ヘンシェルQのベートーヴェン・チクルス割引今日まで! [弦楽四重奏]
ある方からのご指摘。慌ててアップします。湯島の方までインタビューに行かねばならぬのだが、あと数時間のネタなんで。
来る6月に、日本各地、特に西日本でお馴染みのヘンシェルQが、日本でのドイツの団体のベートーヴェン短期集中サイクルとしてはなんと20年ぶり2度目というベートーヴェン全曲演奏をやります。SQ好きならとっくにご存じだと思いますけど。
んで、そのチケットの早期割引が本日までだそうです。こちら。
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/sponsor/chamber2012/index.html
ホームページからチケット購入というところに行き、メンバー登録をすると、今日までならシングルチケット5000円也が3000円になります。なんか、凄い割引だなぁ。チクルス全部買えば1万円引きになる、ってんだから。
韓国なんかだとこういう早期割引って凄く発達しているけど、日本ではここまでガッツリお安くなるのは珍しいんじゃないかしらね。この値段なら、ドイツやアメリカの田舎の楽友協会にヘンシェルQが来て弾くときと同じくらい、25ユーロから30ドル、ってところだもんね。あ、今のレートじゃもっとになっちゃうのか。物価の感じからすれば、3000円でワールドスタンダードだわね。無論、シュワルツェンベルクのシューベルティアーデみたいな富裕層リゾート型公的補助無し音楽祭なんかの場合は、日本円で8000円とかになっちゃうから、まあこれもある意味で日本とおんなじだけどさ。
もとい、で、どうも上に記したチケット販売システムですが、席を指定して買おうとするとブラウザーによっては引っかかって停まっちゃうみたい。だから、事故があったら、もう四の五の言わずに座席指定せずに買っちゃった方が早いですよ。なんせもう時間がないからね。
ところで、ヘンシェルQですけど、90年代初めの初来日から大阪国際コンクールで優勝(そのときの2等賞はエクで、今回は大阪ファイナリストのリユニオンのオクテットがありますね)、その後も大手マネージメントには属さずに独自の動きをして、関西圏にはゲリラ的にあちこちに出没、グラモフォンに録音したこともある団体とは思えぬ庶民的(?)な動きをしていた。んで、創設メンバーの第2ヴァイオリンのマルスクが、3年前に飛行機に乗れない病気になっちゃって、電車で行けるところはマルクスで、飛行機乗っていくところは交代メンバーでやってたんだけど、やっぱり直らないんで、昨シーズンでなくなく引退。1シーズン半をかけたながあああいオーディションで今年頭からメンバーが固定しました。新メンバーは、なんと、元ペーターセンQのダニエル・ベル氏であります。すげえええええ!これがバイオ、昨年の秋に辞めたんだけど、まだベルリンフィルのホームページに残ってます。
http://www.berliner-philharmoniker.de/en/berliner-philharmoniker/the-orchestra/musician/musiker/daniel-bell/
下世話な業界話になっちゃうのでありますが、アルテミスQの一気に2人メンバー脱落あわや解散か騒動のとき、ヴィオラをペーターセンQから引き抜くというなかなか豪腕なやり方で乗り切り、その結果、ペーターセンQの方が解散に追い込まれてしまった。で、ペーターセンQの第2ヴァイオリンだったベル氏は会社がなくなっちゃったんで2シーズンをベルリンフィルの正規メンバーで過ごした。でも、やっぱりオケなんてやってらんねぇ、クァルテットがやりてぇ、ということで、世界で一番給料の高い(のかな?)安定した会社勤めを捨てて、不安定な零細企業に出戻りしたわけであります。故郷スコットランドのBBC響からコンマスの話があったそうだけど、そっちも振って弦楽四重奏生活に戻ったというのだから…まあああねぇ、なんというか、「アホ」ですなぁ。愛すべきアホです。なお、日本には妙に縁がある方で、奥さんが日本人ってのはまた別として、貴志康一作品のディスクをベルリンで録音、なんてのにも参加している。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3795753
樫本大進のベルリンフィル・アンサンブルで日本に来たこともあるので、お聴きになられた方も多いでしょ。昨年暮れに、ベルリンでデュオの小品集も入れてます。あたしゃいただいたんだけど、まだ日本じゃ売ってないみたい。でも、今時、こういう風に買えちゃうんだなぁ。
http://www.amazon.co.jp/Beau-Soir/dp/B006X7K1M6
弦楽四重奏という文献は一度とりつかれてしまうとそれほどにオソロシー、という証明みたいな話でありました。
てなわけで、新生ヘンシェルQ、既に「十字架上の7つの言葉」でヘンシェルQのためにスペインの作曲家がソプラノ入り版に編曲したものを先月に新メンバーで録音済みだそうな。乞うご期待。これが送りつけてきたジャケット写真。ヘンシェルQも年相応の写真になってきたなぁ。

ちなみにマルクス・ヘンシェル君は、飛行機に乗れない、遠くのツアーに行けないという条件だとなかなか職探しも大変だったらしいけど、昨年暮に無事にニュルンベルク響に就職したそうです。オペラとオケの両方をやってる団体なんで、ツアーが殆どないらしい。40歳過ぎてオケに入るなんて、異例中の異例だそうな。なんにせよ音楽家としての生活が続けられて良かったですね。
さあ、今日までの割引、みんなかってけれ!
来る6月に、日本各地、特に西日本でお馴染みのヘンシェルQが、日本でのドイツの団体のベートーヴェン短期集中サイクルとしてはなんと20年ぶり2度目というベートーヴェン全曲演奏をやります。SQ好きならとっくにご存じだと思いますけど。
んで、そのチケットの早期割引が本日までだそうです。こちら。
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/sponsor/chamber2012/index.html
ホームページからチケット購入というところに行き、メンバー登録をすると、今日までならシングルチケット5000円也が3000円になります。なんか、凄い割引だなぁ。チクルス全部買えば1万円引きになる、ってんだから。
韓国なんかだとこういう早期割引って凄く発達しているけど、日本ではここまでガッツリお安くなるのは珍しいんじゃないかしらね。この値段なら、ドイツやアメリカの田舎の楽友協会にヘンシェルQが来て弾くときと同じくらい、25ユーロから30ドル、ってところだもんね。あ、今のレートじゃもっとになっちゃうのか。物価の感じからすれば、3000円でワールドスタンダードだわね。無論、シュワルツェンベルクのシューベルティアーデみたいな富裕層リゾート型公的補助無し音楽祭なんかの場合は、日本円で8000円とかになっちゃうから、まあこれもある意味で日本とおんなじだけどさ。
もとい、で、どうも上に記したチケット販売システムですが、席を指定して買おうとするとブラウザーによっては引っかかって停まっちゃうみたい。だから、事故があったら、もう四の五の言わずに座席指定せずに買っちゃった方が早いですよ。なんせもう時間がないからね。
ところで、ヘンシェルQですけど、90年代初めの初来日から大阪国際コンクールで優勝(そのときの2等賞はエクで、今回は大阪ファイナリストのリユニオンのオクテットがありますね)、その後も大手マネージメントには属さずに独自の動きをして、関西圏にはゲリラ的にあちこちに出没、グラモフォンに録音したこともある団体とは思えぬ庶民的(?)な動きをしていた。んで、創設メンバーの第2ヴァイオリンのマルスクが、3年前に飛行機に乗れない病気になっちゃって、電車で行けるところはマルクスで、飛行機乗っていくところは交代メンバーでやってたんだけど、やっぱり直らないんで、昨シーズンでなくなく引退。1シーズン半をかけたながあああいオーディションで今年頭からメンバーが固定しました。新メンバーは、なんと、元ペーターセンQのダニエル・ベル氏であります。すげえええええ!これがバイオ、昨年の秋に辞めたんだけど、まだベルリンフィルのホームページに残ってます。
http://www.berliner-philharmoniker.de/en/berliner-philharmoniker/the-orchestra/musician/musiker/daniel-bell/
下世話な業界話になっちゃうのでありますが、アルテミスQの一気に2人メンバー脱落あわや解散か騒動のとき、ヴィオラをペーターセンQから引き抜くというなかなか豪腕なやり方で乗り切り、その結果、ペーターセンQの方が解散に追い込まれてしまった。で、ペーターセンQの第2ヴァイオリンだったベル氏は会社がなくなっちゃったんで2シーズンをベルリンフィルの正規メンバーで過ごした。でも、やっぱりオケなんてやってらんねぇ、クァルテットがやりてぇ、ということで、世界で一番給料の高い(のかな?)安定した会社勤めを捨てて、不安定な零細企業に出戻りしたわけであります。故郷スコットランドのBBC響からコンマスの話があったそうだけど、そっちも振って弦楽四重奏生活に戻ったというのだから…まあああねぇ、なんというか、「アホ」ですなぁ。愛すべきアホです。なお、日本には妙に縁がある方で、奥さんが日本人ってのはまた別として、貴志康一作品のディスクをベルリンで録音、なんてのにも参加している。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3795753
樫本大進のベルリンフィル・アンサンブルで日本に来たこともあるので、お聴きになられた方も多いでしょ。昨年暮れに、ベルリンでデュオの小品集も入れてます。あたしゃいただいたんだけど、まだ日本じゃ売ってないみたい。でも、今時、こういう風に買えちゃうんだなぁ。
http://www.amazon.co.jp/Beau-Soir/dp/B006X7K1M6
弦楽四重奏という文献は一度とりつかれてしまうとそれほどにオソロシー、という証明みたいな話でありました。
てなわけで、新生ヘンシェルQ、既に「十字架上の7つの言葉」でヘンシェルQのためにスペインの作曲家がソプラノ入り版に編曲したものを先月に新メンバーで録音済みだそうな。乞うご期待。これが送りつけてきたジャケット写真。ヘンシェルQも年相応の写真になってきたなぁ。

ちなみにマルクス・ヘンシェル君は、飛行機に乗れない、遠くのツアーに行けないという条件だとなかなか職探しも大変だったらしいけど、昨年暮に無事にニュルンベルク響に就職したそうです。オペラとオケの両方をやってる団体なんで、ツアーが殆どないらしい。40歳過ぎてオケに入るなんて、異例中の異例だそうな。なんにせよ音楽家としての生活が続けられて良かったですね。
さあ、今日までの割引、みんなかってけれ!




