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上野の杜のフェスティバルはホントに桜の頃が良いのか? [音楽業界]

以下、恐らく、非難囂々、現実が見えていない、お前はアホか、と叱られること必至のことを記しますです。

ええ、今、上野は東京文化会館を眺める上野駅公園口と入谷口の上に被さる巨大横断橋というか、駅上広場というか、の隅っこに座り込んでます。
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上野の杜の方がどんなことになってるか、言うまでもないでありましょう。さっきから上空にNNN報道ヘリがグルングルン舞ってます。周囲から漏れ聞こえる言語も、一体、どれだけの数あるやら。

「東京・春・音楽祭」という奴が始まって、最初の頃は神保町の向こうに事務所があって、ホーレンダーやら動かしていたようだけど途中から誰がディレクターか誰なのやら判らぬ状況になり、世界中の売り込みたい弦楽四重奏団やらピアノ三重奏団から「あの音楽祭、誰がディレクターなんだ、教えてくれ」というメールが年柄年中舞い込む有様。そんなこんな、いつの間にか某インターネット系技術会社の会長さんが顔になってるみたいな今日この頃。なんだか「忖度」や「斟酌」をしたくてもなにがなんだかわからん、とっても春の上野の山らしいアモフルっぷりであるなぁ、と思わないでもない。うん。←この発言だけで充分に叱られそうだわぃ…

とにもかくにも、過去に何度も試みられた「東京音楽祭」みたいなやり方、ある程度以上「ああ、ヴェスティバルやってるんだな」ととりわけこのジャンルに関心があるわけでもない人に感じ出せるまでに育ち、1ヶ月という長い時間になんのかんのやってそれなりに格好が付くようになったのは、喜ぶべきことであると言えましょうぞ。

この音楽祭、中身はまた別の話として、最大の売りは「春の桜の時期に上野公園を中心に様々な場所で開催される」ということにあるのでしょう。多くの人々が勝手にそれぞれのことをやってる大都市で開催される「音楽祭」とすれば、これだけのトポロジカルな広がりをどうにか纏めているイベントは、他にない。夏の松本とか札幌とか、都市型音楽祭の成功例は日本でもなくはないが、やっぱりこの上野ほど「特定の場所でやってる」感が際立っている例はないんじゃないかしら。

そこまで全部判って言うのだけど、やっぱり、桜の頃は勘弁して欲しいなぁ…

なんてそんなアホなことを言うか、この音楽祭の存続する根っこを否定するような暴言を吐くかといえば、もう話は簡単。

今日、開演前に、普通に飯食って、普通に座ってるところが、ない!

3時から5時間を越える演奏会形式オペラに座るため、こちとらとすればそれなりに体調を整え、精神も整えておきたい。だけど、いつものように上野西郷さん下の妙にモダンなビルになったとこの地下に入った銀座ライオンにフラフラ向かい、いつものようにランチとランチビール頼み、食い終わってもビール追加したり、ソーセージやら甘いもの頼んだりしてダラダラ2時間くらい時間を過ごし、気分良く出来上がった感じになって、さあああノルン共、束になってやってこい、お前らがグダグダ半時間もなんか叫んでよーが俺はへーきだぞ、って坂を登っていこうにも…そんなこと出来んねん。

なんせ、銀座ライオンさん、今日、ランチやってません。ホリデーメニューになってます。で、向こうにはおじいちゃんおばーちゃんが疲れた顔で順番を待っていて、もう飽きてしまったおこちゃま達が騒いでいらっしゃる。やくぺん先生の如き小心者は、そんな人々のお姿を視野に入れつつノンビリとビール煽ってるなんてことできんわいっ。

んで、こんなところに座り、桜はどっちだと訊ねてくる世界の国からこんにちはの皆様のお尋ねに応え、残してしまった連絡仕事などしているわけであります。ふううう…

一年でもこの上野の杜がいちばん賑わう、ってか「賑わう」という言葉を遙かに超える状況になるときに、敢えてフェスティバルを開催する。そりゃ、人はいっぱいいるでしょ。でも、桜を愛でに来る人々と、ヴァーグナー聴きに来る人は、ホントは全然別の客。ちょっとついでにヴァーグナー聴いてくか、ってもんじゃないし。御山の奥の某大学は入学オリエンテーションの真っ最中で、大学を巻き込んだイベントは出来ない。野外イベントをやろうにも、場所を確保するだけでたいへんだろう。

そう考えると、このフェスティバル、ホントに今の時期にやる必要があるんかいね、と思わざるをえないのでありますよ。

ま、いつものようにビールかっくらってヴァーグナーに備えようと思ったらそうはいかなかった、というだけのことなんだけどさ。

さても、そろそろ動くとしましょうか。本日は終演後に千葉の山の中に移動。明日から新しいフェスティバル。お前、言ってることが滅茶苦茶矛盾してるぞ、と言われること必至也。いぇい!