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北京オペラ…っても京劇じゃなくて [音楽業界]

昨日、このたび御奉職なさっている大学のサバティカル・イヤーで台北に長期滞在することになった方とパソコン画面上で話をしていて、いろいろ話題になったこと。忘れないように記しておきます。

上海Qから、「北京のフェスティバルで弾くよ」という連絡があり、まあ東京同様にいつでもフェスティバルをやってる超巨大都市だからねぇ、と思っていろいろ案内を眺めたら、大気汚染の心配とか空港のめちゃ混み具合とかで暫く足を運んでいなかったこの街、相変わらずなんのかんのやってるようであります。当たり前だけどね。これが「北京五月祭」オープンガラのご案内。
http://en.chncpa.org/NEWS/wzxw/201704/t20170429_170063.shtml
ホンガン氏はこのあと直接大阪入りして弦楽四重奏コンクールの審査になるのかな。いつニュージャージーのお宅に帰れるんだろーか、お疲れ様です。

んで、ついでにあれこれ眺めたら、今時情報さえ出せば世界のどこにでもお出かけになるオペラ好きの皆様にご関心がありそうなネタがいくつかありましたので、以下、列挙しますです。あたしゃ、無論、どれも行きません、ってか、行けません。

あの天安門前広場横、中国の国会議事堂の隣に「インデペンデンス・デイ」のUFOが降りてきたのかと思ってしまうような万里の長城に匹敵するアホな巨大建築物たる北京国家大劇院は、単なるヴェニュじゃなくて、ちゃんと主催者やプロダクション機能も備えた組織でもあります。中国で唯一の、外国人メンバーも入れた実質上の座付きオケたるNCPAオケを新設し、主催オペラバレエ公演のピットに入っているくらいだから、初台よりも余程本気の「オペラハウス」でもあるわけですよ。

で、そこが年間にそれなりの数のプロダクションを出している。「国家大劇院オペラ・フェスティバル」なんてもんが初夏に向けてあるようで、主要演目はこちら。
http://en.chncpa.org/search/?sw=NCPA%20Opera%20Festival%202017
ゲルギエフ御大のところとの共同制作という《ルチア》は終わっちゃったけど、やっぱり、《仮面舞踏会》と《薔薇の騎士》がメインですわなぁ。ご関心の向きは勝手にサイトを開けていただければキャストスタッフなど判るから、ご覧あれ。初台でお馴染みの演出家さんも出ているわけで、その意味では、安心のプロダクションとも言えるでありましょうぞ。ドイツのローカル・ハウスみたいな「読み替え」はやらなさそうだから、先頃の韓国国立オペラよりも余程初台に近いテイストのものが出て来るでしょうし。

なお、北京ではもうひとつ、日本のオペラ好きが関心がありそうな出し物として、こんなんもあります。
http://theatrebeijing.com/whats_on/drama/2017/the_magic_flute.html
これ、ベルリン・コミーシュ・オパーの所謂引っ越し公演なのか、それともプロダクションを持ってきて北京で制作するのか、なんだかこの案内だけでは良く判らないけど、ベルリンはちょっと遠いけど北京なら、という方はいらっしゃるんじゃないかしら。ただ、7月下旬の北京って、アホみたいに暑いです。オリンピックやった頃でしょ。東京の8月くらいの感じですから、そこは覚悟するよーに。

てなわけで、いろんな「北京オペラ」のお話でした。ただ、一昔二昔前みたいに、「北京のオペラは滅茶苦茶安いぞ」ってのはまるでないんだわなぁ。富裕層も日本の10倍いるということなのかしら。

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