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香港でデュダメル三昧 [音楽業界]

まるっきりパソコンを開かない2日間という貴重な日を含む連休明けの朝、昨日から着手した「ベートーヴェン全曲演奏会」関連の原稿が脳内では出来ているのに手が動かずという典型的な「お休み明けアホ」状態でまるで進まず、朝からアブラムシにやられた葛飾オフィスの蜜柑の樹の死んだ葉っぱを処理するという単純作業を行い、さても再開するかと座ったもののやっぱりバカ。で、まずはウォーミングアップにアホで無内容な電子壁新聞をばちょろっと記すベーか。

ベートーヴェン弦楽四重奏全曲演奏大国ニッポンちゃちゃちゃは、今更言うまでも無く、交響曲全曲サイクル天国でもあって、この連休にも某前田様の古都でおフランス輸入から自前に乗り換えた音楽祭でもやられていたみたい。毎年最低でも1度はなんのかんのベートーヴェンの交響曲サイクルがあるって、スゴいなぁ。

こんな状況はニッポン列島の特殊例であって、世界のどこでも、「ベートーヴェンの交響曲全曲演奏」なんてのはその街にとって何年かに一度、ことによると未曾有の大イベントとなるのが本来。…って、己のことを鑑みるに、この前「同一団体演奏家に拠るベートーヴェンの交響曲全曲チクルス」って見物したのは…そー、どーやら2011年光復節の軍事境界線横広場での野外演奏を最終日に開催されたソウルでのバレンボイム指揮ウェスト=イースタン・ディヴァン管だったよーな。もう、正に「歴史的なイベント」でんがな。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2011-08-09

さても、本来ならば「ベートーヴェン交響曲チクルス」ってのは、それくらいの扱いがあってしかるべきものなのでありましょー。んで、こんなサイクルがあります、というご案内。こちら。
https://www.hk.artsfestival.org/en/programmes/dudamel-and-sbsov-beethoven-cycle/

ご覧のように、来る11月頭から、香港でデュダメル指揮シモン・ボリバル管がベートーヴェンの交響曲全曲演奏を行います。毎年春節明けにでかい芸術祭を主催する香港アーツ・フェスティバルが主催で、まあねぇ、ホントは2月か3月にやって欲しかったんだろうけど、相手があることだからこういう特別演奏会になったんでしょうねぇ。

興味深いのは、なんせオケがオケだけに、単にアーツセンターで演奏します、ってんじゃなくて、コミュニティ・アウトリーチなんぞをしっかりやりますよ、と宣言していること。これが本来の在り方なんだろーなぁ、と思うのは、時代がそうなってきたということなんでしょーねぇ。

会場は、5番以降はスターフェリー横のアーツセンターだけど、4番までは赤い地下鉄の終点荃灣のタウンホール、去る1月に室内楽音楽祭が出張ったところでんな。へええ、って感じですねぇ。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2017-01-23
主催者がホールで、記念年などにやるケースが多々見られる日本の「〇〇全曲演奏会」では珍しいかもしれないけど、都市全体にサイクル会場を点在させるというのはありだなぁ。ソウルも、最終回だけ板門店で、他はアーツセンターだったし。金沢なんかもそうすれば良かったのに。市町村合併で市内に「音楽ホール」やら「多目的ホール」が3つも4つもあって困ってる自治体は日本全土にいっぱいあるんだから、このやり方、どっか真似してくれて良いと思うんだけどね。

てなわけで、流石に切符の動きが遅い香港とは言え(とはいえ、最近は売れるものはあっと言う間に売れちゃう気もするが)、まだサイクルでもあるようなので、ご関心の向きはどーぞ。あたくしめは…どーかなぁ、誰かオケ関係の本職の方がいくべきであろーなー、と思うですけど。

さて、お仕事お仕事。

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