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正念場のタケミツ [現代音楽]

日本フィルの方に、「マーラーはオマケでこっちが本命だろーに!」と言い続けては呆れ顔をされていたヤマカズⅡ指揮のタケミツ管弦楽曲サイクル、とうとうCDとして発売されるとのことでありまする。
http://www.hmv.co.jp/artist_%E6%AD%A6%E6%BA%80-%E5%BE%B9%EF%BC%881930-1996%EF%BC%89_000000000026548/item_%E7%AE%A1%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E6%9B%B2%E9%9B%86%E3%80%9C%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%83%A0%E3%80%81%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%80%81%E5%A4%A2%E3%81%AE%E6%99%82%E3%80%81%E4%BB%96%E3%80%80%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%92%8C%E6%A8%B9%EF%BC%86%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%EF%BC%882SACD%EF%BC%89_8164252

いやぁ、とうとう、完全に作曲家を知らない世代による主要管弦楽曲アンソロジーが世に出るわけですなぁ。選曲も、マーラー・サイクルと一緒に演奏、録音されたという都合もあるのでしょうが、所謂後期タケミツ・サウンド中心の、「戦後前衛」とは一線を画した響きになってからの作品が中心。要は、同時代には「タケミツはすっかり堕落した」と悪口を言われていた作品が中心となってます。少なくとも日本でのマーラー・ルネサンスが、「表現主義再考」とか「新ロマン主義」などという潮流にくっついていたことを考えると、極めて正しい選択でありましょうぞ。

思えば、お亡くなりになる前の岩城宏之さんが、ある公式な場所で「武満さんの演奏は、最近は本人を知らない人も随分とやるようになっている。録音などには、この演奏家が武満さんを知っているかいないか、記すべきではないか」という趣旨の、冗談だか本音だかわからないことを仰ってちょっと場を凍らせかけたことがあったのを思い出します。

ヤマカズⅡの武満サイクル、正真正銘、堂々たる、「武満さんを知らない演奏家」の仕事です。いよいよ、タケミツという作曲家、本当に生き残れるかを問われる正念場となってきたわけですな。

もう爺らは引退、と言える中身でないと、それはそれで困るぞ。うん。

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Yakupen

9月3日のサントリーホールでのヤマカズⅡ指揮日本フィルの演奏会で、先行発売のCDを購入させていただきました。おいおい、どうしてジャケット(というのかしら)のクレジットに独奏アコーディオン奏者が挙げられていないのじゃああ!
by Yakupen (2017-09-04 07:42) 

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http://www.hmv.co.jp/product/detail/8164252
あんな長くなくても、このURLで同じ内容が貼れます
by お名前(必須) (2017-09-11 08:19) 

Yakupen

名無し様、ご指摘、ありがとうございます。めんどーなんで、まんまにしておきます。あたくしめがバカに見えるだけで、困る人もいないでしょうし。
by Yakupen (2017-09-16 08:20) 

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