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NHKが弦楽四重奏特集からロマン派追放! [弦楽四重奏]

NHK地上波をオンタイムで観るなんて極めて珍しく、そのためにわざわざ某所まで出向かねばならぬのであるが、ともかく、今、目の前のテレビ画面でアーヴィンたちが細川の《沈黙の花》を弾いてます。ぐるんとまあるく陣取り、まるであんたらはヨアヒムQか、はたまたカール・クリングラーQか、って座り方でんなぁ。福岡モーツァルト・アンサンブルがこういう座り方で定期をやってなかったっけ?

さても、どんなに視聴率が低くかろうが、この列島上の10万単位の善男善女がアルディッティQが奏でる細川作品を聴いているというもの凄い瞬間、どうしてまあ、NHKさんはこんな番組を作ったのか、プロデューサーさんはなんでこんな特集をお考えになったのか、お尋ねしたい気持ちでいっぱいだけど、ともかく、こういう番組を地上波で放映しておりまする。
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2017-08-20&ch=31&eid=10535&f=2506

おお、アーヴィンたちの1時間ほどの持ち時間が終わり、次に登場したのは、クロノスQでありまする。あれ、チェロが韓国系の女性じゃなかったっけ、今は。いつの映像だ…と思ったら、おおおお、あらいさんあらいさんっ!みんなショッカーがマスクしてないみたいな格好でプログレ弾いてますう!

ふうう…なんなんねん。なんせこの番組、演奏予定表を見ると、凄まじいことになってる。ほれ。

「弦楽四重奏曲第3番」 バルトーク:作曲 (演奏)アルディッティ弦楽四重奏団

「弦楽四重奏曲第2番」 リゲティ:作曲 (演奏)アルディッティ弦楽四重奏団

「沈黙の花」 細川俊夫:作曲 (演奏)アルディッティ弦楽四重奏団

「“レクエイム・フォー・ドリーム”から」 クリント・マンセル:作曲 (演奏)クロノス・クァルテット

「“21世紀のスキッツォイドマン”から」 キング・クリムゾン:作曲 荒井英治:編曲 (演奏)モルゴーア・クァルテット

「弦楽四重奏曲第15番 イ短調 第4楽章から」 ベートーヴェン:作曲 (演奏)アルバン・ベルク弦楽四重奏団

「弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 作品95“厳粛”」 ベートーヴェン:作曲 (演奏)エマーソン弦楽四重奏団

「弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K.421」 モーツァルト:作曲 (演奏)エマーソン弦楽四重奏団

以上です。そー、以上。後半は、ご覧のように古典派のみ。つまり、NHKさん、この2時間の番組で、ものの見事な「真ん中抜き」をやってくれたんですな。どロマン派すっぽり抜け、です。まあ、モーツァルトでも最もロマン派っぽい味わいの曲を出してきて、その辺りはカバーしているということか。ベートーヴェンも、恐らくは長さの都合でしょうけど、いちばんへんてこりんとも言える《セリオーソ》だもんなぁ。

ま、なんであれ、こういう時代になったのかなぁ、と思うことしきりでありまする。…それとも「弦楽四重奏って、いちばんいいのはこの辺りなんだよねぇ」と、結構言いにくい本音を仰ってるのかしら。

それにしても、この後にはバイロイトのニュルンベルク裁判が歌合戦の舞台なるらしい《マイスタージンガー》を延々朝までやるというのだから、今日の我らが公共放送、どっか壊れたんじゃないかぁ。

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パシフィカ&シモン・ボリバルQダブルキャンセル! [弦楽四重奏]

月末の北米ツアーに向けてお盆休み関係なく地獄の作文労働真っ最中に、とんでもないニュースが飛び込んだあああ。

ラヴィニア音楽祭のパシフィカQのベートーヴェン「トーキョー・スタイル」サイクルと、シモン・ボリバルQの演奏会が、全てキャンセルになりましたああああああああ!
パシフィカは、演奏者の家族の事情。シモン・ボリバルは、ベネズエラが内戦状態になっていることが理由と発表されております。

The September 4 Ravinia concert by the Simón Bolívar String Quartet has been canceled, along with the rest of its tour, due to travel complications caused by the conflict in the group’s native Venezuela. “Artistically this tour was very important for the quartet,” said violinist Alejandro Carreño. “We want to let the presenters know how sorry we are about this situation that is out of our control, and we are hoping we can reschedule our dates in these important places.”

ううううううううううううん…

往復の飛行機はキャンセル料はかかるが、まあキャンセル出来る切符にしておいたからいいけど、ニューヨークとDCとシカゴの宿はキャンセル不可の一番安い奴にしちゃっていて、それでもトータルで夫婦で10万を超える額がふっとんだあぁあああああああああああ!

今、冷静にものを考えられないので、ともかく、事実関係のみ。…って、当電子壁新聞を立ち読みなさっている方々で実害のある方はいないであろーなー…ふううう

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表参道で5時間半 [弦楽四重奏]

実質夏休みは終わって、月末にシカゴに向かうまでの間に処理せねばならぬ作文がそれなりにあり、バタバタしていて当電子壁新聞もやっつけ仕事になってます。なんか、この夏、仕事の流れがちょっと妙だなぁ。

とはいうものの、これだけは記しておかないと後で忘れちゃうので記しておきましょうぞ。去る火曜日の午後から夜にかけて、東京は表参道のルイヴィトン上層階に設置されたギャラリーで行われたフラックスQによるモートン・フェルドマン弦楽四重奏第2番全曲演奏について。恐らくは、全曲演奏としては日本では2回目になるのかしら。セゾン美術館なんかでやってるかもしれないなぁ。

とにもかくにも、ホントに6時間近くも座ってられるかなぁ…と己の根性を疑いつつ、炎天下の午後2時半頃に地下鉄駅からルイヴィトンに向かいます(ギリギリまで銀座のシャネルだと思い込んでいて、危ないところだった…)。上層階のギャラリーに向かうエレベーターでチェロのフェリックス君と遭って、立ち話。曰く…今回はこれだけのために来てるよ、今日の終演は8時半くらいかなぁ、え、練習は勿論全部一気にやることはなくて(笑)10ページくらいづつやる、ソウルのキャンセルの話は覚えてないなぁ、等々…
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2015-12-07
もう2年も前のことだったんだっけ、このソウル東大門の会場まで行ったらFlux Qはキャンセルでした、ってギャグにもならん話は。いやはや…

じゃあともかくぐぁんばってください、ってわけで、フェリックス君は楽屋に向かい、やくぺん先生は狭い廊下にズラリと並んだ列の後ろに向かいます。この段階で20人くらいかしら。スタッフに「席はあるんですか?」と訊ねると、少しだけ、とのお応え。なるほど、これは基本的には立ち席イベントだな。

開場すると、そこはビル上層階の敷地全部をスポンと空いた空間にしたギャラリーで、真っ白な2つの壁面には蛍光灯のオブジェが貼り付けられてる。フェルドマンと同じくらいの時代に活動したDan Flavinというアーティストさんの作品らしいです。で、真ん中に譜面台と椅子。それに、足下にボトルの水。
006.jpg
原則写真撮影は禁止な会場なので、わざとぼけぼけの写真で状況をご想像あれ。この写真の撮影している側がガラス壁で、眼下には表参道が眺められます。席は20くらいが弦楽四重奏の正面に置かれているけど、半分が招待席。もうあたくしめには席がありません。これはまいったな、と思ったら、ガラス壁の前にまあるい座布団が10ほども並べられてら。なるほど、あそこに座っても宜しい、ってことでんな。

ぶっちゃけ、この演奏会を「イベント」として考えると、演奏する側やら仕込む側にもいろいろと大変なことはあろうが、聴衆とすれば「6時間にすら及ぶ可能性がある長丁場をどうやって大過なく過ごすか」が最大の課題。まず、事前に水物は控えましょう。トイレに行って戻れるような状況なのかは判らないですから。理想はごろんと寝転んでしまうことだろうが、流石にそういうわけにはいかぬだろうから、6時間を前提に座り方を考えねばならぬ。ニューヨークからパリまでの大西洋線東向き横断、東京からだとシンガポールやらヤンゴンまで行けるくらいの時間を、基本的にはずーっと同じ姿勢を保っていなければならないのであーる。

その意味では、「気を紛らしたかったら首を傾けて、表参道の人の流れや、はたまた青山方面のビルや空を眺められる」という場所は理想的です。それに、丸い座布団みたいなものに座って足を自由に投げ出したり出来るのは、椅子に座っているより余程寝ている状況に近い。これならなんとか乗り切れるかもしれないぞ。

目の前にはCanonの一眼レフ8台くらいがズラリ、デッカい予備バッテリーも付けられ、6時間に迫る長丁場の映像収録をしようと取り囲んでます。かくて開演となる午後3時が至り、100名弱の聴衆&スタッフ関係者の前に、フラックスQの面々が登場。おおお、第1ヴァイオリンのトムが丸刈りになって、まるでタイのお坊さんみたいだぁ!ルックス的には、この曲にドンピシャかも。

あとは延々と、フェリックス君が仰るとおり午後8時26分までかかったフェルドマン第2番の演奏が続くだけ。なんせ、「提示部第2主題●●小節目のピアニッシモは…」とか言える類いの「作品」ではないので、語れるのは「5時間半を体験しての感想」でしかないのだけど…まあ、ひとことで言えば、この作品、ここまで長いと普通の意味での「時間芸術としての作品」ではなくなってくる。時間と空間が溶け合っちゃう、というか、この音が鳴っている空間そのものがひとつのアートであり、オブジェになる。今回のようなオープンで外の光や風景も含み込んだ会場の場合、意図したかどうかはともかく、時間の流れが光の変化としてイヤでも感じられ、そこに光のオブジェが展示されているものだから、光の変化は確実にひとつの方向性を有した微妙な動きとして感じられる。要は、フェルドマンが鳴っている空間全体がひとつのインスタレーション作品です、ってこと。

音楽そのものは…そうですねぇ、まあ、これはもう、一種、「ART」を鑑賞するのではなく、「Nature」を眺めるに近いなぁ、と思ったです。人間の意志が音の法則性に対してどうこうしているのではない。もう自然にある音を、座ってじーっと耳を澄ませているようなもの。湖の上の波紋をずーっと眺めている、風で波が立ち、そこに葉っぱが落ちてきて揺れ、あっちからカイツブリが走ってきて波紋を広げ…ってのをひたすらみているようなものです。

そう、それはそれで、あり。一応、「繋ぎの部分」と「意志的な動きの部分」がはっきり分けて作られているとか、2度の動きが演奏者の疲労度や時間経過によって微妙に異なってくるとか、いろんな仕掛けはあるんでしょうけど、まあいいよそんなこと、って気分になってくる。

4時間20分くらいから4時間40分くらいに最後の大きなクライマックス(といっても、別に凄く違ったことが起きるわけじゃないですけど)を迎え、一息付いて淡々と繰り返される時間が戻って来た辺りで、明治神宮の杜から華火が上がり、破裂音も聞こえてくる。まるでこれも、この空間に仕込まれたみたい。

フェルドマンの弦楽四重奏第2番、もしもチャンスがあったら、人生で一度は経験しても良い…かなぁ。ま、皆さんにお勧めします、とは言いません。今回も、最終的に最初から最後まで付き合った聴衆は、うううん、どうなんだろうなぁ、30人くらいいたかな、という感じ。殆どの方は数十分、長くても2時間くらいが殆どでした。実際、やくぺん先生の隣は3人入れ替わり、反対も途中で入れ替わりましたし。

なんであれ、フラックスQの皆様、お疲れ様でした。

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ヴァルター・レヴィン翁没 [弦楽四重奏]

当電子壁新聞では、基本的には訃報は扱わないのだけど(キリがない、というのがホントのところ)、流石にこれは記しておきます。

元ラサールQの第1ヴァイオリン、この四半世紀は、プロカルテットの中心講師としてヨーロッパにはごく一部の音楽学校でしか成されていなかった弦楽四重奏教育を広く有能な若者たちに広め、現在の弦楽四重奏黄金時代の礎となった大教育者、ヴァルター・レヴィン翁がお亡くなりになったそうです。
http://chicago.suntimes.com/news/renowned-violinist-music-teacher-walter-levin-dead-at-92/
http://www.badische-zeitung.de/klassik-2/walter-levin-ist-tot-grosser-geiger-und-teamspieler--140294834.html
やくぺん先生は、フォンテーヌブローのプロカルテット・セミナーで、横にザイゼル氏が苦虫をかみ潰しているところで5分くらいの立ち話インタビューをしたことがあるだけで、他はステージ上とレッスンを眺めるだけのお付き合い、ホントに偉い人だったわけだけど、今の現役中堅クラスの団体にすれば、偉大なる師匠の訃報ということになる。いくら2000年代後半からはシカゴでご隠居生活でヨーロッパからは引退していたとはいえ、大きなニュースであることに違いは無い。

個人的には、何故か知らないけど最後の、かな、さもなければ最後からひとつ前くらいの来日で、ひとつのメインプロがノーノの《ディオティマへ》で、もうひとつがツェムリンスキーの最後がドッペルフーガが途中でひっくり返る奴、ええと、4番かな、をメインにした演奏会。なぜかツェムリンスキーばかりがやたらと印象に残ってるなぁ。…って、今思えば、この演目って、「最近、グラモフォンからレコード出ましたんで宜しく」って、文字通り20世紀の「著名演奏家来日公演」のやり方を絵に描いたようなもんですねぇ。その意味でも、懐かしいなぁ。

引退後は、やはりなんと言っても2000年のロンドン大会で、ブレイニン御大と審査委員長を分けたときの印象が強烈。なんせ、レヴィン御大とブレイニン翁という正反対の考えの巨匠を並べたら話がつくわけないのは誰が考えても判ることで、案の定大紛糾、シマノフスキQとかディオティマQとか完成された団体が全部セミファイナルで落とされ、ファイナルは若手選手権状態になり、カザルスQが優勝でアルモニコが2位というビックリするような結果になった(その数ヶ月後、レッジョではエクが1位無し2位になりカザルスQが3位で、考えてみれば沖縄ムーンビーチに始まり、カザルスホールとアマデウス・コースで盛り上がったバブル期以降の日本の若者達の弦楽四重奏熱の頂点がこの頃だったわけですなぁ。←遠い眼…)。あれがいちばん「レヴィン翁らしい」と言ったら、叱られるかしら。

ひとつの時代が終わる。そういえば、マン御大も90歳を越えてらっしゃる筈だなぁ。

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アロドQがエラートに録音 [弦楽四重奏]

諸処の事情でまともに仕事が出来ない状況になっているんだけど、ともかく、忘れないように自分のメモとしてひとつ、入れておきます。

輸入盤業界関係の方からの情報に拠れば、アロドQがデビュー盤を録音、秋口に出てくるそうです。なんと、フランスの若手団体とすればエベーヌQ以来のエラートだそーなっ!なんとなんと、国内盤も出るそうで、いやぁ、こういう若手団体のメイジャーレーベル(という言葉が未だ存在しているとして)でましてや国内盤なんて、20世紀ならもう「将来のスター決定」という意味だったのだけど…今はどうなんでしょうねぇ。

演目はメンデルスゾーンの2番と4番、それに4つの小品。興味深いのは、歌曲の編曲も収められている、というところ。なるほどねえ、一筋縄ではいかないよ、ってところを見せてるわけかな。

まだ公式のエラートのリリースなどは出てないようなので、とにもかくにも最低限の情報のみ。ま、12月の発来日に合わせて、ということになるんでしょうねぇ。

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セシリアQファイナルシーズン [弦楽四重奏]

弦楽四重奏絡みの些か難しい原稿(ぶっちゃけ、データ量に対して字数が少なすぎる、というだけのことなんだけど)の締め切りが明日金曜日で、あれやこれやと情報収集をしていたら、ある関係者の方からこんなトンでもない事実があると教えていただきました。ほれ。
http://ceciliastringquartet.com/the-csq-announces-final-season/
なんとまぁ、日本の愛好家諸氏とすればドーリックQが勝った2008年の大阪大会で第2位になった「立って弾くカナダの女の子たち」
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2008-05-26
ワールドワイドには2010年のバンフで最終決戦で「さらばあたしらの青春」の万感を込めた涙なみだのドヴォルザーク作品106で奇跡の大逆転優勝を成し遂げてしまったセシリアQ
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2010-09-06
来シーズンをもって活動を休止するとのこと。

うううん、まあ、カナダの団体としてはセント・ローレンスQ以来という大きな期待(と、プレッシャー)を背負い活動する中で、あれやこれやとメンバー交代も多く、個人的にもご夫婦がバラバラに活動せねばならない方もいらっしゃったりして、いろいろ大変そうだなぁ、という感じはあった。昨年1月のパリのビエンナーレのショーケースに出て来て、挨拶をするタイミングもなく直ぐにいなくなっちゃって、今度はどこで会えるかなぁ、と思ってたんですけど…

ま、なんであれ、ダラダラと続けるのではなく、こうやってキッパリと「活動を休止します」と宣言してくれるのは有り難いといえばありがたい。北米の団体は、きちんと「解散宣言」出してくれるのは、見上げたもんだなぁ、と思いますです。はい。

みんな、まだまだ数十年は弦楽器奏者としてやっていく人達でしょう。どこで遭うかもわからないけど、あのバンフでの作品106は忘れない。

ありがとう御座いました、もう1シーズン、頑張ってね。

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クァルエット・レストロ・アルモニコはクァルテット・アルモニコとは違うのじゃ [弦楽四重奏]

完全に終わったと思って資料を全部片付けてしまった共著本、昨日になって「最後の校正です、締め切りは月曜朝必着」とのご命令でもう一度ぶ厚い紙束が佃縦長屋に届いてしまい、今、葛飾オフィス巨大柿の木の下に舞い戻っております。今晩、見物に行く予定だった演奏会には行けそうもない。ゴメン。んで、終演後に感想と一緒に記そうと思ってたことを、せめてもの宣伝にと記します。

ええ、本日日曜日午後5時から、早稲田に昨年高一昨年だかに出来た東京コンサーツのオフィス兼スタジオで、クァルテット・レストロ・アルモニコが演奏します。こちら。
http://tocon-lab.com/event/170708
首都圏の方ならまだ間に合いますので、お暇ならどうぞ…って、このすっかり真夏になっちゃった空の下、早稲田界隈まで出て来て下さい、と積極的に御願いするのもなぁ…と思わざるを得ないけどさぁ。

この団体、メンツをご覧になってお判りのように、お判りの方には説明の必要がないような面々が並んでおりまする。ファーストさんはラストネームをお替えになったので、あれ、っと思う方もいるかもしれないかな。

ぶっちゃけ、このメンツで、このマネージメント会社となれば、バルトークの5番だけじゃなくてもっとガンガンに現代物をやって下さいな、と言いたいところだけど、ともかく、起ち上げ始めとしてはまずこれくらいで、ってところなんでしょうかね。その辺り、本日でかけて、あれこれ問い質そうと思ってたんだけど。

ちなみに、これまたご存知の方はご存知の「クァルテット・アルモニコ」とは、まるで別団体です。混乱するんじゃないの、と言ったのだけど、ま、これで始まってしまったのでこの名前で行くみたい。この先も定期的に続けていくつもりなら、こっちで渾名を勝手に付けちゃうべきなのかしらねぇ。「れすあろ」だけはイヤだけどさ。

とにもかくにも、お時間があって、目の前でがっつりバルトークの5番を聴いてやろーじゃないか、《大フーガ》で暑さをぶっとばそーじゃないか、って元気な方は、今から早稲田まで走って下さいな。よろしくぅ。

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コンクールは歴史的使命を終えたのか? [弦楽四重奏]

なんだかものすごくえらそーなタイトルだけど、中身は毎度ながらの猛烈に具体的なことです。悪しからず。

3年越しの共著本を終え、昨日今日と葛飾オフィスで資料の整理というか、しまい込み作業をしつつ、昨晩からはお嫁ちゃんも加えて夏の後半以降の日程作りを本気で始めております。ま、要は、いままで今年後半以降のことを真面目に考えていなかった、というだけのこと。毎度毎度の「自分に対する秘書仕事」がからっきし出来ないむのーしゃの繰り言でありまする。

とにもかくにも、恐らくは将来的に「黄金期パシフィカQ」と呼ばれるであろう現行メンバーの最後の演奏会となるラヴィニア音楽祭での「トーキョー・スタイル」のベートーヴェン全曲演奏会に詣でる算段を整え、その勢いで、クレジットカードの支払いがどうなるかなーんにも考えずに、9月末からの日程をひとつ入れてしまいましたです。そこから先になると、(元)うちの若いもんの結婚披露宴とか、大阪国際コンクール優勝団体ツアーとか、親爺の7回忌とか、目出度かったり面倒くさかったりする国内イベントが並んでる。年末から年明けにかけてはまだ考えてないけど、ともかく、数ヶ月先までを日程表に書き込み始めた。

ホントに俺はそこまで生きてるのか、と思いつつ日程が埋められた表をながめていると、どうやら先頃のレッジョ・エミリアから来年のイースター頃のロンドンまで、所謂メイジャー中の国際弦楽四重奏コンクールはすっぽりとありません。まあ、去年から今年にかけて重なりすぎたから、こういう時期もないと困るわけだけどさ。

気になるのは、最近、某大手マネージャーがバックにチラチラし始めて、なにやら存在感を増しつつあるザルツブルクの国際モーツァルト・コンクールと、監督だったシュテファンが倒れてしまいどうなるのか良く判らないグラーツの国際シューベルト&現代音楽コンクールが2月に続けてある。ま、2月はずっとオーストリア、という手もあるが、何だかなぁ…。ま、ともかく,来年の大物はこちら、ロンドンでんな。
https://wigmore-hall.org.uk/string-quartet-competition/2018-competition
審査員には、今や「毎度お馴染み」、この前もレッジョにいたミューラー御大に、今井さんもいらっしゃいますね。あまり無茶苦茶なことを言いそうな顔はないので、それなりにまともな結果が出そうではありまする。

とはいえ、半年以上もコンペに耳を晒していないといい加減劣化する、なんかないかしら、というわけじゃないけど、ひとつ興味深そうな大会があるので、ながめに行くことにしましたです。こちら。
http://www.ticc.no/
北海を望むノルウェーまん中辺りのトロンハイムで開催される大会です。審査委員長が去る5月に大阪にもいらしていたチリンギリアン氏で、パーティ会場でこの大会が話題になり、「おお、それは面白そうだ、是非とも拝見したいものであります」なんて酒飲んで調子良いこと言ったら、チリンギリアン氏すっかり本気になり、是非とも来なさいきなさい、はあはあ、ちょっと日程調整します、なんて相変わらずの安請け合い…

で、やっぱり、こりゃ顔を出さないとマズいだろう、ということであります。ぶっちゃけ、その先の眺めると、今の秋と信じ込んでいたフランクフルトのクァルテットアフェアーズでのクスQのベートーヴェン全曲は規模縮小の上来年になったとのことだし、このままでは1月のパリまで欧州はなしかなぁ、と思ってもいたので、ちょっくら知らぬ場所を覗いてみるべえか、ってことでんがな。

無論、そんな消極的な理由だけではない。この数年の世界のアンサンブル・コンクールの流れを眺めていると、良くも悪くも「国際コンクールのローカル化」としか言い様のない流れがあるように感じられてならないのですわ。

前回のメルボルンで苦節何年だか、いかにも苦労人っぽいノガQがやっとの思いで優勝を手にして以来、ああいう形での「それなりにコンクール歴を重ねて来た若手の中でもキャリアも地力もちゃんとある団体」が、コンクールで勝ちを取れなくなって来ているのは、もう紛れもない事実。ロンドンのファン・カイックQはまだ納得いくとしても(あれ、メルボルンの前かな?)、そこからは、ボルドーのアキロンQ、バンフのロルストンQ、ミュンヘンARDのアロドQ、ジュネーヴのヴィジョンQと、大阪がアイズリQを優勝させるまで、まあなんというか、モナコGPじゃなくてマカオGPの結果かいな、って感じの名前が並ぶことになった。で、レッジョでは同じようなことが起きそうになり、辛うじて1位なしで踏みとどまってくれた、ってのが正直な感想。

要は、「国際コンクールは即戦力を探すところではなく、主催する文化圏なりの可能性を評価する場所になった」としか言いようがない。

そんな中で、このトロンハイムのコンクールは、セミナーを併設し、もうはっきりと「若手団体のコンクール」を明瞭に打ち出している。なんせ、大阪にも登場したマックスウェルQが優先枠で出場団体に選ばれ、レッジョで最高位となったオマールQが受けに来る、というのですから。

ま、ぶっちゃけ、このふたつの団体が夏を越えてどうなってるかを眺めに行くようなもの。少しは見聞を広めないと、狭い常識に囚われるようになっちゃう危険もありますし。

もしかしたら、たかだか1世紀程度の歴史で、「コンクール」というシステムそのものが歴史的な役割を終えた,若しくは終えつつあるのか――やくぺん爺さん人生最期に眺めるのは、そういう辺りになるのかなぁ。

ま、もうちょっとは、眺めてみましょうか。

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ハーゲンQ限りなく録音セッションな演奏会 [弦楽四重奏]

共著本残務整理と積み上がった己に対する秘書仕事で当電子壁新聞に記せていませんでしたが、今、東京は神田川沿いの大曲(おおまがり)、トッパンホールで、ちょっと過去の東京では類例のない演奏会シリーズが行われています。ハーゲンQの「ショスタコーヴィチ&シューベルト」シリーズでありまする。

チケットは完売とのことで、慌てて宣伝する必要などなーんにもない、そんなことされると現場がかえって面倒そうなので、今日まで触れませんでした。だから、「いきたーい」などと思ってもダメです。諦めなさいっ!

ええ、この演奏会、なんだか最近やたらめったらあっちこっちでやられるような気がする「ショスタコーヴィチ+●●」という今時のナウいヤングがシビれるインなトレンド…というわけでもないのだろうが、やっぱり、ある種の21世紀初頭のトレンドなんでしょうねぇ。先週は台北で「ショスタコ+ヴァインベルク+ベートーヴェン」サイクルだったわけだしさ。シンフォニー・コンサートでも、「ショスタコ+ペートーヴェン」というのがちょっと流行みたいだし。

その辺りを議論し始めればいくらでも与太話が出来るんだろうけど、それはこっちに置いておいて、今、大曲でやってるサイクルの話です。ショスタコの3、14、15番を前半に配し、後半はシューベルトの最後の3つをどんどんどん、とひとつづつ並べる3日間。これから出かける最後の日がちょっとヘビーになり過ぎる気もするけど、ま、恐らくは今日は大ト長調のヘビーさとはなんなのか、ステージ上からちょっとばかり毛色の変わった回答が成されそうなんで、「これはこれであり」と思わせてくれるか、楽しみでありますね。

ええ、このサイクル、お聴きになられた方はお判りのように、ともかくハーゲンQの面々、猛烈に準備して演奏してます。もの凄く下に引っ張ったダイナミックス、なによりもバランスは完璧で、一昔前の言い方をすれば「まるでレコードみたい」な演奏です。技術的に立派とかいうレベルではなく、所謂「解釈」という奴を隅々までしっかりやっていて、どこをとってもハーゲンQ、になってる。彼らがDGを出て、自分らのレーベルで最初に作ったモーツァルトにはホントにまあビックリさせられましたけど、あれをライブで、シューベルトとショスタコで眺めているようなもんであります。あの録音、ってか演奏、ある意味、子供はこういうことをしてはいけません、の18禁みたいなもんで、直後に某音楽雑誌のためにインタビューしたら、御本人らも「あれを真似てもダメですよ」と言明してましたから。

ま、普通の意味で良く言えば、「巨匠にのみ許される芸」でんな。おいおいおい、そこそうするかいな、って。

やくぺん先生が拝聴させて頂いた初日では(昨日は台風接近で葛飾オフィスの柿の木になにかあったら近所迷惑なので、大曲まで出かけられませんでした)、なによりもアンコールで演奏されたシューベルト第10番の第3楽章がとんでもなさの極みでした。
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猛烈に綺麗な和声の響きの海の上を、旋律が和音が落っこちないように辛うじて繋いでいく。おおおお、これこそ2000年代終わりから10年代初めのシュミット教室で研鑽を積んだ若い連中がやりたがっては、少なくとも現時点ではみなほぼ爆死のようにそこまで至らずに終わっている音楽の理想なんじゃなぁ、と膝を叩いたでありまする。力足らずでこれをやると、音楽のパルス感がなくなってしまい、停まってしまう。ただただ響きの海がじっとりと広がるだけになってしまう。先々週だっけ、ケルンのフィルハーモニーで聴いたアルミダQは、なんとかそれを横に動かす努力を彼ら彼女らなりにやっていて、この団体が何をしたいのか、ミュンヘンARD優勝に全く納得いっていなかったやくぺん先生としては、「そうか,君たちはそうなんだ、ゴメン、判らなかったあたしがバカだった」と過去の非礼暴言を詫びたい気持ちでいっぱいだったのですが、一昨日はその先にある理想の姿をいきなり見させてもらっちゃった、という感じでありましたです。はい。

で、なんでこんなことになってるか、トッパンホールの方に訊ねると、話は簡単。今回のチクルス、ハーゲンQのレーベルの為にライブ録音しているそうな。普段の来日公演では、本番の数時間前にやってきて会場で音チェックして本番なんだけど、今回はもう朝からホールに来て、びっちり練習している。一緒に来ているチーフ技術者さんと日本国内の録音スタッフは、そんな練習も別テイクとして録音している。で、夜の本番に臨んでいる。

考えてみれば、今や年間にそれほどの回数の演奏会をこなしているわけではないハーゲンQ(なんせ、ファーストのルーカス氏は、先月の頭はレッジョ・エミリアで審査員ずーっとしてたわけですし)、少ないレパートリーに「巨匠となったハーゲンQの解釈」を細部まで詰め込み、ザルツブルクとか、シュヴァルツェンベルクとか、パリとか、あまり多くはないステージで披露している。そんな中で、きっちりライブ録音をやろうと考えると、規模といい遮蔽性といい、聴衆のノイズの少なさといい、最も理想的な空間がトッパンホールと考えるのは極めて筋の通った話でありましょう。

無論、ぶっちゃけ、聴衆が相手ではないとまで割り切っているとは言わないけど、トッパンとはいえホール全体に音を埋める、という音楽ではありません。だから、客席の彼方此方からは、「音がちっちゃい」という初期ハーゲンQの演奏会で盛んにきかれた声もあがっていました(バンフでハーゲンQが優勝出来なかったのは、あの音響最悪の会場で音が聞こえなかったからだ、という嘘かホントか判らぬ話はさかんにされましたっけ)。でも、この会場なら、それでも聴衆がきちんと耳を澄ませてくれれば大丈夫、問題ない、ってことなんでしょうねぇ。

こうして考えてみると、カザルスホールに始まった世界に、少なくともヨーロッパには、類例のない「室内楽専用ホール」(とうとうブーレーズ・ザ-ルという形でベルリンに逆輸出されるに至った)というのは、意味があるんだなぁ、と思わされたです。

ハーゲンQのショスタコ&シューベルト、そう遠くない将来、ディスクとなって出て来るでしょう。請うご期待。楽譜、用意しておいた方がいいですよ。「あれっ」てとこだらけだから。

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究極のファン二次創作~結成四半世紀モルゴアQのプログレ大会 [弦楽四重奏]

あれやこれややることが山積みになってるのをほっぽり出し、小雨降る中チャリチャリと浜離宮まで走り、昼間っからちょい悪オヤジ共が4人も集まってプログレ弾きまくる不届き極まりない演奏会に行って参りましたです。モルゴーアQ結成25周年演奏会昼の部、でありまする。
http://columbia.jp/artist-info/morgauaquartet/live/53673.html
会場は昼間っからちょい悪オヤジの仲間みたいな熟年オッサンや、その連れ合い系おばちゃま、それに意外にも、案外と若い楽器を抱えた人が多かったのは、お弟子さん達が「夜は満員だから昼に来なさい」と言われたということなのかしら。休憩中、「ロビーでCDやグッヅを販売しております…」などと室内楽演奏会とは思えないアナウンスがあり、慌てて出てみると、ほーれ、マネージャーさんがこんな格好してたり
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終演後にはCDサイン会で大行列で,その隣で「グッヅ」売ってたり。
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夜の部まで「グッヅ」は在庫があるか、なんとも判らんぞい。

ぶっちゃけ、「いくら昼間のコンサートが大盛況の昨今と言え、どう考えても夜の9時とか10時から酒も飲めるライブハウスでやるのが最適の演奏会を平日昼間にやって、一体どんな聴衆がやってくるのであろーか」というひたすら下世話な関心から詣でたのでありまするが…いやぁ、いろいろ考えさせられましたです。はい。

ええ、このモルゴーアQを四半世紀生き続けさせた最大の理由たる「プログレ」ものですが、本日しっかり聴かせて頂き、「ああああ、よーするに、これってコミケみたいなファンの二時創作でんなぁ」と思ったです。皮肉でも批判でもなく、事実としてそーなんだなぁ、と。ファンが、仲間を集め、自分の持ってる媒体で大好きな作品を再現してみる。そして、それをホントに面白いと思う人達だけが、面白い面白いと熱狂する。相手を面白がらせる意図など皆目無く、自分らが好きだからやってて、周りが盛りあがってるからラッキー、これはまたやれるぞ、ってこと。

実際、舞台上から、上記のようなことを荒井氏が仰いました。とっても判りやすいし、とっても明快。

ご存知の通り、モルゴーアQというのは日本、というか、世界の弦楽四重奏業界の中でもちょっと特殊な位置づけの団体であります。御本人らに怒られることを覚悟で、ぶっちゃけ言っちゃえば、言葉の最良の意味で「趣味でやってる団体」です。恐らく、メンバー4人のひとりとして、モルゴーアQで稼ごうとはこれっぽっちも思っていないでしょう。勿論お仕事ですけど、「お仕事」ではない。ことによると、世界で一番幸せな弦楽四重奏団かもしれません。これ、マジ。

というお祝いの言葉はこれまで。ちょっと真面目に考えると、この荒井さんが作った楽譜って、もの凄い可能性があるように思えるのですわ。

良し悪しではなく単なる事実として、モルゴーアQという団体は、普通の意味での常設ではありません。在京オケの主要メンバーが、弾きたい楽譜を弾くために集まって演奏会をしている。だから、「楽曲を深める」とか「同じ曲をイヤになるくらい繰り返しツアーで弾く」などということもない。このプログレ系作品群も、荒井氏が趣味で編曲し、仲間のために楽譜をきちんと作っている。今日はサイン会が長すぎて、とても待っていられず、御本人らに訊ねられていないのですが、マネージャーさんによれば「楽譜はちゃんとしていて、弾こうと思えば誰でも弾ける。でも、この楽譜をどうしようという話は、したことありません」とのこと。

本日の昼間の演奏などを聴いていると、「ああ、この楽譜、あの団体やらこの団体やらに見せたら、飛びついてくるだろうなぁ。自分らでまた勝手に弄り、あの団体なら暗譜して立って大暴れする大パーフォーマンスとして演奏しちゃうに違いなかろーに」って思わざるを得ないのでありますわ。例えばアタッカQとか、はたまたヴィジョンQとか、もう大変なことになりそー。

そういう若いプロ連中が本気になって取り組むことで、この楽譜は普通の意味で「クラシック音楽」とか「室内楽」とか、はたまた「弦楽四重奏」なんてものになーんにも関心のない聴衆に、この媒体の有り様を伝え、うまくいけば「すげえええじゃん、クラシック」とか「くぁっこいいぞ、クァルテット」と思わせることも出来るだろう。その可能性が、これらの楽譜にはある。

そして、その熱狂の真ん中には、一種のファンジンとしての荒井氏が作成した譜面が存在する。そして、Araiの名は、キース・エマーソンと共に巨大な星となって北の天に輝くのじゃっ!

さあさあ、あらいさんあらいさん、出版して下さいっ!世界はこの譜面を待っている!いぇいいぇいいぇいっ!御願いしますう!

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