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ダネルQベートーヴェン&ヴァインベルク&ショスタコ連続演奏会inTaipei [弦楽四重奏]

昨日、膨大に仕事をやり残しつつなんとか極東の島国に戻り、先の日程を何も考えていなかったので慌ててバタバタと自分の秘書仕事を始めたら…困ったことになった。

ええと、こういう演奏会があります。
19260534_1342368745800602_6403837880216522553_nのコピー.jpg
21世紀の全教演奏魔、ダネルQがとんでもないサイクルをやるですよ。、上の写真、解像度が悪すぎるけど、要するに今日から来週の月曜まで、台湾の工科大学の講堂で、「ベートーヴェン+ヴァインベルク+ショスタコーヴィチ」という演目取りそろえ、6日間で主要作品を弾きまくる、という無茶なイベントであります。公式ページも素っ気ないんだけど。
http://www.quatuordanel.eu/event/triple-cycle-in-taipei/
連中が台北でヴァインベルクをやるというのはなんとなく聞いていたのだが、日程はわしがヨーロッパにいるときにモロに重なってるなぁ、まー秋には大丈夫だろうが、ノルウェーのチリンギリアン先生がやってるコンクールと重なったら困るなぁ…なーんてぼーっと思ってて、ああ、連中、台湾入りしたな、などとFacebookで眺めていた。

で、さてもこの先の日程をちゃんと確認しなければ、とあらためてあれこれ眺めたら、あれまぁ、今日からじゃないの。もう半分以上は終わってると信じ込んでたぞ。なんてこった。

で、週末の札幌の宿の余りの高さに呆れかえり、ベルリン東京の皆さんには申し訳ないがこれじゃあとてもじゃないがふきのとうホールは無理かなぁ、などと思ってるところだったもので…ムラムラと妙な気持ちが沸き上がり…

ともかく月曜日のアルディッティQには戻ってこなければならない。なんとかならぬかとあっちこっちひっくり返すも、月曜日の飛行機がレガシーキャリアからLCCまで含めどこももの凄く混んでいる。うううん。アルディッティを捨てて火曜日に戻るにしても、これまたもの凄く混んでいるぞ。

さても、どーするどーする。

ま、結局、札幌も台北も指くわえて眺めているだけになる可能性は極めて高いものの、とにもかくにも東アジアの島国たちではクァルテットが大盛況のこの週末であることは確かなのであーる。

みんな、そんなにクァルテットが好きなのか、アジアの人々っ?

[追記]

結論から言えば、なんのかんので、日曜日午後の公演にだけ行くことにしました。片道タダ券、月曜はもう飛行機がパツパツで、夕方の上野のアルディッティQに戻ってくるために、LCC香辛料航空さんに4万円以上払うことになりましたが、まあ、これはしょーがないわなぁ。

てなわけで、週末は台湾島でありまする。ダネルQの連中と主催者さんには連絡は付いていますが…いやはや、どーなることやらぁ。

蛇足ながら、このおそろしーサイクルを主催する若き主催者さん、秋にはやくぺん先生一押しの若手、ヘルメスQも招聘しているようです。ヴィオラちゃんが故郷だもんねぇ。これもまた微妙な日程だなぁ。ううううん…

[追記の追記]

台北音楽庁地下のリサイタルホール前です。これからチクルス5回目の日曜日の演奏会が始まります。

今、主催者さんと話したのですが、このチクルス全体で16回、今回は6回やって、次回は来年の9月、そして最後はその次の2月を予定しているとか。ま、無事に完奏していただきたいものでありまする。

なお、この主催者さんは秋にエルメスQを呼ぶのだけど、どうやら当初は日本でやってそれから台湾の予定だったそうな。え、知らんぞぉ、そんな話と言ったら、日本はスポンサーの関係でキャンセルになったそうな。うううん…

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ボルドーは若手クァルテットだらけ [弦楽四重奏]

レッジョからボルドーに到着後、若様の関係者顔見せ欧州グランドツアーに同行する爺やとしての仕事が案外と忙しく(なんせ、レッジョでは若さまのお宿から爺やの付き人宿まで3分だったのだけど、ここではトラム乗り継いで20分以上かかりますもので)、当電子壁新聞も弄れずにおりました。只今、もぐら若様が無事にボルドー空港からご帰国の途に就かれましたので、やっと爺や仕事もオシマイ。で、統治での状況を一挙にお伝えしましょうぞ。

ええ、ボルドーは,皆々様ご存知の通り、かつてエヴィアンでやっていた国際弦楽四重奏コンクールを20世紀末に引き継ぎ、ボルドー国際弦楽四重奏コンクールを開催しております。フランス語文化圏では最大の弦楽四重奏専門大会で、第1回は大阪で勝って乗り込んだベルチャQが優勝、以降、パーカー、プソフォス、ツェムリンスキー、そしてシューマンQなど優勝団体を出しておりまする。まあ、中身については、めんどーなんで今は触れません。当電子壁新聞検索で「ボルドー」と入れれば、ざああああっっと出て参りますです。

数年前に、エクが1位無し2位になった年以来レッジョの大会を実質的に事務局で支えていたフランチェスカ・ジニ女史がここの、これまた実質上の事務局長に移り、レッジョでもやっていた「コンクールの間の年にクァルテット音楽祭をやる」というのを移入した。お陰でレッジョはそれがなくなっちゃったんだけど、ともかく、毎年、ボルドーでは春の終わりに「若い団体を集めマスタークラスをやり、街の各地で披露演奏会をする」という都市型フェステイバルを開催している。

今回は、たまたまレッジョの大会と時期が重なったので、大阪の若様に少しでも眺めていただき、フランチェスカや関係者の皆様に顔つなぎをし、大阪大会との連携をはかる下準備としようではないか、というわけで、遙々イタリア半島付け根の山脈越えて、コートダジュール見下ろし、こちらアキテーヌの地に至ったわけでありまする。

もう、細かいことはしょーりゃく。絵ずらでご覧あれ。フェスティバルそのものは先週末から始まっているのだけど、メインゲストは日本の優勝団体ツアーから戻ったばかりのアキロンQでありまする。彼女らは,もうマスタークラスは受けません。演奏会のみ。日曜にはかの葡萄畑の真ん中のシャトー・ロスシルトの蔵で演奏会。で、大阪の若様もぐらとやくぺん爺やとが到着した晩は、コンクールも開催されたオーディトリアムから至近、市内のど真ん中のなんだか不思議な場所で、ピアノ五重奏。ボルドー市民とすれば、プソフォス以来のフランス団体の優勝ですから、もう大人気でありました。
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会場はねぇ…まあ、しょーがないけどね。帰国早々、お疲れ様です。

期間中、朝9時半から午後6時まで元イザイQ第2ヴァイオリンさんと、お馴染みムニエ氏に拠るマスタークラスが開催され、無料で一般市民に航海されます。
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ポーランドのお嬢さんたちにハイドンの作品33の5を指導。この曲、K.387と直接繋がってるのかぁ、言われてみればそうだなぁ。勉強になるなぁ。

んでもて、夜は彼女らがトラムで市街ギリギリくらいまで行ったライブハウスというか、何だかよく判らぬ住宅地の中の不思議な会場で演奏会。
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暑い…けど、ビール売ってて飲みながら聴けるのでなんとか生き残れた。それにしてもお嬢さんや、「ニューミュージック・クァルテット」なる名称だけは止めなさいっ!

そして本日、もう若様もぐらはシューマンQが待つ大阪へと帰国なのでありますが、ちゃんと午前中のマスタークラスは見学します。
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パリの若い団体にフランス語でやってるので、中身はぜーんぜんわからないけど、ブリテン1番冒頭のなんだかわけわからぬ音程を散々やって、その先のアレグロの表情付けを叱られてるのは判りました。

そんなこんなで、きちんとボルドーでもクァルテット漬けですよ、というご報告。やくぺん爺やは,今晩のリヨンで学びプロカルテットで修行している若い連中を今晩聴き、明日の音楽祭最後、たまたま「レッジョ大会ファイナリスト」たるインダコQ(ボローニャから同じ便でレッジョ入りしました)を聴き、当地を離れる予定でありまする。あ、そうそう、なんで今年はこんな暑い時期になったのか、とフランチェスカに質問したら、「大統領選挙だったからよ」だそーな。なーるほどね。

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レッジョの結果はエク以来の… [弦楽四重奏]

レッジョ・エミリアの第11回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール、深夜過ぎに結果が出ました。

第1位:無し
第2位:オマールQ(米)
第3位&聴衆賞&現代作品賞:アドルノQ(伊)

なんと、エク以来の1位無しです。ちなみにピヒラー御大が審査員長で、アマリリス、ヴォーチェ、マッコレという錚々たるファイナリストにグランプリを出さなかった2011年第9回大会は、「グランプリ以外は章無しファイナリスト」という特殊な規定だったために、「1位なし2位」ではありませんでした)。

11時半を過ぎての発表ながら、初tのイタリア団体優勝かと沢山の聴衆が待っていた。そんな盛り上がりに肩透かしするように、エルベン審査委員長は英語で「審査員団は優勝は出さないことにしました」とアナウンスし、会場は一瞬、なにながんだか判らない、って空気に包まれました。いやぁ、ちょっとコワかった。

正直、この結果は極めて妥当でしょう。ファイナルに辿り着いた中ではオマールQの最高位は疑いなかったけど、まだ若い、この5月にNECのカッツ教室を終え、ワシントンDC郊外の小さな大学での2年間のレジデンシイが決まったばかりという20代半ばの若者らとすれば、レッジョなんて大き過ぎるタイトルを獲ってしまうのはちょっとマズかろう、と思えましたから。なかなか味わい深い結果です。

以上、速報でありました。皆さん、ご苦労様でした。なにより、こういう難しい決断をきちんと出来た審査員の皆様を、大いに讃えたいと思うです。

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ファイナルはレッジョ初のイタリア祭! [弦楽四重奏]

北イタリアはレッジョ・エミリアで開催中の第11回パオロ・ボルチアーニ・コンクール、昨日本日と残念ながらステージから姿を消した団体が郊外の幼稚園&障害者施設とか
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旧市街内の広場とか
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弦楽四重奏という音楽を街の皆様に広めて歩いてる間にも、いつのまにやらもうセミファイナルも終わり、明日の本選に進む団体が発表されました。こちら。
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てなわけで、3団体のうち、なんとなんと2団体が地元イタリアです。あの今や神話的な大会となっているパオロ・ボルチアーニ氏の楽器をさし上げます、という全くプライヴェートで1回限りの特別大会として始まってこの方、数多くのイタリア団体が挑戦するも、ファイナリストまで残ったことはない。それどころか、招聘団体にイタリア拠点のものがあったことすら稀という状況が続いておりました。それだけに、この結果はもう、完全にイタリア祭状態でありまする。

ま、本日の結果だけをみれば、純粋に第3ラウンドでの出来を素直に反映したのかな、という感じ。ハンソン君、ちょっと流石にやり過ぎだったしねぇ…QBTが残っていれば、などと死んだ子の年を数えるようなことはもうしませんが、はい。

これがコンクールというもの。さて、明日日曜日本選はこちらの午後8時にスタート。日本時間では月曜朝午前3時といういちばんしんどい時間ですねぇ。

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レッジョ2次予選結果 [弦楽四重奏]

レッジョ・エミリアのパオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール2次予選の結果、出ました。以下,ご覧あれ。
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ストリーミングをお聴きになられていた方は、ちょっとビックリなんじゃないでしょうかね。

ま、とにもかくにも、これは一体どういう意味なのか、どう考えれば良いのか、なかなか勉強になる、としか言いようがない結果でありまする。残った5団体のうちの3つがイタリア、というのはたまたまなんでしょうねぇ…

ストリーミングがあったお陰で、それなりにお聴きになられていた方がいて、かなり安心しています。何も知らずにこの結果だけ見るのとは違うでしょうから。

ともかく、明日の午後3時、日本時間の午後10時から、ジュネーヴの2位を胸に秘め,半年で随分と姿を変えたハンソンQが弾きます。請うご期待。

いやはや、これはホントに、ここまで来て聴いていなかったら判らぬなぁ。これがコンクールというものなんだわなぁ、いろんな意味で。

[追記]

以下は、書くべきかどうか暫く考え、ともかく今は記さずにおこうと、上記の部分では触れなかったこと。やっぱり,書きます。

ええ、Qベルリン東京のブラームス第2番ですけど、演奏終了後、個人的には「コンクールのステージでこれをやるのはちょっと危険ではないか」と思わなかったとは言えません。オマールQなど、試合を落とさないという意味では綺麗に纏めてきましたし。だけど、結果発表後、第1ヴァイオリンのもりやさんと話した中で、彼が「自分達としては、次の段階に行ったと思ってやったことですから」と仰っておりました。あの拍感を落として内に沈殿していくようなもどかしいブラームスは、明らかに彼らが意図的にやっていたものだった。ハンソンQの極めてアグレッシヴなシューマンとは正反対の方向性だけど、これもひとつのロマン派の表現と考えた挙げ句に、彼らが選んだやり方だった。

Qベルリン東京は、昨年のメンバー交代以降、ずっと学んできた師匠オリーとも別れ、自分達の道を歩み始めています。生活も変わりました。そんななかで、こういう道で進むのだと考え抜いた上で作ってきたのが、あのブラームスだった。確かに、「俺は納得いかないだろうが、これならば仕方ないな」と万人が思えるまでの完成度には至っていなかったかもしれません。コンクールという舞台では、そういう音楽を出すのは危険かもしれない。でも、今、彼らはこれしか出来なかった。

だから、やくぺん先生としましては、彼らのあのブラームスはありだろう、と思った。そして、これがダメと言われるならば、それはそれで仕方ないのだろうとも、ちょっとだけは思った。

Qベルリン東京という団体が、この先、どのようにやっていくか、それは判らない。だけど、あのブラームスは、異国の地で自分らの音楽を探そうとしている、コンクール時代を終えた若い演奏家達のひとつの真摯なありようとしては、誠に立派なものであります。

だから、皆さん、6月25日のふきのとうホールには、是非とも聴きに来て下さい。そして、皆さん自身で、彼らの道が正しいのか、やっぱりそれはまずいのか、聴いてあげてください。この若者達には、それだけのことをする価値はあります。宜しく御願いしますです。
http://www.rokkatei.co.jp/fukinoto/

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レッジョの審査員絶賛お仕事中 [弦楽四重奏]

レッジョ・エミリアに到着しました。2002年の歴史に残るクスVSパシフィカによるロンバルディアの戦いを見物して以来、3年毎に大阪の後は直ぐに渡欧というパターンが続いてるわけだが、最初は晴海のディレクターとして日本での優勝団体ツアーを引き受けるお嫁ちゃんらと一緒、お嫁ちゃんが溜池で室内楽お庭の庭師さんを始めて来られなくなってからは独り身、そして今回は大阪から特使としてオフィシャルに派遣されているもぐら隊長お付きの爺やとしてクラウン・プリンスの御世話係…なんせ、一昨日は今や2児のパパとなったそのクスQのヴィオラ氏とベルリンでバカ話をして、パシフィカQの動向(新しいヴィオラはベルリン拠点だった奴で、ウィリアムは良く知ってるそうな)にビックリしていたりしたわけだしさ。

ま、こうやって人生、いろいろ変わっていくから面白いもんです。なあ、ばーさんや、今日は結婚記念日じゃのぉ。レッジョのツバメたちがぴーぴーと祝ってくれておるじゃ。

んでまぁ、なんのかんのでベルリン・いんちきブランデンブルク空港ことシェーネフェルト空港からパツパツでお子様とイタリア人が騒ぐLCCでヒョイッと雲の上を跨ぎ、途中でエミレーツ航空の38くんに2回も頭の上を横切られつつアルプスを越え
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半端な曇り空のボローニャ空港に到着。バスで中央駅に向かい、今やすっかりローカル線となってしまったかつてのトレニタリア栄光の幹線上を30分ほどローカル快速で突っ走り
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レッジョ駅からモーツァルトもカエサルも歩いた街道を旧市街内部中央まで荷物引っ張って歩き、レッジョの普段着作務衣&サンダルに着替えて慌てて劇場に走り込んだら、1次予選最後の団体がハイドンの終楽章弾いてましたとさ。
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かくてやっと大阪公式代表もぐら隊長に合流、どんなじゃった、などと話をしていると、目の前をベルリン東京のモーティ君が練習に向かいご挨拶、そのうちにわらわらと弦楽四重奏共が集まり始め、1時間弱ほどで結果発表であります。っても、以前のような劇的なことはなにもなく、連絡事項掲示板に事務局のおばちゃんが紙をピラッと張るだけ。
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ほい、これが結果。
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昨日からしっかりノート取りながら全部聴いてるもぐら君に拠れば、全く妥当とのこと。これ以上減らしたらいきなり3次になっちゃうもんね、ってさ。そりゃそーだ。

ともかく大阪に比べるとやたらと時間の余裕がある大会なので、ことによると殆ど落とさずに次のラウンドにいくかなぁ、とも思っていたのだけど、エルベン審査委員長の下、ミューラー氏など真面目な方が揃っているので、そいういうことにはならなかったみたいでんな。

かくて、本日のこちらの午後4時、日本時間では午後11時というネット世界ではゴールデンアワーに、ベルリン東京から本日のセッションが始まります。ストリーミングもありますので、ご関心の向きはどーぞ。タイムラインは上の張り紙参照。
http://www.iteatri.re.it/Sezione.jsp?idSezione=4804

さて、あたしゃ、お付きの者宿の部屋を全面的に配置換えしお仕事場に改造し、大阪の報告書にやっと着手です。ここはどこじゃ、いたりあじゃぁ!

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第11回パオロ・ボルチーアニ国際弦楽四重奏コンクール開幕 [弦楽四重奏]

本日11時のQベルリン東京の演奏を以て、レッジョ・エミリアでのボルチアーニ・コンクールが開幕いたしましたぁ。
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とはいえ、あたしゃまだドイツにいて、明日の午後に駆けつけるのでありまする。んで、既に現地入りしている大阪もぐら君からの情報で、今分かってることだけを記します。

参加団体は、ひとつキャンセルがあり、9団体。
http://www.iteatri.re.it/Sezione.jsp?idSezione=4736
先月に発表されたこのリストから、カスアリアンQが辞退しただけ。って、それなりにキャリアがある奴らがまた減ったわけかぁ。地元団体で実績のあるリスカム、前回ボルドーのファイナリストのオマールやベルリン東京、このまえのジュネーヴ2位のハンソン、という辺りが軸になっていくのでしょうけど、有力団体にイタリア勢が入ってるのがなんとも微妙ですねぇ。うううん…

昨日の開幕レセプションで抽選会があり
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籤引きで誰やらがBをひいたようで、演奏順はベルリン東京がトップ。あとはこのリストの順番にアルファベット順で弾いていくことになったそうな。本日は5団体演奏だそうで、インダコQというイタリアの連中までということですね。明日は残り4団体が11時から弾くそうな。どうやらやくぺん先生が到着する頃には、第1ラウンドは終わっちゃってるなぁ。なお、演目などは、現地からの情報は来てません。なんせストリーミングもないそうなんで、なーんにも判らぬです。

これだけじゃ、あんまりにも寂しいんで、昨日カメラマンもぐら君が撮影した昨日のベルリン東京の勇姿。すっかりベテランの風格じゃ。
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てなわけで、明日以降、いつものように結果速報だけはするようにいたしましょう。今、ハノーファー中央駅停車中。ベルリン東京の師匠オリーくん、ここから数百メートルの音楽院の教室で、今度こそ安心して眺めていられる戦いかな。なんせ、クスが勝った時のレッジョとは状況が相当に違ってますから。

[追記]

スイマセン、先程、リンデン通りの飯屋で某弦楽四重奏団ヴィオラ奏者氏と話をしていて、「え、ストリーミング、やってるよ、俺、さっき、ベルリン東京聴いた。あいつら、バルトークの3番選んで正解だったわ」ということになりました。
http://www.iteatri.re.it/Sezione.jsp?idSezione=4804
明日6日も午前11時から、日本時間では午後6時から4団体が弾きます。さあ、こぞって聴こう!

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パシフィカQ第1期最後はベートーヴェンで [弦楽四重奏]

欧州出発を前に滅茶苦茶なことになってきていて、ホントに電子壁新聞どころではなく、ともかく自分の為のメモを。

常設フルタイムでやってきている弦楽四重奏団は、20年を過ぎるくらいからまた次の時代に入り始めるもので、中堅所団体からいろいろな動向が伝えられる今日この頃。やっぱりいちばん大きなネタは、こちらでありましょう。
http://myemail.constantcontact.com/PACIFICA-QUARTET-ANNOUNCES-PERSONNEL-CHANGE.html?soid=1103230119130&aid=ezSPDtM65hU

昨年のサルビアホールでのショスタコ全曲のときから出ていた話が、やっと公式に発表出来る状況になったようです。最初は「第1ヴァイオリンのシミンがオーブリンの弦楽器科主任になるので、ツアーがやっていられない。で、彼女が降りて…」という動きだった。ところが、このクラスの団体の第1ヴァイオリンとなるとそうそう見つかるものではなく、結局、適任者がおらず、弦楽四重奏の仕事を減らして続ける、という方向になりそうだった。

そこからまたいろいろあり、セカンドのシッビのところにオーブリンから室内楽科だか弦楽器かだかの主任クラスで、という話があり、更にマスミにはイーストマンから声がかかった。で、なんのかんの、このような結果になったということ。

新しくセカンドに入る奴は、ビアヴァQの第1ヴァイオリン君です。今世紀の初め頃、札幌のPMFが東京Qを講師にプロの弦楽四重奏コースを数年やったことがあり、そこに来たこともある団体。10年くらい続けて、公式に活動を停止していました。その意味では、適材適所、ということでしょう。

栄光のパシフィカQ、現メンバーからの連絡に拠れば、黄金の第一期の最後の最後の演奏会はこちらだそうな。
https://www.ravinia.org/ShowDetails/Index?id=1259
ラヴィニアQでの「トウキョウ・スタイル」のベートーヴェン全曲でんがな!これはいかにゃならんかなぁ。この時期、カタロニアでカザルスQのベートーヴェン全曲を聴く予定だったんだけど、やっぱり付き合いからすればこっちだろうしなぁ。

20数年目の弦楽四重奏団、パシフィカQの直接のライバルのクスQも、今はみんな別々の場所に住んで、セカンドのオリー君は今はフェルツ師匠の精神を継ぐ最も若く活発なヨーロッパの弦楽四重奏教育センターになりつつある。そういう時代、なんでしょうねぇ。

…などと考えるに、本来ならばエクもそういうポジションがある頃合いなのだが…。なんせパシフィカ第0期、メルボルンの戦いで同じステージに立ち、同じく2次予選で涙を飲んだ同期なんですから。

些かなりの無力感も感じる今日この頃。んで、また週末からパシフィカ伝説の始まり、レッジョの戦いを眺めに行くわけだ。ふううう…アホか、わしゃ。

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アイズリQのメトロポリタン美術館レジデンシィ [弦楽四重奏]

スイマセン、忙しすぎるので、情報のみ。自分の為のメモ。

第9回大阪国際室内楽コンクール第1部門で優勝したアイズリQ、この9月からのシーズンには、ニューヨークのメトロポリタン美術館室内楽シリーズのレジデンシィに任命されています。これは試合参加前から決まっていたことです。以下、日程。
http://www.metmuseum.org/events/programs/met-live-arts/aizuri-quartet
このページ、なんだか凄くみにくいんだけど、もうちょっとなんとかならんかしら、美術館の公式なんだからさぁ。ともかく、日程だけ纏めると以下です。場所は1回目と3回目はいつもの、グァルネリQ定期以来お馴染み、あの弦楽四重奏映画でも最後の演奏会場となってブレンターノQのチェロさんが最後に登場した、ミイラの向こうのオーディトリアム。

Music and Mayhem:《ハープ》、ライヒ《ディファレント・トレインズ》、グバイドゥーリナ4番
Saturday, October 21, 7 pm

Music and Isolation:ヒルデガルト・フォン・ビンゲン、ジュズアルド、ハイドン、ベートーヴェン作品
Friday, December 1, 7 pm

Immigration/Migration:ブライト・シェン、ビーチャー、バルトーク
Friday, February 23, 7 pm

どこだかよく判らん場所でやる第2回が特に面白そうですねぇ。ちなみにこのシリーズ、グァルネリQがずーっと続けていた定期が終わったあと、3シーズンくらいパシフィカQが引き継いだのだけど、その後はシーズン毎に若手団体に枠を与えるという考え方になったようで、同じく大阪優勝の次のシーズンにアタッカQがレジデンシィを勤めていました。まるで「大阪で優勝するとメトロポリタン美術館のレジデンシィになれる」なんて誤解されそう…なわけないか。

一度くらい眺めにいけるかなぁ。第2回を、サンフランシスコのアダムス新作とがうまく引っかけられればなぁ。アダムス新作は11月29日と12月2日に上演があるみたいなんで、日程としては全く無理はないのだが、問題はフランクフルトでのクスQのベートーヴェン・チクルスの状況なんだわなぁ。ううううん…

って、今はそんなこと考えて暇はありません。さあ、お仕事お仕事。

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遅すぎる告知:ソレイユ東京駅で弾きます [弦楽四重奏]

大阪から戻り、デュッセルドルフ便に倒れ込むまでの10日程の間に、原稿6本(3時間を超えるテープ起こし作業含む)+単行本最終校正という物理的に限界を超えた状況。昨日の藝大でのジョコーソQもいけませんでした。この演奏会も告知してもいけるやら、であります。ここから見える場所なんだけどねぇ。

で、以下。お暇な方、よろしく。メンデルスゾーンは全曲なのかしらねぇ。時間からすると、ちょっと微妙だなぁ。

出演:クァルテット・ソレイユ
 
場所・日時:丸の内トラストシティ 2017年 5月25日(木)12:10~13:00 丸の内トラストタワーN館1階ロビー(JR東京駅日本橋口を出て右側)

演目:
◆ヘンデル:水上の音楽より
◆日本の夏 ~夏は来ぬ~海~浜辺の歌
◆幸松肇編曲:弦楽四重奏のための日本民謡組曲 第2番より「八木節」
◆ハイドン:弦楽四重奏曲 第35番 へ短調 Op.20-5
◆メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第6番 へ短調 Op.80

昼飯喰いがてら、でかけてみるかいな。

[追記]

てなわけで、辱宇400メートル以下の視界は悪くないのに今にも雨が落ちてきそうな帝都の空、天樹が半分まで臨めるのを横目に、都バスに揺られて(ぎゅう詰めになって、というのがホントのとこ)とーきょー・セントラル・ステーションに至りました。で、これが会場。八重洲北口の、長距離バスが到着してたところの横です。
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席は20ほどしか並んでおらず、「取り置き禁止」と書いてあるけど、開演40分前の時点でもう全部取り置かれてます。おいおい、そこに立ってるスタッフ、なにやってるんじゃい。聴衆はオバサンばかり。あ、オッサンもいるな。どうもハイドンとメンデルスゾーンは楽章抜粋のようです。

かなり頻繁に開催されているロビコンのようなので、スタッフはもう日常作業なんでしょーねぇ。さても、どーなることやら。

[追記の追記]

というわけで、東京駅で梅田ガード下B級グルメ街の饂飩喰らって、八重洲通りを歩いて佃縦長屋まで戻って参りました。Qソレイユのロビコン、32席くらいの客席のうち、なんと10席がオジサン!これって、この類いのイベントとしては異常な比率ではないかい。
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弦楽四重奏オタクご隠居パワーなのか、それともソレイユ・ラブな方々がそれなりにいるのか?

会場は、なんだかチェロがとっても響く空間で、後ろのピアノの蓋を開けて反響板のようにしているとはいえ、なかなか難しい場所でありました。ま、立ち見含めると100人を越える人に新生ソレイユを聴いて貰えたのだから、やった意味はあったのでしょう。

さて、働くぞ。

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