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NYPシーズンオープニングに行ってトレーディング・カードを貰おう! [音楽業界]

北半球の諸都市で2017-18新シーズンが次々と開幕しようとしている今日この頃、皆様はいかがお過ごしでありましょうか。

ボストン響からは「オープニングは全バーンスタイン!」などというリリースが来たし、新たにヤープを音楽監督に迎えるNYPも、いよいよ来週に新監督による新シーズンが始まり、公報さんからなんのかんの連絡が送りつけられました。ま、ヤープ氏に関していえば、あたしゃ、NYでの最初の打揚花火が終わったら、10月に北京で《ヴァルキューレ》で遠くからご尊顔を拝見する予定ですので、マンハッタンの広報ぐぁんばれ、と気楽に笑っているわけでありまする。とはいえ、今朝方送られてきた案内には、流石にちょっとばかし仰天しましたです。

必要なところをコピペしちゃうと…
Next week, the New York Philharmonic celebrates the 106 All-Stars of New York’s Orchestra. With power, virtuosity, and passion, they will ring in a new season in an unforgettable performance of Mahler’s Fifth Symphony.
Experience the extraordinary musicianship of the Orchestra in this work full of yearning, tenderness, and joy, conducted by Music Director Designate Jaap van Zweden.
Every attendee will receive a pack of New York Philharmonic Musician trading cards. Get a sneak peek of the cards on our facebook page.
https://www.facebook.com/pg/nyphilharmonic/photos/?tab=album&album_id=10156589414457293

うぇおおお、「トレーディング・カード」ですかぁ!オープニング・ガラに来れば、ニューヨーク・フィルハーモニックのメンバー全員のカードをくれる、ってさ。

こーゆーのって、これまでにあったのかしら?考えてみれば、日本ではベルリンフィルやらヴィーンフィルなんて、団員それぞれのゴシップまで知ってるようなマニアさんがいるわけだから、スターであるエリートオケならばメイジャーリーグ球団やらフットボールチームみたいなトレーディング・カードがあっても不思議ではないと言えば、不思議でではない。

やくぺん先生が知らないだけでそんなの普通にあったのだ、なんてことだったらそれはそれでまたスゴい話だけど…NYPのグッヅ売り場でも過去に見たことないぞぉ。ボストン響のショップにいけばレジの横にカードがある、なんて状況はないし。

なんにせよ、ネット広報万能時代に、猛烈アナログなグッヅ系プロモーション戦略、果たして上手くいくのやら。マーラーの演奏そのものよりも興味深いなぁ。

これが上手くいったら、山響とか日本センチュリーとかも…

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台湾の音楽・芸術雑誌 [音楽業界]

無事に台北から東京湾岸に戻って参りましたです。んで、どーでも良い暇潰し話。

台北の市内に、松山空港という相当無茶な飛行場があります。東京だったら、そーですねぇ、それこそ東京駅から考えたら豊洲辺りに3000メートル弱のちゃんとした滑走路がある空港がドカンとある、という感じ。この空港、それなりに面白いのだが、ま、それはそれ。

いかな紙媒体絶滅状態一歩手前の21世紀とはいえ、空港のラウンジには、新聞やら雑誌やらもそれなりに置いてあります。日本のラウンジだと、主要日刊紙とスポーツ新聞、それに週刊文春とかの週刊誌、くらいかな。もの凄く充実している国とか、そんなものまるでない国とか、いろいろ。

で、ここ圧山空港は、そこそこ雑誌などもならんでおりまして、こんな感じ。
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おっと、気が付きましたか。そー、なにやら見慣れた顔がありますねぇ。楽聖ベートーヴェン様のご尊顔。なんとまぁ、驚くなかれ、クラシック音楽雑誌らしきものが並んでるんですよ。これ、ちょっとスゴくないかい。ヒースロー空港に「ストラッド」が並んでるかって、並んでないでしょ。

早速、中身を開いて見ると、まともな音楽雑誌です。何の理由か知らないが、特集はベートーヴェンのピアノ・ソナタその1、だそうで、各曲の解説や、楽譜を出しての「ここを気をつけろ」みたいな弾き方の解説、さらには「これが推薦の1枚」も。要は、音友とムジカノーヴァとレコ芸を一緒にして高級な体裁にしたようなもの。

そんな特集が半分くらいを占め、残りは、例えばこんな記事
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「メンゲルベルクの芸術を語る」でんがな。へえええ。それから、こんなページ。
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言うまでも無く、来月半ばの台中で上演される《ヴァルキューレ》の前パブ盛りあげ記事でんな。他にも、細かい演奏会紹介など、音友的なページがある。で、広告ページで吃驚は、これ。
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「君の名は。」の音楽ピアノ譜の広告であります。へえええ、これは日本の音楽雑誌だったら、どれに対応するかなぁ。今は亡き「レッスンの友」に、こんな広告って、あったっけか。

実は、個人的には「どんな人が記事を書いているのか」が最大の関心なんだが…うーん、よーわからんでした。「音楽評論家」という存在があり得ている文化圏なのか、知りたいところなんだが。

もうひとつ、隣に国家藝術院が出しているらしいパーフォーマンス・アーツ関連の雑誌もあったぞ。
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これ、演劇もいろいろ取り上げられているのだが、半分くらいが音楽で、実質上の音楽雑誌であります。驚くなかれ、webの英語版もあるようです。
http://par.npac-ntch.org/front/

興味深かったのは「海外の動向」みたいなコーナーで、ベルリンの親シーズンの紹介でペトちゃんもちゃんと出てるし
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おお、なぜか細川オペラも紹介されているぞ。で、次のページは「香港、マカオ、中国」の籟シーズン紹介。無論、台湾全土の紹介もある。だけどぉ、なんとまあ、日本の公演紹介はありませんでした。

これ、マズくないか、日本の業界関係者諸氏っ!

てなわけで、台湾の音楽雑誌おおざっぱすぎる紹介でありましたとさ。

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MNAぐぁんばる! [音楽業界]

台北の国際芸術村なるギャラリーのカフェにおります。お嫁ちゃまが奉職する藝大大学院生の遠足に同行する先生をやっていて、ギャラリーやら美術館やらホールやらをまわってます。これから、最後のセッション。

やくぺん先生も、後学のために国家音楽廳の見物には同行させていただきましたです。ロビーにどーんと貼り付けられた生花壇の前で記念撮影(これ、日本のどこどこにもある、とか突っ込みが入るすれっからしの団体でありますが…)
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ホール内部は、バイエルン歌劇場のオケがGP真っ最中で中には入れず、モニター画面でオルガンの話やら説明をうけたり
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その後には学生さんとディレクターさんがディスカッションしたり。ホントに「修学旅行」でありまする。

来日公演前にアジアツアーをするバイエルン国立管弦楽団&ペトレンコのアジア最初の演奏会なんぞの取材で転がり込んでいるのだけど、そっちは商売もんなんで、こんな無責任電子壁新聞には記せません。悪しからず。

とはいえ、ま、どーでもいいようなことだけ、ちょこっと。

この公演、国家音楽廳の主催公演ではなく、いわゆる「貸公演」です。主催はNMAという台北の梶本というかジャパンアーツというか新芸というか、ま、民間でいちばん大きな事務所さんです。ですから、テレビのコマーシャルなんかはいっぱいやってるそうなのですが、所謂ポスターというものがホールのどこにもありません。1枚もない。市内には一部で垂れ幕などが出ているそうだけど、ホールにはなにもない。絵ずらがなにもなく、ちょっと困るぞ。

ペトレンコのアジア初お目見えのコンサートが開場しても、デッカい写真があるでもない。ペトレンコという指揮者さん、所謂メイジャーレーベルからCDがガンガン出ているという人ではないので、CD販売などもソリストさんのものばかり。うううん、ホントに絵ずらがないなぁ。人が並んでるのは当日プログラム売り場くらい…って、なんの演奏会か判らんじゃんか、これじゃ。
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演奏そのものは、良くも悪くもオペラのオケのマーラーで、5番の終楽章頭の木管アンサンブルなんかがまるでオペラのレシタティーヴォみたいで面白かったです。滅茶苦茶上手、ってオケじゃない味わいがなんともよろしいんではないかい、って。この先、この指揮者さんが天下のベルリンフィルと来るようになったら、もうこういう味わいはなくなっちゃうでしょうからねぇ。

終演後、ホールの外で団員らしきアジア系の方が記念撮影をしているのを、台北でお世話になっているK先生が「僕が撮りましょう」とボランティア。
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韓国人のチェロ奏者さんだそうな。次はソウル公演、どっと親戚が押し寄せるのでしょうねぇ。

んで、それなりに満足感と疲労感たっぷりで宿に戻り、プログラムを眺めると、おおおおお、MNAの来年の招聘アーティストの紹介の最後に、ちょろっとこんなもんがぁああああ!
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ベルリンフィルのこの秋のアジア公演、香港、ソウル、東京などはあるけど、台北はないそうな。この来年のツアーって、まさか台北オンリーということはないだろうけど…なんだか大騒ぎになりそうな、ならなさそうな。

流石にもう「ジャパン・パッシング」という言葉は死語になったのかしら。

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《第1交響曲》が名曲になるためには… [音楽業界]

このところ毎年8月の終わり頃はミュンヘンARDコンクールだ、バンフ大会だと、なんのかんので日本列島を離れていることが多く、この前は弟君に「兄貴が誕生日に日本にいたのは佃に引っ越してきてから初めてじゃないか」と言われ、あああそうかぁ、と思ったりもして。なんせ今年だって、今日明日くらいがミュンヘンARDコンクールのヴァイオリン部門のファイナルじゃなかったかしら。

結果として何が起きてるかというと、かのサントリー芸術財団さんが年に1度、なぜか8月下旬から9月頭にやって下さる1週間程の大現代音楽際も、殆ど聴けていない。なんとか大物は聴けるように強引に日程を調整して、バンフから成田に到着してそのままリムジンバスでANAホテルの下まで走り、ディオティマQ聴いて、翌日にヨーロッパに出る、なんてアホなこともやった記憶があるぞ。いやはや。

今年は、おおおお、未だ傷冷めやらぬ、ラヴィニア音楽祭に行くのがキャンセルになり、たまたまホール改修工事のお陰で9月の声を聞いてから始まることになっていた音楽祭を比較的ちゃんと聴ける状況になりましたです。てなわけで、昨日日曜日の最初の演奏会からきっちりホールに座らせていただけた次第。

※※※

今年は何と片山先生が、ことによると今の風潮でしか出来ないかもしれない内角右ギリギリの際どい球を投げているサマーフェスティバル、まずは初日の「大澤壽人特集」でありまする。演奏はこのところヤマカズⅡとはずっとマーラー&武満サイクルをやってきて、ラザレフ御大とはショスタコやらプロコやらグラズノフやらをいっぱいやってきている日本フィルですから、大澤壽人みたいな楽譜を処理するのは手慣れたもの、ってことなんでしょう。ヤマカズⅡが指揮ですから、面倒くさいぐちゃぐちゃの楽譜の処理も安心ですし。

んで、もの凄く無責任な結論ですが、既に定評ある名曲たるピアノ協奏曲第3番はともかく、世界初演となった2曲は、いろんな意味であの有名過ぎる格言が頭に浮かぶばかりでありました。曰く、「誰もやらないには訳がある!」

コントラバス協奏曲は、正直、会場に飛び込んでこっちも疲れていて、なんせ独奏楽器が独奏楽器だから音量が圧倒的に小さく、ゴメン、演奏家の皆さん、ゴメン、大澤様、ってひたすら謝りながら…墜落していました。スイマセン。なんのかんの言えるような聴き方が出来てない。

一応、後半に据えられた大作、3楽章の交響曲第1番世界初演というのは、ちゃんと聴きましたであります。はい。そーですねぇ、しょーじきに、大拍手の聴衆や、このスコアを音にして下さった音楽家の皆様には申し訳ないことこの上ないのだけど…あたしゃ、まるでダメでした。

情けない事に、第1楽章なんて、なにやってたか全然判りません。どれがテーマで、どう展開して、今何が起きていて、なんで終わったのか、なーんにも分からないままに時間が過ぎてしまった、というのがホントのところ。うううん、そーですねぇ、これに似た感じといえば、遙か昔に渡邉暁雄都響だったか、朝比奈大フィルだったか、マーラーの7番を初めて(若しくは二度目くらい)ライブで聴いたとき、かしら。より近々では(っても、ヴィオラがガースだった頃だから90年代の終わりだと思うけど)ベルリン芸術週間でリーム大会があり、フィルハーモニー室内楽ホールでアルディッティQが第6番《青い本》を演奏したとき。これはもう、ホントに延々、作品131くらいの時間の単一楽章延々音が渦巻いて、まるでなにやってるか分からなかった。あれみたいな感じ。

ここまで爺になって、このような経験をしようとは、やくぺん先生、ホントになーんにも進歩がないなぁ、と呆れてしまうのだが、もうここまで爺になってしまえば堂々と開き直る傲慢さくらいは備えているわけで…これ、俺が悪いんじゃない、大澤くん、もうちょっと整理した総譜を書かなきゃダメじゃないの!…なーんて不遜なことも叫ぶのであるぞよ。うん。

第2楽章はそれなりに面白いものの、第3楽章になって、おお最後はフガートで盛り上がるのか、まるで諸井三郎じゃないかぁ、なんて思ったら、ポリフォニックなラインがよく見えなくなって、また響きの海にどんぶりこ…

てなわけで、終演後はなにやら大いに盛り上がる聴衆の中で、ああああああこれは仕方ないなぁ、今までやられなかったのもしょーがないなぁ、とぼーっと座っていたわけでありまする。

これだけ否定的な言葉を連ねるなど、ホントに作曲家さんや演奏家さんに申し訳ない、判らなかったお前が悪いと言われても反論する気はまるでありません。仰る通りであります。はい…

だけど…って言わせていただけば、やっぱりさぁ、大澤さんにも問題はないとは言えないでしょう。なにしろ、この作品が書かれた1934年と言えば、一昔前までは「シェーンベルクの12音技法が開拓された頃」という認識でしかなかったが、前衛の時代が終わり、音楽史のパラダイムも大きく変わった21世紀、それこそこのシリーズのプロデューサーが作曲家の細川氏ではなく評論家の片山氏であることが端的に示しているような歴史の見方の転換があった今、「後期ロマン派のマーラー的なるものをどうやって越えるか、世界の彼方此方で若い作曲家達が交響曲を書いていた頃」という見方も普通にあるわけです。シェーンベルクがあの音列バリバリのヴァイオリン協奏曲やら4番の弦楽四重奏を書いていた頃、バルトークが弦楽四重奏曲第5番が書いた頃、というだけではなくなっている。ウォルトンが最初の交響曲を発表し、なによりもショスタコーヴィチがあの交響曲第4番を書いていた年なのでありますよ。

いろんな状況がありえる世界全体をそんな気楽に年代だけで切り取っても仕方ないだろう、と言われることは百も承知で言えば、大澤がボストンでロイ・ハリスなんかをライバル(なんでしょうねぇ)に勉強していた頃の最初の交響曲としては、やっぱり完成度が今ひとつと言わざるを得ない。これはもう、しょーがない。

この作品、例えば「日本フィルシリーズ」の委嘱で書かれ、出てきたら、オケは指揮者さんはどうしたろうか?まさか「まるで今風シューマンみたいな晦渋なオーケストレーション、もうちょっとならんか」と誰かが言ったのだろうか?あくまでもスッキリした見通しの良さ(今週末にヤマカズⅡ&日本フィルで、それこそ見通しの良いオーケストレーションの典型例たる《パガニーニ変奏曲》で名高いブラッハーを演奏するけど、この作曲家さんが未だ後期ロマン派の残滓引き摺る交響曲を書こうとしていたのもこの頃でしたっけ)を探求した新古典主義の洗礼を受け、もちょっと書法を整理してからまた来てね、というわけにはいかんかったのか。

繰り返しますが、こういう風に感じられたといだけで、ホントに演奏家の皆さんには感謝をしているわけであります。これはこれ、こういうものある。

てなわけで、少しは前向きな感想を一言で纏めれば、「第1交響曲を通常レパートリーになる傑作にするのは、ホントに大変なんだなぁ」ということ。ブラームスみたいに捨てまくって弄りまくるならともかく、マーラーも、シベリウスもたいしたもんだわい。

音楽史の見直しを耳で体験する日々、まだまだ続きます。今日は雅楽編、でんな。

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日本を代表するクラシックのストリーミングって? [音楽業界]

ホントは日本に居ない筈だった今、ここに至る過程でいろいろ日程が狂い、結果として、先週末までに終えている筈だった作文仕事を今、かなり必死でやってます。ま、こういうもんだ。うん。←諦観した爺の発言…

さても、朝起きてメールを開けると、アジア某国の若い同業者くんから、こんな問い合わせメールが入ってました。曰く、
「やあ、久しぶり。10月に東京に行くよ。ところでひとつ質問。日本にはDCHとかMedici みたいなクラシックのストリーミング・サイトはないのかい?」

うううん、これ、真っ正面から訊ねられると、案外、応えにくい質問だなぁ。

ご存知のように、ヨーロッパではいつの間にやらクラシック関係のコンサート、オペラ、バレエなどをライブやら撮り溜め(そんな言葉、まだ生きてるのか?)やらで原則無料配信するサイトがいくつかあります。その代表が、ドイッチェ・バンクがスポンサーになってるこちらとか
https://www.db.com/specials/en/cr/DCH.htm
フランスだっけか、から始まっていつの間にか猛烈に大きなポータル・サイトになってるこちらとか
http://www.medici.tv/en/

特に後者は、レアものの現代オペラなんぞもバンバン流してますから、本気で眺めだしたらもう大変、ってところでありますな。

さても、これに相当するようなサイトが日本(ってか、日本のコンテンツを中心に、ってことでしょうが)にあるのか、という質問。

そりゃさ、「ないよ」としか言いようが無いわなぁ。無論、テレビマンユニオンさんなんかがやろうとしているものはあるけど、基本、自分の音楽マネージメントセクションが関わったものが中心になる感は否めないし(世界のヴィオラ好きには大喜びだろうけどねぇ)、なによりも断片的。

うううん…

てなわけで、皆様にお知恵拝借。上述の太字の質問に、適切な解答を下さいな。宜しく御願いします。同じ作文はFacebookにもアップします。そっちの方が反応が早いんですよねぇ。

困ったときの電脳お友達だよりは、21世紀の常識…なのかしらねぇ。

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木曽はレア曲ばかり [音楽業界]

ラヴィニアの弦楽四重奏演奏会大虐殺事件の衝撃も覚めぬまま、呆然となって作文仕事も手に付かぬ精神のリハビリを兼ね、この極東の列島に滞在することになった期間中の日程調整を昨日来行っておりまする。まあ、ショックから立ち直るためにちょっと出かけるか、と、お仕事とはまるで関係ない夫婦水入らず、もとい、夫婦鳥いらず(なんせ、佃の縦長屋では夫婦が寄り添おうとすると「俺も混ぜろ」とぶんちょうくんが間に入ってくるのであーる)の1泊近場旅行を入れたぞ。うん。

とはいえ、まさかこんな歴史に残る壮大なキャンセル騒動が起きるとは想像だにしていなかったので、この期間中に御招待いただいていた松本以下、あちこちの皆様へは早々と「スイマセン、この頃、いません」という連絡をしてしまい、いまさら「ゴメン、いるよぉ」とは言えぬし…ふうううう…。ま、ともかくこのままでは頭最低人状態でダラダラ時間ばかりが推移してしまうのであーる。ぐぁんばって日程表を眺めようではないか。

てなわけで調べ始めると、どうせ「楽しい夏のコンサート」みたいな名曲コンサートばかりだろうと思ったらとんでもない、案外といろいろある時期なのですね。なんせ、松本、草津、木曽福島、それに夏の終わりのサントリーホールの財団ゲンダイオンガク系フェスティバル、と、それなりの規模の「音楽祭」をいっぱいやっている季節。そこに、里帰り中でそろそろ秋のシーズン始めを控え仕事先に帰る演奏家さんが小さなリサイタル系のコンサートをするタイミングでもある。これとか。
http://maviolin.exblog.jp/iv/detail/?s=28037989&i=201708%2F11%2F27%2Ff0235427_08481409.jpg

特に困るのは8月26、27日の週末で、草津でエク(このPDFまんま張り付けは、なんとかして欲しいけど)
http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2017/05/38leafletpdf.pdf
同じ日に山いくつも越えた彼方の松本では、同じ時間にヴェリタスQ
http://www.ozawa-festival.com/programs/chamber-02.html
いやぁ、これは困る。と思ったら、もうひとつ、更に山を越えた木曽福島では
http://www.town-kiso.com/manabu/event/100210/100676/

なんだこりゃ。どうしてこなことになるんねん!

中でもとんでもないのは、やっぱり木曽でんなぁ。ご覧のように、現時点で発表されているプログラムだけでも、オンスローのチェロが入る弦楽五重奏曲、チェルニーのノネット、ラハナーのオクテット、そして最後はガーデの弦楽八重奏!なんじゃあああああ…ってラインナップでんねん。

音楽監督が管楽器で、そこになんでも行けちゃう弦楽器奏者がこれだけてんこ盛りになってるのだから、これくらいのことは出来るだろーとは思うものの、このプログラムに「はいどうぞ」とOKを出した主催者側の太っ腹さというか、実は何も考えてないだろー感というか…いやはや。

どんな聴衆が座ってるのだろうか、という興味だけでも覗いてみたいなぁ。うううん、どーするかなぁ。

ちなみに、この週末に東京圏を動けないけど、頭がパーになりそうなサウンドに身を晒したい方には、こんなとんでもない音響もあります。
http://angklung3.org/
お安いですし、どうでっか。ゲンダイオンガクと思えばそれまでですよぉ。

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ラヴィニア音楽祭の6公演キャンセルについての考察 [音楽業界]

一昨日から始まったラヴィニア音楽祭のレイバーデー週末弦楽四重奏関連公演全てキャンセル騒動、まさかこんなことが起きるとは常識的には考えられないので、宿は全部FIX変更不可の最安値で予約していたやくぺん先生、結婚30年記念旅行も兼ね、ケチりながらもそれなりにちゃんとしたところを準備してほくそ笑んでいたために、結果としてなんのかんので20万円に迫る大損失となることが確定しました。この出費を少しでも意味のある出費とすべく、「20万円弱払ってお勉強した、良い経験をさせて貰った」とちょっとでも思えるように、事態を考察してみようではないか。うん、…猛烈な強がりだなぁ…

さても、今回の事態の事実関係を整理すると、以下。

1:レイバーデーの休みが始まる金曜日から日曜日まで、パシフィカQは5回のフルコンサートでベートーヴェンの弦楽四重奏全曲を奏破する「トーキョー・スタイル」のサイクルを行うことになっていた。ところが、メンバーのひとりの近親者が重篤だそうで、とてもじゃないが演奏会を開けるような状況ではない(恐らくは、開いてもいつキャンセルになるか判らないような状況、ということでしょう)。で、サイクル全体がキャンセルとなった。交代の演奏会は用意されない。

2:パシフィカQがサイクルを終えて、第1次黄金時代のメンバーでの最後の演奏が終了した翌日、レイバーデーの休日の9月4日、言わずとしれたベネズエラのエルシステマ、シモン・ボリバル管首席奏者から成るシモン・ボリバルQの演奏会が予定されていた。ところが、既に以前から報じられているような祖国ベネズエラの政情不安、実質上の内戦状態への突入を受け、この演奏会を含むクァルテットの北米ツアーがキャンセルとなった。代役出演などはなされず、コンサートそのものが中止となった。

結果として、4日間でクァルテットのフルコンサートが6つ用意されていたものが全てなくなり、ラヴィニア音楽祭では交代の演奏会も全く用意されない事態となった。この間、他のポピュラー系のコンサートは予定通りに開催されているようである。

さても、以上のような状況について、「室内楽のコンサートを制作する(含むパシフィカQの「トーキョー・スタイル」ベートーヴェン・サイクル)」という現場仕事から隠居し学校の先生になったうちのお嫁ちゃんとぐだらぐだらと話したわけでありまする。反省会、というわけじゃないけどさ。んで、いくつかのクリティカルポイントがあり、いくつかの重要な決断があって、この事態に至っているわけで、それを「主催者」視点で眺めていくと、納得いかないとまでは言わぬものの、どうしてそういう判断をしたのか理由を知りたい、と思わざるを得ないところがいくつかある。

さあ、全国世界津々浦々のアートマネージメントを学ぶ皆様、ラヴィニア音楽祭の「夏の終わりの週末に予定された演奏会6つ全てキャンセル」という決定、何が問題なのでありましょうか?はい、休み明けまでに原稿用紙4枚で提出しなさいっ!ちゃんちゃん

※※※

…って、終わりにしてしまえば話は楽なんだが、いかな無責任私設電子壁新聞といえど、まさかそういうわけにもいかんじゃろーなぁ。明日からの新潟での学部生対象のアートマセミナーで嫁ちゃんが発表します、ってのも無責任にも程があるし。

以下はお嫁ちゃんの意見というよりも、なんのかんの話しをして、やくぺん先生なりに纏めたものとしてお読みあれ(まだこんなもの読んでる方がいらっしゃれば、だけどさ)。

ええ、結論から言えば、この主催者側の決断のポイントは、「レイバーデー休暇のクラシックイベントを皆無にした」という点にあると言えましょう。一応は世間で言うところの「クラシック音楽」のハンドリングをしてきたうちの嫁ちゃんとすれば、そこがいちばんショックというか、ビックリというか、どういう事情があったか知らぬがこんな決断よくやったなぁ、と思うところのようでありまする。やくぺん先生も同意見であります。

パシフィカQやシモン・ボリバルQ側が(本人らかマネージャー経由かはともかく)「キャンセルしたい」と言ってきた事情は、それはそれで共に仕方ないといえばそれまで。「それじゃ困る、なんとかしてやってくれ」とラヴィニア音楽祭側が言ったのかどうか、現時点では不明(いずれ、誰かから聞き出そうとは思ってます)。ただ、これはダメだ、という判断に傾きかけた瞬間に、普通のクラシック音楽主催者ならば、「さあ、代演はどうしよう?」と考え始めている筈です。

ポピュラー系の極一握りのビッグ・スターのような「アーティストがそこにライブで存在していること」が何よりも大事なイベントとしてのコンサートなら、そのスターが出ないとなった瞬間に全てオシマイ。代役もなにもありません。エグザイルのコンサート、嵐のコンサートは、エクザイルや嵐が出て来るからアリーナに数万の席を用意し、膨大な量のグッヅを並べ、飛行機に乗ってやってくる聴衆を相手にすることになる。エクザイルの代わりにポール・マッカートニーが出てきても、嵐の代わりに奇跡のSMAP再結成があっても、数万の観客のうちの9割以上が不満を漏らし、暴動が起きるだけでしょう。それ自身が価値を生み出す「スター」は、交代が効く存在ではないのでありまする。

翻って、クラシックコンサートの場合はどうであろーかっ。もの凄く単純な二者択一にしちゃえば、「レイバーデーの休日の3日間、シカゴ郊外のラヴィニアに集まるつもりだった数百人の聴衆は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲を聴きたいのか?それとも、パシフィカQが聴きたいのか?」ということ。
もっと具体的に言えば、「ミロQやらボロメーオQやら、ベートーヴェン全曲短期集中演奏をレパートリーにしているパシフィカQと同クラス若しくはそれ以上(あくまでもギャラの観点)の団体をなんとか呼んできて、やってもらうわけにはいかぬのか?」ということです。

こここそが、音楽祭のプロデューサーなりディレクターなりの腕の見せ所になるわけですよ。

そこで思い出すのが、数年前の松本、セイジオザワ音楽祭に生まれ変わった最初の音楽祭での決断です。殆どレパートリーに持っている指揮者がいない、でも小澤氏としては積年の宿望だった《ベアトリーチェとベネディクトゥス》の本番に向けた練習開始を前に、小澤氏が風呂場で倒れてドクターストップになった。ここで、「小澤さんがダメならしょうがないよねぇ」と中止にするという考えもあるでしょう。まあ、お客さんは文句を言うだろうが、払い戻しをすれば済むことだしさ。だけど、プロデューサーの森安さんは、中止にするつもりはなかったという。この曲を振れる、この時期に身体が空いている、この猛烈に厳しい条件をクリアー出来る指揮者をともかく探して、公演は中止せずにやった。結果に関しては、プロデューサーが責任を負う。

ま、その結果、どういう理由かは知らぬが、この音楽祭では新たな大規模なオペラのプロダクションはもう行わないという判断になり、事実として今、サイトウキネン第1回目の伝説の《オイディプス王》からずっと松本のオペラ制作を続けた森安プロデューサーは松本を去りました。直接の因果関係があるかは知らぬものの、業界の常識として見れば、それがプロデューサーという仕事の在り方であることは確かであります。

セイジオザワ音楽祭でのメイン演目たるオペラ新制作と、シカゴ響を中心に据えクラシックからポピュラーまで幅広く夏のシカゴ郊外で開かれる巨大なラヴィニア音楽祭でのブルーミントンの室内楽グループのベートーヴェン全曲演奏とが、音楽祭にとって同じ比重があるイベントではないことは百も承知です。とはいえ、音楽を聴きたいという聴衆とすれば、きちんとした大規模なオペラ上演と弦楽四重奏の演奏とに、違いはありません。
それは違うだろう、と言った瞬間、その人はイベント・プロデューサーではあるかもしれないが、少なくとも室内楽のプロデューサーではない。

確かに条件は厳しいでしょう。なんせ、こんなサイクルをいきなりやれと言われてやれる奴ら、世界に片手の指ほども居る筈が無い。パシフィカQにしたところで、今も忘れない、ニューヨークでの彼らの演奏会のあとに飲んでるところで、お嫁ちゃんが恐る恐る「数日間で5つのコンサートでベートーヴェン全曲、やれる?」と切り出したら、ブランドン御大、「そんなの無理」と瞬殺だった。その後、いろいろ話を重ねて、よおおおし、今しかやれない無茶な企画、やってやろーじゃないかぁ、ということで、溜池室内楽お庭の名物となった現役バリバリ演奏団体に拠るベートーヴェン短期集中全曲チクルスという無茶な企画が始まったわけです。今回、ラヴィニアまで日程の無理を押して出かけるつもりだったのも、パシフィカQ黄金時代の最後となるチクルスを見とどける責任があるだろー、ということだった。

もとい。ラヴィニア音楽祭だってなにもしなかった筈はないだろー。誰か出来そうな奴らはいないか、あちこち連絡したのでしょう(←常識からの想像!)。どの団体も休みになっちゃっててダメと判ったら、せめて全部は無理でも毎日ひとつくらいの演奏会は作れないか、パシフィカQに弟子筋を紹介させたり、シカゴ近辺の若い連中に声をかけたりしたのでしょうねぇ(←繰り返しますが、あくまでも常識からの想像ですう!)。例えばヴェローナQなんぞがひとつの演奏会だけでも弾くというなら、ぶっちゃけやくぺん先生とお嫁ちゃんはシカゴまで行ったでしょう。本音、大喜びで!

ところが、同じグレードの若手団体の緊急招聘はパシフィカQよりも遙かに楽だと思えるシモン・ボリバルQを含め、ラヴィニア音楽祭は代演のコンサートを行わなかった。

どーしてなんだろうか?

例えばこれがソニア・ジメナウアー事務所の仕切りだったら、ソニアおばさまはまず確実に代演を用意したでしょう。多少の無理を言おうが、日程のずらしがあろうが、カザルスQを引っ張ってくるとか(最も現実的な案)、シューマンQに「これはリスクも大きいがチャンスだと思え」と説教するとか、なにかしらの動きをするであろうことは容易に想像できます。それが室内楽のプロデューサーというもの。

だってさ、みんなが聴きたいのは、ベートーヴェンなんだもん。パシフィカQはあくまでも、間に介在し、楽譜を音に再現し、伝えるための存在に過ぎない筈だもんさ。

腹が減ってきて頭が動かなくなってきたので、もうこれでオシマイ。ともかく、このラヴィニア音楽祭の決断、いろいろと考え始めると奥が深い、日本円20万円なりくらいの価値は充分にある大きな問題を「経験」させて下さったわけでありまする。

…とはいえなぁ…うううん、今年はもう、超緊縮財政だなぁ。ふううう…

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来年の香港はパウントニーの《ペレアス》 [音楽業界]

昨日発覚したラヴィニア音楽祭の弦楽四重奏全キャンセルというとんでもない事態を前に、未だに立ち直れず(なにしろシカゴの宿はずっとキャンセル変更不可の一番安い予約だったもので、まるまる10万円也近くがパーです…えええええん)、ぼーっとして作業をこなすのが精一杯の一夜が明け、なんのかんのバタバタと周囲で動いても会社系の方々がお休みでその動きを先に持って行くことが出来ず中途半端な状態の梅雨前線張り付き状態みたいな帝都の空、皆々様、いかがお過ごしでありましょうか。

ともかく、全てのお仕事関係の日程の立て直しにかからねばならず、その勢いで秋以降の様々な日程も決めてしまえ、というところまでパワーが恢復するか判らぬままに、今日もなんとか元気に生きていこうではありませぬか。はい…

で、昨日来いろいろと動き始めたアジア圏のこの秋以降の日程決めで、遅まきながら出て来た情報。ええ、どうやらデュダメル&シモン・ボリバル管ツアーが完全にダメになったのではないかという憶測も大河の如く流れる大陸中国、やっと来年春節の香港フェスティバルのメインプロが出ました。ほれ。
https://www.hk.artsfestival.org/en/
どうやら、最大の目玉のオペラ公演は、ウェールズ国立オペラの《ペレアスとメリザンド》のようでありまする。恐らくはこのプロダクションを持ってくるのでしょう。
https://www.wno.org.uk/event/pell%C3%A9as-and-m%C3%A9lisande
なるほど、パウントニーの演出ねぇ。まあ、LCCでちょろっと見物に行くには丁度良いかな、って感じかしら。なんせ、帝都の国立劇場でこの作品を正規なプロダクションで上演したことない国の住民としてはねぇ。

残念ながら、というか、毎度ながら、というか、室内楽は全プログラムの発表まで判りません。「香港いくぞぉ」という話は、まだどの団体からも流れてきていないし。

とにもかくにも、事実関係のお知らせでありました。さあ、今日も元気に働こう…ふうう、出発までにテープ起こしの必要な原稿3本、という元気の良い目標がいきなり消滅してしまったような気分で(別になくなったわけじゃないのだけどさ)、力が入らぬなぁ…

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北京東西ヴァーグナー合戦 [音楽業界]

月末の北米行きに向けて地獄の原稿量産作業中。電子壁新聞放り投げ状態、多謝。

んでも、自分の為のメモ。北京の方からの情報をまとめてアップしておきます。

ええ、この夏の終わりから秋にかけ、北京で立て続けにヴァーグナーが舞台上演されます。今やあれやこれやとオペラの舞台上演が盛んに行われている北京ですが、これだけの大物が続く、それも金積んで連れてくるだけの「外来引っ越し」じゃなく、現地スタッフが制作する本格的なプロダクションが続くって、いよいよ北京の状況も次のステージに突入かなぁ、という感じですねぇ。

まずは、こちら。
http://theatrebeijing.com/whats_on/NCPA/2017/opera_tristan_und_isolde.html
お馴染みの人民大会堂隣に舞い降りた巨大お椀型UFO、国家大劇院のプロダクションで、《トリスタンとイゾルデ》でありまする。昨年だか、ラトルの指揮でメトで出たプロダクションの共同制作、残念ながら指揮はラトルではないし、オケはメトオケじゃなくて国家大劇院オープンのときに設立された座付きオケですが、逆に言えば、しっかりした北京オリジナルプロダクション、ってこと。歌手はインターナショナル、という、初台とおんなじやり方ですな。

もうひとつはこちら。
http://www.bmf.org.cn/
なんとまぁ、台北がバレンシアの舞台を再現してくれる数週間後、初台で神々が黄昏れるのを挟んで上演されるのは、かのギュンター・シュナイダー・ジームセンの舞台を再現した《ヴァルキューレ》でありまする。日本でもNHKBSでティーレマンが指揮した舞台が放送されているものを持ってくる。

こちらは会場は天安門から東に外環道路を越えたところ、首都空港からの高速鉄道駅からほど近い、ポリー・シアターです。そう、劇場からも判るように、ロン・ユー御大のフェスティバルでんな。最大のポイントは、3年前から香港で《リング》チクルスを重ねている香港フィル&ヤープがとうとう満を侍してピットに入ること。これ、関心あるなぁ。

てなわけで、東西(ってか、ホントは真ん中&東、だけど)ヴァーグナー対決苛烈に開幕、というお話でありました。

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神無月の台湾2題 [音楽業界]

ぼーっとしているうちにもう8月になってしまい、今年も残すところあと数ヶ月。ええ、年末のニューヨークとか、1月のパリとか、そろそろ真面目に考えなきゃならんじゃないかぁ…なんて思いながら、何故か今年はこの季節に山積みになった作文仕事に追われていると、先月訪れた沖縄の遙か向こうの島から、秋の盛りの情報がふたつ寄せられました。さああああ、どーするどーする…

まずは、こちら。
http://www.npac-ntt.org/npacnttprogram?uid=14&pid=287
昨年の序夜だけで終えるのだろうなぁ、とみーんな思ってた台中のアーツセンターの《リング》サイクル、驚くなかれ《女武神》を10月にやるそーな。今発表して、発売は8日からだそうですけど、相変わらず台湾国内からじゃないと買えなさそう。

この演出、DVDやらも出ているし、ルフトハンザの機内などでも流していて1幕は眺めたんだけど、うううん、どーなんでしょうねぇ。まあ、スペクタクルという意味ではそれなりに楽しいので、台中でやるには丁度良いのかなぁ。初日は遙か北の初台では神々が黄昏れてるし。うううん、どーしよーかなー…

もうひとつは、こちら。
http://www.mna.com.tw/eventsDetail.aspx?serialNo=33
こっちはもう、チケット、売ってます。日本から買えるか判らないけど…。台北の後は、大陸のどっかでやって、最後は11月に香港、総計3度のベートーヴェン全曲演奏をするという、ある意味前代未聞のツアーでんな。日本でも当然話はあったけど…だそーですう。

LCCなら2時間半、ただし、2ヶ月先だと数千円って切符はもうないでしょうけどねぇ。

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