラームスを保守的なんて行った奴はでてこおおおおおい、と怒鳴りたくなったりの充実した演奏も終わって、先程は舞台上でコールアングレをお吹きになられていた名人に駅まで送っていただき、じゃあまたね、奥様によろしく…
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って風に吹かれる中央西線のホームでは、この夏初めて「ジャケットが欲しいな」と感じるやくぺん爺であったとさ。

かくて中央道・中山道・北国街道ぐるんと走破の一筆書き日帰りたびの空、到着した東京駅八重洲口で佃縦長屋への深夜都バスを待てど、まるっきり来ない…って、今日は土曜日、深夜バスはお休みじゃったぁ!

秋風に どっさり重し 夏野菜

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