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セシリアQファイナルシーズン [弦楽四重奏]

弦楽四重奏絡みの些か難しい原稿(ぶっちゃけ、データ量に対して字数が少なすぎる、というだけのことなんだけど)の締め切りが明日金曜日で、あれやこれやと情報収集をしていたら、ある関係者の方からこんなトンでもない事実があると教えていただきました。ほれ。
http://ceciliastringquartet.com/the-csq-announces-final-season/
なんとまぁ、日本の愛好家諸氏とすればドーリックQが勝った2008年の大阪大会で第2位になった「立って弾くカナダの女の子たち」
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2008-05-26
ワールドワイドには2010年のバンフで最終決戦で「さらばあたしらの青春」の万感を込めた涙なみだのドヴォルザーク作品106で奇跡の大逆転優勝を成し遂げてしまったセシリアQ
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2010-09-06
来シーズンをもって活動を休止するとのこと。

うううん、まあ、カナダの団体としてはセント・ローレンスQ以来という大きな期待(と、プレッシャー)を背負い活動する中で、あれやこれやとメンバー交代も多く、個人的にもご夫婦がバラバラに活動せねばならない方もいらっしゃったりして、いろいろ大変そうだなぁ、という感じはあった。昨年1月のパリのビエンナーレのショーケースに出て来て、挨拶をするタイミングもなく直ぐにいなくなっちゃって、今度はどこで会えるかなぁ、と思ってたんですけど…

ま、なんであれ、ダラダラと続けるのではなく、こうやってキッパリと「活動を休止します」と宣言してくれるのは有り難いといえばありがたい。北米の団体は、きちんと「解散宣言」出してくれるのは、見上げたもんだなぁ、と思いますです。はい。

みんな、まだまだ数十年は弦楽器奏者としてやっていく人達でしょう。どこで遭うかもわからないけど、あのバンフでの作品106は忘れない。

ありがとう御座いました、もう1シーズン、頑張ってね。

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クァルエット・レストロ・アルモニコはクァルテット・アルモニコとは違うのじゃ [弦楽四重奏]

完全に終わったと思って資料を全部片付けてしまった共著本、昨日になって「最後の校正です、締め切りは月曜朝必着」とのご命令でもう一度ぶ厚い紙束が佃縦長屋に届いてしまい、今、葛飾オフィス巨大柿の木の下に舞い戻っております。今晩、見物に行く予定だった演奏会には行けそうもない。ゴメン。んで、終演後に感想と一緒に記そうと思ってたことを、せめてもの宣伝にと記します。

ええ、本日日曜日午後5時から、早稲田に昨年高一昨年だかに出来た東京コンサーツのオフィス兼スタジオで、クァルテット・レストロ・アルモニコが演奏します。こちら。
http://tocon-lab.com/event/170708
首都圏の方ならまだ間に合いますので、お暇ならどうぞ…って、このすっかり真夏になっちゃった空の下、早稲田界隈まで出て来て下さい、と積極的に御願いするのもなぁ…と思わざるを得ないけどさぁ。

この団体、メンツをご覧になってお判りのように、お判りの方には説明の必要がないような面々が並んでおりまする。ファーストさんはラストネームをお替えになったので、あれ、っと思う方もいるかもしれないかな。

ぶっちゃけ、このメンツで、このマネージメント会社となれば、バルトークの5番だけじゃなくてもっとガンガンに現代物をやって下さいな、と言いたいところだけど、ともかく、起ち上げ始めとしてはまずこれくらいで、ってところなんでしょうかね。その辺り、本日でかけて、あれこれ問い質そうと思ってたんだけど。

ちなみに、これまたご存知の方はご存知の「クァルテット・アルモニコ」とは、まるで別団体です。混乱するんじゃないの、と言ったのだけど、ま、これで始まってしまったのでこの名前で行くみたい。この先も定期的に続けていくつもりなら、こっちで渾名を勝手に付けちゃうべきなのかしらねぇ。「れすあろ」だけはイヤだけどさ。

とにもかくにも、お時間があって、目の前でがっつりバルトークの5番を聴いてやろーじゃないか、《大フーガ》で暑さをぶっとばそーじゃないか、って元気な方は、今から早稲田まで走って下さいな。よろしくぅ。

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コンクールは歴史的使命を終えたのか? [弦楽四重奏]

なんだかものすごくえらそーなタイトルだけど、中身は毎度ながらの猛烈に具体的なことです。悪しからず。

3年越しの共著本を終え、昨日今日と葛飾オフィスで資料の整理というか、しまい込み作業をしつつ、昨晩からはお嫁ちゃんも加えて夏の後半以降の日程作りを本気で始めております。ま、要は、いままで今年後半以降のことを真面目に考えていなかった、というだけのこと。毎度毎度の「自分に対する秘書仕事」がからっきし出来ないむのーしゃの繰り言でありまする。

とにもかくにも、恐らくは将来的に「黄金期パシフィカQ」と呼ばれるであろう現行メンバーの最後の演奏会となるラヴィニア音楽祭での「トーキョー・スタイル」のベートーヴェン全曲演奏会に詣でる算段を整え、その勢いで、クレジットカードの支払いがどうなるかなーんにも考えずに、9月末からの日程をひとつ入れてしまいましたです。そこから先になると、(元)うちの若いもんの結婚披露宴とか、大阪国際コンクール優勝団体ツアーとか、親爺の7回忌とか、目出度かったり面倒くさかったりする国内イベントが並んでる。年末から年明けにかけてはまだ考えてないけど、ともかく、数ヶ月先までを日程表に書き込み始めた。

ホントに俺はそこまで生きてるのか、と思いつつ日程が埋められた表をながめていると、どうやら先頃のレッジョ・エミリアから来年のイースター頃のロンドンまで、所謂メイジャー中の国際弦楽四重奏コンクールはすっぽりとありません。まあ、去年から今年にかけて重なりすぎたから、こういう時期もないと困るわけだけどさ。

気になるのは、最近、某大手マネージャーがバックにチラチラし始めて、なにやら存在感を増しつつあるザルツブルクの国際モーツァルト・コンクールと、監督だったシュテファンが倒れてしまいどうなるのか良く判らないグラーツの国際シューベルト&現代音楽コンクールが2月に続けてある。ま、2月はずっとオーストリア、という手もあるが、何だかなぁ…。ま、ともかく,来年の大物はこちら、ロンドンでんな。
https://wigmore-hall.org.uk/string-quartet-competition/2018-competition
審査員には、今や「毎度お馴染み」、この前もレッジョにいたミューラー御大に、今井さんもいらっしゃいますね。あまり無茶苦茶なことを言いそうな顔はないので、それなりにまともな結果が出そうではありまする。

とはいえ、半年以上もコンペに耳を晒していないといい加減劣化する、なんかないかしら、というわけじゃないけど、ひとつ興味深そうな大会があるので、ながめに行くことにしましたです。こちら。
http://www.ticc.no/
北海を望むノルウェーまん中辺りのトロンハイムで開催される大会です。審査委員長が去る5月に大阪にもいらしていたチリンギリアン氏で、パーティ会場でこの大会が話題になり、「おお、それは面白そうだ、是非とも拝見したいものであります」なんて酒飲んで調子良いこと言ったら、チリンギリアン氏すっかり本気になり、是非とも来なさいきなさい、はあはあ、ちょっと日程調整します、なんて相変わらずの安請け合い…

で、やっぱり、こりゃ顔を出さないとマズいだろう、ということであります。ぶっちゃけ、その先の眺めると、今の秋と信じ込んでいたフランクフルトのクァルテットアフェアーズでのクスQのベートーヴェン全曲は規模縮小の上来年になったとのことだし、このままでは1月のパリまで欧州はなしかなぁ、と思ってもいたので、ちょっくら知らぬ場所を覗いてみるべえか、ってことでんがな。

無論、そんな消極的な理由だけではない。この数年の世界のアンサンブル・コンクールの流れを眺めていると、良くも悪くも「国際コンクールのローカル化」としか言い様のない流れがあるように感じられてならないのですわ。

前回のメルボルンで苦節何年だか、いかにも苦労人っぽいノガQがやっとの思いで優勝を手にして以来、ああいう形での「それなりにコンクール歴を重ねて来た若手の中でもキャリアも地力もちゃんとある団体」が、コンクールで勝ちを取れなくなって来ているのは、もう紛れもない事実。ロンドンのファン・カイックQはまだ納得いくとしても(あれ、メルボルンの前かな?)、そこからは、ボルドーのアキロンQ、バンフのロルストンQ、ミュンヘンARDのアロドQ、ジュネーヴのヴィジョンQと、大阪がアイズリQを優勝させるまで、まあなんというか、モナコGPじゃなくてマカオGPの結果かいな、って感じの名前が並ぶことになった。で、レッジョでは同じようなことが起きそうになり、辛うじて1位なしで踏みとどまってくれた、ってのが正直な感想。

要は、「国際コンクールは即戦力を探すところではなく、主催する文化圏なりの可能性を評価する場所になった」としか言いようがない。

そんな中で、このトロンハイムのコンクールは、セミナーを併設し、もうはっきりと「若手団体のコンクール」を明瞭に打ち出している。なんせ、大阪にも登場したマックスウェルQが優先枠で出場団体に選ばれ、レッジョで最高位となったオマールQが受けに来る、というのですから。

ま、ぶっちゃけ、このふたつの団体が夏を越えてどうなってるかを眺めに行くようなもの。少しは見聞を広めないと、狭い常識に囚われるようになっちゃう危険もありますし。

もしかしたら、たかだか1世紀程度の歴史で、「コンクール」というシステムそのものが歴史的な役割を終えた,若しくは終えつつあるのか――やくぺん爺さん人生最期に眺めるのは、そういう辺りになるのかなぁ。

ま、もうちょっとは、眺めてみましょうか。

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ハーゲンQ限りなく録音セッションな演奏会 [弦楽四重奏]

共著本残務整理と積み上がった己に対する秘書仕事で当電子壁新聞に記せていませんでしたが、今、東京は神田川沿いの大曲(おおまがり)、トッパンホールで、ちょっと過去の東京では類例のない演奏会シリーズが行われています。ハーゲンQの「ショスタコーヴィチ&シューベルト」シリーズでありまする。

チケットは完売とのことで、慌てて宣伝する必要などなーんにもない、そんなことされると現場がかえって面倒そうなので、今日まで触れませんでした。だから、「いきたーい」などと思ってもダメです。諦めなさいっ!

ええ、この演奏会、なんだか最近やたらめったらあっちこっちでやられるような気がする「ショスタコーヴィチ+●●」という今時のナウいヤングがシビれるインなトレンド…というわけでもないのだろうが、やっぱり、ある種の21世紀初頭のトレンドなんでしょうねぇ。先週は台北で「ショスタコ+ヴァインベルク+ベートーヴェン」サイクルだったわけだしさ。シンフォニー・コンサートでも、「ショスタコ+ペートーヴェン」というのがちょっと流行みたいだし。

その辺りを議論し始めればいくらでも与太話が出来るんだろうけど、それはこっちに置いておいて、今、大曲でやってるサイクルの話です。ショスタコの3、14、15番を前半に配し、後半はシューベルトの最後の3つをどんどんどん、とひとつづつ並べる3日間。これから出かける最後の日がちょっとヘビーになり過ぎる気もするけど、ま、恐らくは今日は大ト長調のヘビーさとはなんなのか、ステージ上からちょっとばかり毛色の変わった回答が成されそうなんで、「これはこれであり」と思わせてくれるか、楽しみでありますね。

ええ、このサイクル、お聴きになられた方はお判りのように、ともかくハーゲンQの面々、猛烈に準備して演奏してます。もの凄く下に引っ張ったダイナミックス、なによりもバランスは完璧で、一昔前の言い方をすれば「まるでレコードみたい」な演奏です。技術的に立派とかいうレベルではなく、所謂「解釈」という奴を隅々までしっかりやっていて、どこをとってもハーゲンQ、になってる。彼らがDGを出て、自分らのレーベルで最初に作ったモーツァルトにはホントにまあビックリさせられましたけど、あれをライブで、シューベルトとショスタコで眺めているようなもんであります。あの録音、ってか演奏、ある意味、子供はこういうことをしてはいけません、の18禁みたいなもんで、直後に某音楽雑誌のためにインタビューしたら、御本人らも「あれを真似てもダメですよ」と言明してましたから。

ま、普通の意味で良く言えば、「巨匠にのみ許される芸」でんな。おいおいおい、そこそうするかいな、って。

やくぺん先生が拝聴させて頂いた初日では(昨日は台風接近で葛飾オフィスの柿の木になにかあったら近所迷惑なので、大曲まで出かけられませんでした)、なによりもアンコールで演奏されたシューベルト第10番の第3楽章がとんでもなさの極みでした。
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猛烈に綺麗な和声の響きの海の上を、旋律が和音が落っこちないように辛うじて繋いでいく。おおおお、これこそ2000年代終わりから10年代初めのシュミット教室で研鑽を積んだ若い連中がやりたがっては、少なくとも現時点ではみなほぼ爆死のようにそこまで至らずに終わっている音楽の理想なんじゃなぁ、と膝を叩いたでありまする。力足らずでこれをやると、音楽のパルス感がなくなってしまい、停まってしまう。ただただ響きの海がじっとりと広がるだけになってしまう。先々週だっけ、ケルンのフィルハーモニーで聴いたアルミダQは、なんとかそれを横に動かす努力を彼ら彼女らなりにやっていて、この団体が何をしたいのか、ミュンヘンARD優勝に全く納得いっていなかったやくぺん先生としては、「そうか,君たちはそうなんだ、ゴメン、判らなかったあたしがバカだった」と過去の非礼暴言を詫びたい気持ちでいっぱいだったのですが、一昨日はその先にある理想の姿をいきなり見させてもらっちゃった、という感じでありましたです。はい。

で、なんでこんなことになってるか、トッパンホールの方に訊ねると、話は簡単。今回のチクルス、ハーゲンQのレーベルの為にライブ録音しているそうな。普段の来日公演では、本番の数時間前にやってきて会場で音チェックして本番なんだけど、今回はもう朝からホールに来て、びっちり練習している。一緒に来ているチーフ技術者さんと日本国内の録音スタッフは、そんな練習も別テイクとして録音している。で、夜の本番に臨んでいる。

考えてみれば、今や年間にそれほどの回数の演奏会をこなしているわけではないハーゲンQ(なんせ、ファーストのルーカス氏は、先月の頭はレッジョ・エミリアで審査員ずーっとしてたわけですし)、少ないレパートリーに「巨匠となったハーゲンQの解釈」を細部まで詰め込み、ザルツブルクとか、シュヴァルツェンベルクとか、パリとか、あまり多くはないステージで披露している。そんな中で、きっちりライブ録音をやろうと考えると、規模といい遮蔽性といい、聴衆のノイズの少なさといい、最も理想的な空間がトッパンホールと考えるのは極めて筋の通った話でありましょう。

無論、ぶっちゃけ、聴衆が相手ではないとまで割り切っているとは言わないけど、トッパンとはいえホール全体に音を埋める、という音楽ではありません。だから、客席の彼方此方からは、「音がちっちゃい」という初期ハーゲンQの演奏会で盛んにきかれた声もあがっていました(バンフでハーゲンQが優勝出来なかったのは、あの音響最悪の会場で音が聞こえなかったからだ、という嘘かホントか判らぬ話はさかんにされましたっけ)。でも、この会場なら、それでも聴衆がきちんと耳を澄ませてくれれば大丈夫、問題ない、ってことなんでしょうねぇ。

こうして考えてみると、カザルスホールに始まった世界に、少なくともヨーロッパには、類例のない「室内楽専用ホール」(とうとうブーレーズ・ザ-ルという形でベルリンに逆輸出されるに至った)というのは、意味があるんだなぁ、と思わされたです。

ハーゲンQのショスタコ&シューベルト、そう遠くない将来、ディスクとなって出て来るでしょう。請うご期待。楽譜、用意しておいた方がいいですよ。「あれっ」てとこだらけだから。

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究極のファン二次創作~結成四半世紀モルゴアQのプログレ大会 [弦楽四重奏]

あれやこれややることが山積みになってるのをほっぽり出し、小雨降る中チャリチャリと浜離宮まで走り、昼間っからちょい悪オヤジ共が4人も集まってプログレ弾きまくる不届き極まりない演奏会に行って参りましたです。モルゴーアQ結成25周年演奏会昼の部、でありまする。
http://columbia.jp/artist-info/morgauaquartet/live/53673.html
会場は昼間っからちょい悪オヤジの仲間みたいな熟年オッサンや、その連れ合い系おばちゃま、それに意外にも、案外と若い楽器を抱えた人が多かったのは、お弟子さん達が「夜は満員だから昼に来なさい」と言われたということなのかしら。休憩中、「ロビーでCDやグッヅを販売しております…」などと室内楽演奏会とは思えないアナウンスがあり、慌てて出てみると、ほーれ、マネージャーさんがこんな格好してたり
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終演後にはCDサイン会で大行列で,その隣で「グッヅ」売ってたり。
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夜の部まで「グッヅ」は在庫があるか、なんとも判らんぞい。

ぶっちゃけ、「いくら昼間のコンサートが大盛況の昨今と言え、どう考えても夜の9時とか10時から酒も飲めるライブハウスでやるのが最適の演奏会を平日昼間にやって、一体どんな聴衆がやってくるのであろーか」というひたすら下世話な関心から詣でたのでありまするが…いやぁ、いろいろ考えさせられましたです。はい。

ええ、このモルゴーアQを四半世紀生き続けさせた最大の理由たる「プログレ」ものですが、本日しっかり聴かせて頂き、「ああああ、よーするに、これってコミケみたいなファンの二時創作でんなぁ」と思ったです。皮肉でも批判でもなく、事実としてそーなんだなぁ、と。ファンが、仲間を集め、自分の持ってる媒体で大好きな作品を再現してみる。そして、それをホントに面白いと思う人達だけが、面白い面白いと熱狂する。相手を面白がらせる意図など皆目無く、自分らが好きだからやってて、周りが盛りあがってるからラッキー、これはまたやれるぞ、ってこと。

実際、舞台上から、上記のようなことを荒井氏が仰いました。とっても判りやすいし、とっても明快。

ご存知の通り、モルゴーアQというのは日本、というか、世界の弦楽四重奏業界の中でもちょっと特殊な位置づけの団体であります。御本人らに怒られることを覚悟で、ぶっちゃけ言っちゃえば、言葉の最良の意味で「趣味でやってる団体」です。恐らく、メンバー4人のひとりとして、モルゴーアQで稼ごうとはこれっぽっちも思っていないでしょう。勿論お仕事ですけど、「お仕事」ではない。ことによると、世界で一番幸せな弦楽四重奏団かもしれません。これ、マジ。

というお祝いの言葉はこれまで。ちょっと真面目に考えると、この荒井さんが作った楽譜って、もの凄い可能性があるように思えるのですわ。

良し悪しではなく単なる事実として、モルゴーアQという団体は、普通の意味での常設ではありません。在京オケの主要メンバーが、弾きたい楽譜を弾くために集まって演奏会をしている。だから、「楽曲を深める」とか「同じ曲をイヤになるくらい繰り返しツアーで弾く」などということもない。このプログレ系作品群も、荒井氏が趣味で編曲し、仲間のために楽譜をきちんと作っている。今日はサイン会が長すぎて、とても待っていられず、御本人らに訊ねられていないのですが、マネージャーさんによれば「楽譜はちゃんとしていて、弾こうと思えば誰でも弾ける。でも、この楽譜をどうしようという話は、したことありません」とのこと。

本日の昼間の演奏などを聴いていると、「ああ、この楽譜、あの団体やらこの団体やらに見せたら、飛びついてくるだろうなぁ。自分らでまた勝手に弄り、あの団体なら暗譜して立って大暴れする大パーフォーマンスとして演奏しちゃうに違いなかろーに」って思わざるを得ないのでありますわ。例えばアタッカQとか、はたまたヴィジョンQとか、もう大変なことになりそー。

そういう若いプロ連中が本気になって取り組むことで、この楽譜は普通の意味で「クラシック音楽」とか「室内楽」とか、はたまた「弦楽四重奏」なんてものになーんにも関心のない聴衆に、この媒体の有り様を伝え、うまくいけば「すげえええじゃん、クラシック」とか「くぁっこいいぞ、クァルテット」と思わせることも出来るだろう。その可能性が、これらの楽譜にはある。

そして、その熱狂の真ん中には、一種のファンジンとしての荒井氏が作成した譜面が存在する。そして、Araiの名は、キース・エマーソンと共に巨大な星となって北の天に輝くのじゃっ!

さあさあ、あらいさんあらいさん、出版して下さいっ!世界はこの譜面を待っている!いぇいいぇいいぇいっ!御願いしますう!

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ダネルQのヴァインベルク・サイクルについて [弦楽四重奏]

これまで、日本国の表記に従って「ワインベルク」と記していたものの、書く度に気持ち悪いなぁ、と思っていて、そろそろこの名前もメイジャーとは言えないまでも随分と認知されてきたであろーから、以降は「ヴァインベルク」と記します。当電子壁新聞は、基本的に「見ず知らずの奴にグーグル検索などで来られてたまるものか」という意図から、固有名詞を符牒にしたりすることもあるのですが、ヴァインベルクの場合は少しでも人々に情報が広がれば、と思って世間に合わせて参りました。ま、過去に遡って直すのもかったるいので、当電子壁新聞内検索をなさる酔狂な方は、「ワインベルク」と「ヴァインベルク」の両方を試みて下さいませ。

って、どーでもいいお知らせから入ったわけだが、今、成田に到着し京成電鉄で葛飾オフィスに向かっております。このままサルビアホールまで1本で行けるんだけど、なんせ昨日一昨日とデロデロになった洗濯をせねばならんでんのぉ、婆さんや。

さても、ダネルQが台北で始めた「ベートーヴェン+ショスタコーヴィチ+ヴァインベルク」サイクル、昨日は第5回目となる「ショスタコ7番+ヴァインベルク12番+ベートーヴェン作品127」というなかなか美味しいプログラムを見物させていただきました。場所は日曜日になるとイスラム圏お手伝いさんがゴッソリ集まってお喋りしてる台北の観光地、蒋介石記念堂前の音楽庁地下リサイタルホールでありまする。
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おっと、この写真は向かいの歌劇院だっけ。外観は全く同じオペラハウスとコンサートホールが向き合ってますので、ま、お許しを。真面目に写真も撮る気にならぬ暑さ。

もとい。なんせ、ヴァインベルクの12番といえば、競って弦楽四重奏を書いていたショスタコーヴィチも、大先輩ベートーヴェンも追い抜いてしまったヴァインベルクの全17曲の弦楽四重奏のうちで、唯一未だ未出版の作品でありまする。昨日も、ダネルQは手書き譜で弾いてました。もの凄い弱音から、なんか特殊っぽいピチカートで終わる最後のところなんて、どういう指示がされてるんですかねぇ。ま、連中に「楽譜みして」といえば見せてくれるだろうけどさ。

そんなこんな、終演後、延々1時間に及んだサイン会を終え
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やあよくきたなこのアホ、という感じで立ち話をした,この先のヴァインベルクについての情報です。そろそろ葛飾オフィス最寄り駅に近付いているので、慌てて箇条書き。

◆第12番の出版は、無論予定されている。今、ヴァインベルクの弦楽四重奏はふたつの出版社から出ているのだが、どっちから出るか、マークは知ってるんじゃないかと思うんだけど、あれ、どこに行った、あいつ。

◆2019年はヴァインベルクの生誕100年で、パリとワシントンDCで弦楽四重奏全曲演奏会をやることになってるんだ。無論、来るだろ、お前(笑)。

◆台北のチクルスは、次回は来年の9月。その次は2019年2月。16回でショスタコーヴィチはどうするのか、って。ええと、最終回はヴァインベルクを2曲やって、ショスタコーヴィチは《ポルカ》とか小品をやる予定です。

◆9月下旬に札幌、福岡、新潟で演奏会をするけど、ヴァインベルクはあったかなぁ。

以上です。ちなみに9月のダネルQの来日、某東京圏の主催者さんが「オール・ヴァインベルクでやりたい」と手を挙げたのだけど、ダネルQは何故かキタラホールが招聘していて、公共ホールのネットワークはあるのだけど民間とはどうも話がうまくいかないようで、結局、立ち消えになってしまいました。主催者さん側もダネルQもやる気満々だったのに、非常に残念ですねぇ。

世界主要都市でヴァインベルクの弦楽四重奏全曲をやってないのは、もう東京くらいだぞ!アマチュアが当たり前のようにショスタコの交響曲を演奏するこの大都市で、ええんかええんかぁああああ、それで!

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ダネルQベートーヴェン&ヴァインベルク&ショスタコ連続演奏会inTaipei [弦楽四重奏]

昨日、膨大に仕事をやり残しつつなんとか極東の島国に戻り、先の日程を何も考えていなかったので慌ててバタバタと自分の秘書仕事を始めたら…困ったことになった。

ええと、こういう演奏会があります。
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21世紀の全教演奏魔、ダネルQがとんでもないサイクルをやるですよ。、上の写真、解像度が悪すぎるけど、要するに今日から来週の月曜まで、台湾の工科大学の講堂で、「ベートーヴェン+ヴァインベルク+ショスタコーヴィチ」という演目取りそろえ、6日間で主要作品を弾きまくる、という無茶なイベントであります。公式ページも素っ気ないんだけど。
http://www.quatuordanel.eu/event/triple-cycle-in-taipei/
連中が台北でヴァインベルクをやるというのはなんとなく聞いていたのだが、日程はわしがヨーロッパにいるときにモロに重なってるなぁ、まー秋には大丈夫だろうが、ノルウェーのチリンギリアン先生がやってるコンクールと重なったら困るなぁ…なーんてぼーっと思ってて、ああ、連中、台湾入りしたな、などとFacebookで眺めていた。

で、さてもこの先の日程をちゃんと確認しなければ、とあらためてあれこれ眺めたら、あれまぁ、今日からじゃないの。もう半分以上は終わってると信じ込んでたぞ。なんてこった。

で、週末の札幌の宿の余りの高さに呆れかえり、ベルリン東京の皆さんには申し訳ないがこれじゃあとてもじゃないがふきのとうホールは無理かなぁ、などと思ってるところだったもので…ムラムラと妙な気持ちが沸き上がり…

ともかく月曜日のアルディッティQには戻ってこなければならない。なんとかならぬかとあっちこっちひっくり返すも、月曜日の飛行機がレガシーキャリアからLCCまで含めどこももの凄く混んでいる。うううん。アルディッティを捨てて火曜日に戻るにしても、これまたもの凄く混んでいるぞ。

さても、どーするどーする。

ま、結局、札幌も台北も指くわえて眺めているだけになる可能性は極めて高いものの、とにもかくにも東アジアの島国たちではクァルテットが大盛況のこの週末であることは確かなのであーる。

みんな、そんなにクァルテットが好きなのか、アジアの人々っ?

[追記]

結論から言えば、なんのかんので、日曜日午後の公演にだけ行くことにしました。片道タダ券、月曜はもう飛行機がパツパツで、夕方の上野のアルディッティQに戻ってくるために、LCC香辛料航空さんに4万円以上払うことになりましたが、まあ、これはしょーがないわなぁ。

てなわけで、週末は台湾島でありまする。ダネルQの連中と主催者さんには連絡は付いていますが…いやはや、どーなることやらぁ。

蛇足ながら、このおそろしーサイクルを主催する若き主催者さん、秋にはやくぺん先生一押しの若手、ヘルメスQも招聘しているようです。ヴィオラちゃんが故郷だもんねぇ。これもまた微妙な日程だなぁ。ううううん…

[追記の追記]

台北音楽庁地下のリサイタルホール前です。これからチクルス5回目の日曜日の演奏会が始まります。

今、主催者さんと話したのですが、このチクルス全体で16回、今回は6回やって、次回は来年の9月、そして最後はその次の2月を予定しているとか。ま、無事に完奏していただきたいものでありまする。

なお、この主催者さんは秋にエルメスQを呼ぶのだけど、どうやら当初は日本でやってそれから台湾の予定だったそうな。え、知らんぞぉ、そんな話と言ったら、日本はスポンサーの関係でキャンセルになったそうな。うううん…

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ボルドーは若手クァルテットだらけ [弦楽四重奏]

レッジョからボルドーに到着後、若様の関係者顔見せ欧州グランドツアーに同行する爺やとしての仕事が案外と忙しく(なんせ、レッジョでは若さまのお宿から爺やの付き人宿まで3分だったのだけど、ここではトラム乗り継いで20分以上かかりますもので)、当電子壁新聞も弄れずにおりました。只今、もぐら若様が無事にボルドー空港からご帰国の途に就かれましたので、やっと爺や仕事もオシマイ。で、統治での状況を一挙にお伝えしましょうぞ。

ええ、ボルドーは,皆々様ご存知の通り、かつてエヴィアンでやっていた国際弦楽四重奏コンクールを20世紀末に引き継ぎ、ボルドー国際弦楽四重奏コンクールを開催しております。フランス語文化圏では最大の弦楽四重奏専門大会で、第1回は大阪で勝って乗り込んだベルチャQが優勝、以降、パーカー、プソフォス、ツェムリンスキー、そしてシューマンQなど優勝団体を出しておりまする。まあ、中身については、めんどーなんで今は触れません。当電子壁新聞検索で「ボルドー」と入れれば、ざああああっっと出て参りますです。

数年前に、エクが1位無し2位になった年以来レッジョの大会を実質的に事務局で支えていたフランチェスカ・ジニ女史がここの、これまた実質上の事務局長に移り、レッジョでもやっていた「コンクールの間の年にクァルテット音楽祭をやる」というのを移入した。お陰でレッジョはそれがなくなっちゃったんだけど、ともかく、毎年、ボルドーでは春の終わりに「若い団体を集めマスタークラスをやり、街の各地で披露演奏会をする」という都市型フェステイバルを開催している。

今回は、たまたまレッジョの大会と時期が重なったので、大阪の若様に少しでも眺めていただき、フランチェスカや関係者の皆様に顔つなぎをし、大阪大会との連携をはかる下準備としようではないか、というわけで、遙々イタリア半島付け根の山脈越えて、コートダジュール見下ろし、こちらアキテーヌの地に至ったわけでありまする。

もう、細かいことはしょーりゃく。絵ずらでご覧あれ。フェスティバルそのものは先週末から始まっているのだけど、メインゲストは日本の優勝団体ツアーから戻ったばかりのアキロンQでありまする。彼女らは,もうマスタークラスは受けません。演奏会のみ。日曜にはかの葡萄畑の真ん中のシャトー・ロスシルトの蔵で演奏会。で、大阪の若様もぐらとやくぺん爺やとが到着した晩は、コンクールも開催されたオーディトリアムから至近、市内のど真ん中のなんだか不思議な場所で、ピアノ五重奏。ボルドー市民とすれば、プソフォス以来のフランス団体の優勝ですから、もう大人気でありました。
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会場はねぇ…まあ、しょーがないけどね。帰国早々、お疲れ様です。

期間中、朝9時半から午後6時まで元イザイQ第2ヴァイオリンさんと、お馴染みムニエ氏に拠るマスタークラスが開催され、無料で一般市民に航海されます。
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ポーランドのお嬢さんたちにハイドンの作品33の5を指導。この曲、K.387と直接繋がってるのかぁ、言われてみればそうだなぁ。勉強になるなぁ。

んでもて、夜は彼女らがトラムで市街ギリギリくらいまで行ったライブハウスというか、何だかよく判らぬ住宅地の中の不思議な会場で演奏会。
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暑い…けど、ビール売ってて飲みながら聴けるのでなんとか生き残れた。それにしてもお嬢さんや、「ニューミュージック・クァルテット」なる名称だけは止めなさいっ!

そして本日、もう若様もぐらはシューマンQが待つ大阪へと帰国なのでありますが、ちゃんと午前中のマスタークラスは見学します。
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パリの若い団体にフランス語でやってるので、中身はぜーんぜんわからないけど、ブリテン1番冒頭のなんだかわけわからぬ音程を散々やって、その先のアレグロの表情付けを叱られてるのは判りました。

そんなこんなで、きちんとボルドーでもクァルテット漬けですよ、というご報告。やくぺん爺やは,今晩のリヨンで学びプロカルテットで修行している若い連中を今晩聴き、明日の音楽祭最後、たまたま「レッジョ大会ファイナリスト」たるインダコQ(ボローニャから同じ便でレッジョ入りしました)を聴き、当地を離れる予定でありまする。あ、そうそう、なんで今年はこんな暑い時期になったのか、とフランチェスカに質問したら、「大統領選挙だったからよ」だそーな。なーるほどね。

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レッジョの結果はエク以来の… [弦楽四重奏]

レッジョ・エミリアの第11回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール、深夜過ぎに結果が出ました。

第1位:無し
第2位:オマールQ(米)
第3位&聴衆賞&現代作品賞:アドルノQ(伊)

なんと、エク以来の1位無しです。ちなみにピヒラー御大が審査員長で、アマリリス、ヴォーチェ、マッコレという錚々たるファイナリストにグランプリを出さなかった2011年第9回大会は、「グランプリ以外は章無しファイナリスト」という特殊な規定だったために、「1位なし2位」ではありませんでした)。

11時半を過ぎての発表ながら、初tのイタリア団体優勝かと沢山の聴衆が待っていた。そんな盛り上がりに肩透かしするように、エルベン審査委員長は英語で「審査員団は優勝は出さないことにしました」とアナウンスし、会場は一瞬、なにながんだか判らない、って空気に包まれました。いやぁ、ちょっとコワかった。

正直、この結果は極めて妥当でしょう。ファイナルに辿り着いた中ではオマールQの最高位は疑いなかったけど、まだ若い、この5月にNECのカッツ教室を終え、ワシントンDC郊外の小さな大学での2年間のレジデンシイが決まったばかりという20代半ばの若者らとすれば、レッジョなんて大き過ぎるタイトルを獲ってしまうのはちょっとマズかろう、と思えましたから。なかなか味わい深い結果です。

以上、速報でありました。皆さん、ご苦労様でした。なにより、こういう難しい決断をきちんと出来た審査員の皆様を、大いに讃えたいと思うです。

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ファイナルはレッジョ初のイタリア祭! [弦楽四重奏]

北イタリアはレッジョ・エミリアで開催中の第11回パオロ・ボルチアーニ・コンクール、昨日本日と残念ながらステージから姿を消した団体が郊外の幼稚園&障害者施設とか
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旧市街内の広場とか
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弦楽四重奏という音楽を街の皆様に広めて歩いてる間にも、いつのまにやらもうセミファイナルも終わり、明日の本選に進む団体が発表されました。こちら。
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てなわけで、3団体のうち、なんとなんと2団体が地元イタリアです。あの今や神話的な大会となっているパオロ・ボルチアーニ氏の楽器をさし上げます、という全くプライヴェートで1回限りの特別大会として始まってこの方、数多くのイタリア団体が挑戦するも、ファイナリストまで残ったことはない。それどころか、招聘団体にイタリア拠点のものがあったことすら稀という状況が続いておりました。それだけに、この結果はもう、完全にイタリア祭状態でありまする。

ま、本日の結果だけをみれば、純粋に第3ラウンドでの出来を素直に反映したのかな、という感じ。ハンソン君、ちょっと流石にやり過ぎだったしねぇ…QBTが残っていれば、などと死んだ子の年を数えるようなことはもうしませんが、はい。

これがコンクールというもの。さて、明日日曜日本選はこちらの午後8時にスタート。日本時間では月曜朝午前3時といういちばんしんどい時間ですねぇ。

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