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やってもーた壮大な誤植 [お詫びと訂正]

太字中の太字にしなくちゃならない、スゴイお詫びと訂正です。

本日、日本各地の書店に届いている筈の「音楽の友」誌の97ページから99ページに掲載されております「シリーズオントモ評議会11:大阪センチュリー交響楽団はどうなったのか」という鼎談で、リード部分及びその先の本編部分で、「橋下知事」が「橋本知事」になってしまってます。

ミスは数日前に発見されており、編集長から「大失態でした」という連絡は貰っていたのですが、いやはや、実際に眺めるとスゴイですな。なんせ、喧嘩を売ってる相手の名前間違えるって、もういきなり相手を小馬鹿にしてるみたいに見えるもんなぁ、悪意で眺めれば。

いちばんコワイのは、「ああ、やっぱり東京のメディア関係者は、府知事の名前を間違えちゃうくらいにしか大阪のことなんて考えてないんだな」って印象を与えかねないことでしょう。正直、その印象はさほど間違いでもないだけに、この誤植だけはやってはいけなかった。

来月号には当然、お詫びと訂正は入れるとのことです。少しでも早くお詫びするために、一応、鼎談のとりまとめ役の小生の電子壁新聞を使って記しておきますです。

いやはや、内容が内容だけに、関係者でかなり細かい下見原稿のやり取りをしたんだけど、全員がスルーしたのか、それとも最後の最後でこんなことになっちゃたのか。

オソロシーものだ。ひとつの誤植で全てがおじゃん、って感じ。ふうううう…

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富士山Wo!? [お詫びと訂正]

昨日くらいに全国の書店に並んだ筈の「音楽の友」誌最新号60頁に、とても残念なことが起きております。

せっかく、マエストロに体傾けてもらって、どかーんと背景に入れたMt.Fujiが…吹き出しに隠れちゃって、まるっきり見えなくなってるうう!

だから、当電子壁新聞で全く勝手にオリジナルを公開しちゃいます。この写真に富士山が入っていたからといって、マエストロの別荘の住所がいきなり特定できるわけでもあるまい。あくまでも吹き出しを効果的な場所に入れたかった編集者さんだかデザイナーさんだかの意図は小生だってよーく分かるし、確かにここが吹き出しを被せたくなる空間であることはわかるけどさぁ。

てなわけで、これがマエストロとフジヤマであります。ほれ。
078.JPG

以上、なにがなんだか判らぬ方には全く何が何だか判らぬ話でありました。ちゃんちゃん。

あ、編集者さんに喧嘩売ってるんじゃないですよぉ。あたくしめは、全ての編集者さんを愛してますからねぇ。

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ピアノアートサロンは営業します [お詫びと訂正]

一昨日の当壁新聞記事に対し、ピアノアートサロンを運営なさっている倉林さんから、以下のような抗議のコメントをいただきました。

「ピアノアートサロンも、いずれは一時使用停止になるとのこと。おお、またエクはレギュラー練習場を失う流浪の民となるのか。

上記の文章は間違っておりますので修正するか削除して下さい。
営業妨害です。間違った情報を書かないで下さいますか。
移転をする事になることは確かですが、一時営業停止にするつもりは
ございません。流浪の民になるのはそちらの自由ですが、ピアノアートサロンは営業をしております。今後も営業をいたします。
きちんと倉林に取材して正しい内容を書いていただけますようお願い致します。

by 倉林です。 (2009-04-17 12:20)」

大変に失礼いたしました。ピアノアートサロンが休まずに営業するということは、なんとも嬉しいことです。正直、第一生命ホールが晴海の地からなくなっても浜離宮なり王子なりがあるので困る人はそれほどいないだろうけど、ピアノアートサロンが月島からなくなるのはとっても困ることだし、この地区の文化にとって遙かに大きな損失であります。是非とも頑張って下さいませ。

ピアノアートサロンがどんなところかは、こちらからどうぞ。
http://www.piano-art-salon.co.jp/

以上、お詫びと訂正でした。なお、一昨日の作文、直してあります。

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ドバイだったり高雄だったり [お詫びと訂正]

諸方面の皆様にご迷惑とご心配をおかけしました。嫁さんは今日から出てます。一応、ものは喰えるようになりました。酒飲まさないで下さい。なんせ、某オケは月曜日に到着だそうなんで。いやはや。

さても、あたくしめも日常業務に戻り、本日の壁新聞。「お詫びと訂正」ってよりも、より正確には「追記」なんですけど…

今、書店に並んでる「音楽の友」2009年1月号98&99ページに、「興隆するアジアの音楽シーン」なる原稿を入れてます。11月末にアエロフロートでモスクワ経由オランダに向かった直後、アイントホーフェン中央駅だかで原稿依頼を受け、パリ辺りで入れた原稿で、極めて資料調査の限られた中でやらにゃならん原稿でした。あたくしめのように「今やってる取材と書いてる原稿がまるで関係ない」ってのが当たり前になってる生活では仕方ないとはいえ、せめて3日早く言ってくれれば…と思っても仕方ない。編集者様は神様でありますから。

さて、で、どういう原稿にするのか、最初は「マネージメントの動きからみた東アジア圏のオーケストラやらオペラやらの事情」という極めて業界的な内容を書こうと思ったら、紙面の性格上それは困る、もうちょっと一般的にしてくれ、じゃあデータの羅列になるけどそれでいいの、それも困る、ってやりとりがあり、今のような形になったわけであります。
そのプロセスの中で、残念ながら落とさねばならなかったのが、「アジア圏のあちこちで狂ったように続くバブルっぽいアーツセンターやオペラハウスの建築」って話です。ドバイのオペラハウスについてちょっとだけ触れたんですけど、どういわけか締め切りまでに完成予想図の公式な絵がめっからず、結局、掲載できなかった。

「書いてあることはみんな嘘」を標榜する当電子壁新聞の性格を利用し、非公式ながらネットの海に上がってる完成図をお見せしましょうぞ。ほれ。
zha_dubai-opera-house_sq.jpg
http://gizmodo.com/5013802/zaha-hadids-dubai-opera-house-design-makes-me-see-cylon-raiders
http://www.designboom.com/weblog/cat/9/view/3045/dubai-opera-house-by-zaha-hadid.html
この街得意の人工島の上に浮いているようですね。宇宙空母ギャラクティカみたいだ、ってのはなぁ…まあ、確かにその通りだけど。小生の世代とすれば、「ダヴィッド・リンチが作る前にダリの美術で企画された「砂の惑星」の惑星アラキス上のレト・アトレイデス王宮」って感じですけど。ま、なんであれ、こういう未来派建築って、ケネディ空港の数年前に廃止されたTWAターミナルとか、現役では先頃久しぶりに利用したドゴールの第1ターミナル(まんまるい方)の未来っぽさを思わせる。完成して暫くは良いけど、瞬く間に「古くさい未来っぽさ」になってくんだよなぁ。

この会場に関しては、昨年だか、ヨーロッパの投資家系お金持ちの家にご招待されたりしたときに、随分と話題になっていたものです。はああ、こういう人たちはこういうことを考えてるんだなぁ、と日本国のクラシック音楽愛好家諸氏との考えてることの余りの違いに呆れかえったものです。先月来の経済恐慌で、スターリングが急落し、当然、そこにのっかってるエミレーツ諸国も大変なことになってるそうで、このオペラハウス、完成するかどうか、なんともわからんですね。

ついでにもうひとつ。こちらは多分、やれるでしょ。台湾の南、ごっつー暑い高雄にできるアーツセンターです。こちらは先月くらいに入札が終わって、入札に勝った会社の公式ホームページで完成図が見られます。こちら。
http://mecanoo.com/
シアター、ってところを押して、いろいろ出てくる小さな写真をあれこれスクロールすると、台湾のアーツセンター、って文字が出ますんで、クリックしてみてくださいな。ピンク色の背景の写真です。

地面に埋め込まれた形で、屋根がそのまま公園になるそうです。

こういうのを眺めていると、日本のバブル時代の音楽ホールなんてかわいいもんだったと思えますね。世界中の設計事務所がアジアの都市の税金をかすめようとはったりかましてる、って感がしちゃうのはしょーがないでしょ。ちなみに、この高雄アーツセンター、あのハーレムのフィルハーモニーと同じ設計事務所だそうな。なーるほどねぇ。

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プレスラー翁やってます [お詫びと訂正]

そもそもが「ここに書いてあることはウソばかり、信じるなぁ」と宣言してるのに「お詫びと訂正」もなかろーに、と思わなくもないけど、とにもかくにも「お詫びと訂正」です。

ちょっと前に、小生信じるに20世紀後半で最も偉大なピアニストのメナハム・プレスラー翁がご隠居、という話を当電子壁新聞に貼り付けました。これ。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2008-08-25

今頃になってなんですけど、先月の前半にミュンヘン・コンクールのヴィオラ本選でヘラクレスザールにノコノコと出かけたら、あの殺風景で異常に広い1階のロビーだかなんだかの空間の隅っこに、ミュンヘンで一番でかくて影響力のある主催者というかプロモーターさんというか、ミュンヘンのK音楽事務所みたいな位置づけですな、そこのなんとも殺風景な立て看板が出ている。ホントに立て看板なんだけどね。このプロモーターさん、切符が高いミュンヘンの元凶みたいなところと地元の貧乏な音楽好きは口を極めて罵るところで、「切符が高いものは良い」というミュンヘンの保守的音楽趣味を支える元凶でもある、などと悪口三昧なんだが、まあ、それはそれ。確かにアルテミスQがバイエルン放送響なんぞがやってるヘラクレスザールで55ユーロとかつけてるんですから、東京の値段と同じですな。ってか、もっと高いかも。すぐ裏のバイエルン国立歌劇場の天井桟敷だったら、この値段で「ヴォツェック」と「パレストリーナ」と「ファウスト博士」が観られるよ、冗談じゃなく。

もとい。で、そのプロモーターさんの告知を眺めていると、いろんな意味ですごおく興味深かったんだけど(要するに、王子ホールとかトッパンホールとか、ドイツ語圏ヨーロッパの流行トレンドを真っ先に持ち込むような事業展開をなさってるところのこの先の動きがまんま読める、ってこと)、最後のところにこんなのがありました。おおおおっ、と慌てて、一眼レフ組み立ててたら、ちょーどやって来たコンクール広報おばさまに、あんたなにやってんのよ、って呆れた顔されましたけど。ほれ。
002.jpg

我らがプレスラー翁、あのマンハッタン音楽院のファカリティのヘタウマ集団、アメリカンQと五重奏のツアーやってるじゃあないの。

その後、ちょっと立ち寄ったベルリンでも、フィルハーモニーにラトルがベルリン・フィルハーモニー・アカデミーの連中を集めてシュレーカーの室内交響曲をやるのを聴きに行ったら(おまけに正規オケのブルックナーの9番も付いてました)、正面横のフィルハーモニーこの先のご案内ポスター群に、これまたベルリンのK音楽事務所的位置づけの某プロモーターさんのこれまた素っ気ない文字だけがぎっしりのポスターが貼ってあり、そこにも「アメリカンQ&プレスラー」ツアーの告知がありました。

というわけで、スイマセン、プレスラー御大、ご隠居ではないようです。こんなことちょっと調べれば判るだろうに、そんなものも調べずに記事貼ってるんだから、この電子壁新聞がいかにウソばかりかお判りいただけよーぞ!←なに威張ってんだか

以上、お詫びと訂正でした。この調子だと、御大、まだ北米なんかでもやってるんだろうなぁ。暇があったら調べてみよー、っと。

追記:暇も何も、プレスラー、でググってみたら、もの凄く立派な御大ご本人の公式ホームページがあるじゃありませんか。でも、ここに挙がってる演奏会リスト、ホントに今年のなのかしら…いやはや。http://www.menahempressler.org/

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12月10日JTアートホール曲解訂正 [お詫びと訂正]

昨晩12月10日、JTアートホールで開催されました「向山佳絵子と仲間たち~2×4=4+4~」の曲目解説に、訂正部分がありました。聴衆及び関係者の皆様にお詫び申し上げ、訂正させていただきます。以下、昨晩の聴衆諸氏200数十名及び関係者の皆様限定です。

◎曲目解説左コラム、シュポアの複弦楽四重奏曲第1番稿下から2行目
誤:「第3楽章、ラルゲット。変ロ長調の端正な歌。第1クァルテットのヴィオラが活躍する。」→正:後半部分「第1クァルテットのヴィオラが活躍する」をカット
[正直申しますと、この曲、どういうわけか締め切りまでの期間中にスコアが手に入らず、執筆の瞬間に音も手元になく、制作担当1002から直接パート譜をお借りして曲解を執筆しました。作品をご存じの方はお判りと思いますが、この曲ははっきりと「ふたつのクァルテットが対峙してお互いにやり合う」という書き方をされており、さらに露骨に第1クァルテットの方が仕事量が多くなってます。昨晩も、舞台下手に矢部・川田・川本・藤森という「元キタラホールQ但しチェロは東フィルが本日の若杉本番に向けた練習で来られないので(?)ホストのご主人が代打を務めた」弦楽四重奏団が座り、舞台上手側には久々に再結集したハレーQが座る、という形を採っていました。パート譜は、数十小節に渡って第2弦楽四重奏の弾く場所がない箇所が頻発、結果としてパート譜を畳の上に並べて開いても全体像が絶対に見えず、極めて難儀しました。この記述の間違いは、ぶっちゃけた話、小節数を数え間違えて、なんかやたらと第1弦楽四重奏のヴィオラばっかり弾いてるところがあるなぁ、と誤解してしまった結果です。申し訳ありません。]

◎曲目解説左コラム、グリエールのデュオ稿上から2行目
誤:「帝政ロシアからソ連邦を生きたグリエールは、プロコフィエフの師匠としてか、最初の成功したバレエ《赤いケシ》で知られる程度かも。」→正:「帝政ロシアからソ連邦を生きたグリエールは、プロコフィエフの師匠としてか、最初の成功した社会主義主題バレエ《赤いケシ》で知られる程度かも。」
[曲目解説リーフレットをご覧の方はお判りのように、この演奏会、あまり知られておらず、解説が必要な作品が並ぶ割に、掲載スペースは極めて少ない状況でした。そのような厳しい条件だからこそ小生に仕事が来ているとは判ってますけど、毎度ながらシンドイことであります。もとい。今回は基本的な内容だけを記したら、もうそれで予定の量の倍くらいになってしまい、担当編集とやりとりしながらギチギチまで削る作業が殆どだった(言うまでもなくギャラは削った結果分しかありません、そういう商売です)。行に収まるようにあちこち削っていくうちに、自分の中ではどこまで削ったか全体像が見えなくなってきて、勢い余って削りすぎちゃっうことが多い。で、なぜかそういう部分は校正が来ても見えない(更に今回はデザイナーさんの時間の関係か、はたまた小生が湾岸にいなかったかで、校正を編集側にお任せした)。この部分もそんな例の典型であります。これじゃあ意味が判らなくなってしまうなぁ。酷いもんだ。]

◎曲目解説右コラム、ヘンデル=ヘルヴォンセン稿上から6行目
誤:「ヴァイオリニストとしても活躍したノルウェー人作曲家兼指揮者ハルヴォンセンがヴァイオリンとチェロ合奏用に編曲したのが、本日演奏される楽譜。重音が多用され…」→正:「ヴァイオリニストとしても活躍したノルウェー人作曲家兼指揮者ハルヴォンセンがヴァイオリンとチェロ合奏用に編曲した楽譜がある。本日はヴァイオリンとヴィオラで演奏される。重音が多用され…」
[単純な話で、曲目解説作業中にどの曲を誰が弾くかが指定されていなかった。更には、当日プログラムの演奏者紹介部分にもグリエール、ヒンデミット、バルトーク、ヘンデル=ヘルヴォンセンを各デュオを誰が担当するか表記がなかった。小生のミスではないですけど、聴衆読者とすれば小生のミスと考えて当然でしょうから、小生が謝るしかないでありましょう。スイマセン。]

以上です。他にも、全ての解説の最初のセンテンスが
「形容詞句+作曲家の名前+生没年+主語を示す格助詞〔は〕+長大な述部」
というワンパターンな、まるで小学生の作文みたいな構成になってるのも、凄くみっともない。もうちょっとなんとかならんか、この書き手アホか、って感じを与える。
理由はこれまた上述と同じ。スペースに比べ突っ込まねばならぬ情報が過多なため、まずはざああっと書き下ろして削っていく、という手法になる。曲目解説は殆どがそうなるんだけど、これはちょっと極端過ぎた。で、そういう作業方法をやると、フレーズを増やすことや、形容詞節や副詞節を突っ込んでいくことが極めて厳しくなり、結果的に「AはBです」という構文を基本に修飾句をくっつけていくしかなくなる(更には目的語を省略したいために使う動詞も制限される)。スペース節約にはこの方法が最も効果的なことは、売文業者の方ならみんな良くご存じでしょ。で、こんなアホな、頭悪そーな文章になるわけです。いやはや。

というわけで、相当に酷いお仕事をしてしまった、こういう仕事をやってるとお声がかからなくなるばかりか、業界全体としても存続理由を問われるようになり同業者諸氏に迷惑をかける、と厳しい反省を籠めつつ、ついでに同じ反省を舞台上の演奏者諸氏にも求めつつ(テレビ入ってたし、評論家いっぱいいたし、皆さんお忙しいことはよく判るんだけど、うううん…)、昨晩の悪夢はこれでオシマイとさせていただきます。


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誤植ってか [お詫びと訂正]

久しぶりのお詫びと訂正。なお、当個人運営電子壁新聞の内容に関しましては、お詫びと訂正なんぞやってたらキリがないので、基本的に表メディアのものだけに限らせていただきます。ブログ原稿に書いてあることなんて、間違いばかりだと思ってくださいね。

さても、昨日送られてきた「音楽の友」誌、テスト刷りをJTで某誌編集長さんに眺めさせていただいたんだけど、もうその時点で直しようがなかったミス。派手過ぎるミスなんで、誤植ともいえないなぁ。

11ページ、巻頭グラビアのスカラ座「マクベス夫人」の記事の最後から3行目。「再登場が決まっている大野、ミラノ聴衆から真の評価を下されるのは…」というところ。これ、「再登場が決まっている。ミラノ聴衆から真の評価を下されるのは…」が正しいです。

なんでこういう混乱が起きるのかしら。校正をちゃんとしてないお前が悪い、と世間は思うんだろうなぁ。うううん。これ以上は編集内部の問題になるので、事情は公表いたしません。なんにせよ、無事にスカラ座広報から写真いただけて、これだけでっかく絵図らが入って記事になったことだけでも良しとしましょ。スカラ座さんは「どんなショットが欲しいか」とちゃんと訊ねてくれて、こんなかんじの、とお願いしたら、ちゃんとその通りに来てますね。イタリアとは思えぬ手際良さだ。口頭でやればもっと手っ取り早いと思うけど、ま、結果OK、ということで。
原稿書いたのは、ミラノからチューリッヒ経由シュトゥットガルトへ向かう車内で、車中で完成する予定が架線事故でジンゲンで下ろされ代行バスになったおかげで翌日まで引っ張ることになってしまった。この日のこと。夏至だったみたいですね。http://blog.so-net.ne.jp/yakupen/archive/20070621

こんなお詫びだけじゃあんまりなんで、「音友」誌の同ページ左端に掲載されてる小生が撮った写真の、もっと引いたショットをお見せしましょ。前のタクシー、すっげー邪魔。暫く待ったんだけどちっともどかないんで、誌面に使われたような妙に見上げるような寄りショットになってしまったわけです。

「マクベス夫人」を囲む左側の「キャンディード」は、上演まではすったもんだあったそうだけど、始まってしまえば「ふううん、こんなものか」って感じでイタリア人聴衆の反応はいまひとつでしたね。これ、いずれ、イングリッシュ・ナショナル・オペラの映像が出てくるんじゃないかな。恐らく、暫くは「キャンディード」演出のスタンダードになるでしょう。
反対側のマゼールの「椿姫」は大変だったみたい。ちなみにマゼール御大、来シーズンはスカラで自作のオペラ「1984」なるものを指揮なさいます。オーウェルねぇぇ…若い頃は、1984年なんて永遠に来ないように思っていたけど、もう今やこの年に生まれた子供が大学出てるんだからなぁ。ま、世界は四半世紀遅れてオーウェルが予言したものに近くなってるけどね。

以上、壮大な誤植でありました。


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訂正あれこれ&補注 [お詫びと訂正]

送られてきた「音楽の友」5月号をパラパラと眺めていて、真っ青になりました。原稿の間違い、なんと2箇所。真っ青だけど、ともかくこの私設電子壁新聞に訂正を貼り付けておきます。

◆ひとつは完全に小生のミス。というか、誤解。204ページ、ロンドコーナーの「東京のオペラの森」ミニレポートです。文字欄上から2段目の4行目前後、「東京文化会館の老舗食堂には、練習合間の久保田巧やライスターがお茶をすする姿も。」とあります。これ、間違い。「オペラの森」事務局からも確認がありました。
正しくは「東京文化会館の老舗食堂には、練習合間の久保田巧らがお茶をすする姿も。」です。
ライスター氏は上野精養軒でこの頃に茶をすすってたかもしれないけど、「オペラの森」の練習合間ではありません。ライスター氏はサントリーHで3月20日に行われた都響の定期演奏会には出ていましたから、上野の地下練習場にいらしてるので精養軒にいた可能性はあります。ですが、「オペラの森」オケには乗ってません。
この記述は、なんのことはない、小生の見間違え。期間中に上野文化会館の精養軒に行ったら、そこがまるっきり8月末の松本市内某ホテルのロビー状態になっており、怯んでしまった。なんせ、空いてる席に行くのに、久保田巧さんらを「あ、お久しぶりです、お元気ですか」と恐縮しながらかき分けていかねばならなかった。で、そこで、ライスターさんに見える外国人の後ろ姿があり、「ああ、来てるんだぁ」と思った。で、そこにどんな人がいたかを、取材メモに記した。それを眺めながらあとで記事を書いてるわけです。
ところが、記事を入れた後にライスターさんと話をしたら、「今年は松本は行くけど、オペラの森は見物には行ったが吹いてはいません」と言われました。おおおおおお。もう遅いぞおお。
というわけで、以上のような間違った情報が出てしまったわけです。それにしても、そんな人たちがゴロゴロしている東京って、なんだかスゴイところだなぁ。

◆もうひとつ。これは単純に編集側の間違い。79ページの小生の纏め記事みたいなところの左側にだああっと並んでる若手Q4団体の写真、これ、真ん中のパシフィカとベルチャがひっくり返ってますね。うううん。
ちなみに、入るはずだったキャプションというか、注釈をつけておくと、一番上のアルテミスQは香港シティホール音楽堂、パシフィカQは中央区人形町の某小学校、ベルチャQはロンドンのウィグモアホールでの子供ワークショップ、Qエクセルシオは中央区佃児童館のアウトリーチです。これらの写真、http://blog.so-net.ne.jp/yakupen/archive/20070413で論じた原則に従っているのはお判りでしょうか。

◆最後にもひとつ。これは当電子壁新聞の間違い。
http://blog.so-net.ne.jp/yakupen/archive/20070403の記事冒頭部分に、「小菅優さんが自作のカデンツァを弾き…」というようなことが書いてあります。先程、某楽団マネージャー氏から電話があり、「あれさぁ、ベートーヴェンのカデンツァだよ」とご指摘がありました。あらら。
これまた状況を説明すると、最初、練習ではブルックナーしかやらない予定だったので、ベートーヴェンは勉強していかなかった。で、カデンツァについては、様式が混交したような不思議なものだったので、その辺にいた某評論家さんに「あれ、誰のカデンツァなの」と尋ねたら、「自作じゃないの、この人はそういうことするし」とのことだった。で、なるほど、と思って確かめなかった。
よーするに、あたしゃものをしらん、さらには様式把握力もない、ということです。
小生とすれば、「へえ、カデンツァでピアニストが作った主題のフレージングに合わせて、指揮者は自分のやり方を譲って冒頭のテーマも作り直すんだなぁ、丁寧なことするんだなぁ」と思ったことが大事だった。小菅優さんが何のカデンツァを弾いたかには、個人的には特に興味は無かったからこういうことになる(興味があったらあとで調べるもんね)。一応、事実は事実なので、訂正いたします。「このライターはベートーヴェンのカデンツァをちゃんと覚えていない」ということですので、嘲り笑ってやってください。

以上、お詫びと訂正でした。遠洋航海に向かう我らが海軍の練習艦と補給艦が並び、その向こうに巨大客船も入港してなにやら騒々しい晴海埠頭の奥、区議会議員候補、中央区長候補が入り乱れ名前を絶叫し合う田舎町佃の寒い春の昼下がりでありましたとさ。


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古楽界のフルトヴェングラー [お詫びと訂正]

今、NHKBSで、たびの空の最中で見損ねていた「クローズアップ現代:オーケストラを救えるか」という番組の再放送を見物したです。NHKの公式案内はこちらです、1月17日放送のものです。http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2007/0701-3.html当電子壁新聞で、札響の第2ヴァイオリン首席奏者大森潤子嬢から「テレビが取材に来ててさぁ」という連絡があったというネタを出した話の結果ですな。この日の記事の下の方。http://blog.so-net.ne.jp/yakupen/archive/20061218
ま、ご覧になった業界関係者の方々は、みんな揃って「平成30年オジサン」堺屋太一氏の、あまりに素っ頓狂な発言ぶりに腰を抜かし、NHKはなんでこんななーんにも知らんオッサンを識者として出したんじゃ、と呆れ返っていらっしゃるでしょうけど…ううううん、まあねぇ、世間というのはこの業界をこの程度に見ている、この業界でのいろいろ必死の試みを思い入れと妄想で眺めている、ということがよく判った番組でした。ホント、勉強になります。

もとい。さても、久しぶりの「お詫びと訂正」です。もう遅いんですけど、気持ち悪いんで、記します。

昨日、一昨日とすみだトリフォニーホールで行われた新日本フィル定期演奏会の当日プログラム原稿に、大きな誤植というか、間違いがあります。なんでこんなことが起きたのか、どうにも判らない。なにせ最終校正がヴェトナム行き直前だかで、ちゃんと目を通したつもりだったんだけどなぁ。

ええと、1月26,27日の定期演奏会曲解、24ページの上から7行目。シューマン第4交響曲初演稿の曲解の最後の部分。

誤:「なお、2003年ブライトコプフ初演版では、ラルゴの序奏の最後の楽章に管楽器が加わっているが、カルマス初演版にはない。」
正:「なお、2003年ブライトコプフ初演版では、ラルゴの序奏の最後の数小節に管楽器が加わっているが、カルマス初演版にはない。」

であります。読者諸氏及び関係者の皆様、大変に失礼いたしました。

ちなみに、指揮者のブリュッヘン氏が最終的に用いた楽譜は、2003年ブライトコプフ版の貸し譜だったそうです。ですから、4楽章の序奏の最後、アレグロ主題に向けて、些か珍妙なオーケストレーションの濁った響きでブラスセクションがじわりじわりと吹き鳴らす音も、しっかり入っていました。確かにこの部分、ベートーヴェンの第9交響曲終楽章冒頭の管楽器セクションの響きの混乱にも似た感じがありますよねぇ。でも、昨日のブリュッヘン氏の演奏は、あの響きの混濁感はもしかしたらシューマンが狙ったものなんじゃあないか、と思わせてくれましたね。あそこをあっさりカットしてしまうのは、確かにすっきりはするだろうけど、やっぱりマズイでしょ。

蛇足ながら、昨日のシューマンの4番でホルンセクションは1,2番はバルブホルン、3,4番がナチュラルホルンを使っていて、正に楽器がピリオドからモダンに移る時代のありようをまんまに再現してました(譜面から判断して、この選択が現実的だそうな)。で、この選択、練習が始まった最初の日に、ブリュッヘン氏が「やっぱりそうしよう」と言い出して、急に決まったそうです。4番ホルンの方はナチュラルを持ってなくて、慌てて某楽団から借りたそうな。NJPはこういうところ凄くフレクシブルですね。

昨日の演奏、某音楽雑誌編集者曰く、「ブリュッヘンは古楽界のフルトヴェングラーですね」。なるほど、至言でありますな。やってみないとわからない、楽譜はその辺にあるものでいい、練習はよく判らない--正に「古楽界のトスカニーニ」たるアルノンクールの対極でんがな。古楽マニアからの評価もはっきり二分されてるみたいだし。
ま、一般に、古楽系の指揮者の最大の美点は、「何が正しいかを楽団員やファンにこれでもかとハッキリ言い立てる」というところにあるわけです。だって、嫌がる楽団員にこれまでと違うあれやこれれやをさせねばならないんですから、可能な限り明快に、一生懸命説得する必要がある。その点、ブリュッヘンという指揮者は明らかに違う。指揮者の頭の中にあることと、結果として楽団との間で生まれる音楽との間にズレがあっても、それほど気にしていない巨匠タイプみたい(「指揮者の音楽」を論じようとする評論家や音楽マニアは、オケから出てきた音は全て指揮者の産物と思わないと議論が煩雑になってやりにくなるので、ブリュッヘンは案外扱いにくいのかも)。アーチザンであるよりアーティスト、ということかしら。

以上、もう何の役にも立たないお詫びと訂正の駄文でありました。

追記:「プロメテウスの創造物」でチェロ独奏をお弾きになったNJP首席チェロ奏者でエルディーディQのチェロも務める花崎さんによりますと、「いや、意外にもあの棒は見やすいんですよ」とのことでした。へえええ。


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「音楽の友」記事キャプション間違い [お詫びと訂正]

いつのまにか7月も月末。町内お祭りの連続でぼーっとしているうちに、お盆進行の前にゆふいん音楽祭が入る危機的状態が迫っている。とても金にならぬ作文で遊んでる暇など無い。で、取り急ぎの連絡事項、というか、派手な間違いがあったのでお詫びと訂正です。

18日に全国津々浦々、一部海外の日本雑誌を販売している書店(はまだでしょかね)に並んだ「音楽の友」8月号。最近、この雑誌は横書き組のページが後ろに付いていて、裏表紙の方から明朝太字みたいな字体で頁が振られています。「ストリング」みたいに楽譜を付ける必要があるから、という感じでもなく、なんかちょっと不思議ですね。

さて、その2頁目の最初、スクランブルショットというコラム記事集の最初に、「こしのくに音楽祭開催とマルコの富山訪問」のミニ原稿が挙がってます。編集のI様、有り難う御座いました。ところで問題はその下の写真。キャプションは
「自作のストラディヴァリウス「マーラー」コピーを手に楽器の説明をするコッピアルディ氏。7月1日富山近代美術館にて。なお、同美術館でも音楽祭のアウトリーチイベントが開催される予定。」
と書いてあるんですけど、これ、全然間違いです。その写真はこっちです。

で、雑誌に挙がっている写真は、マルコが夕方にゴールドベルク翁が没したホテルの上にある木工細工工房を訪れたときのものです。正しいキャプションはこれ。
「巨匠終焉の地で制作された音楽祭公式譜面台を前に、譜面台製作者柿谷氏と交歓するコッペアルディ氏。7月1日、Kaki工房にて。」

どうやら、富山の宿で原稿を作って慌てて入れて、締め切りギリギリで、写真をいくつか送ってそれぞれの番号に対応するキャプションを付け、必要なものを使ってください…という風にしておいたら、なんだか違う番号のキャプションが入っちゃったようですな。

ま、こーゆーこともある、ということです。音友編集部、今、いずこも同じ現場リストラで編集者の絶対数が減っていて、もうみんな死にそうな過労状態なんですわ。音楽之友社の経営者さん、もうちょっと現場のことを考えてあげてくださいな。なにせあの人員で、やたらと人はいて記者の給料も待遇も大新聞社クラスの某後発誌Mやら、原稿料なんて端から払う気がなく当稿マニア雑誌と化している某OG誌などとやってかなきゃならんのですからねぇ。最近は掲載広告で運営するB誌など無料配布冊子も強力なライバルだし。

ついでに、お知らせ。毎度お馴染み北日本放送が、昨日のゴールドベルク翁命日にちなんで、5分弱の追悼特集をニュース枠で放送したようです。で、昨日夕方から、ネットでそのフィルムが眺められます。いつもと同じく、1週間ほどで見られなくなってしまいますので、ご覧になりたい方は直ぐにご覧あれ。http://www2.knb.ne.jp/news/20060719_7831.htmちなみに、お墓のシーンでは、小生はこの後ろで未亡人の荷物持ったりゴミ捨てに行ったり、雑用やっておりました。テレビクルーと未亡人は、お墓の撮影の後の列車で急いで富山に戻ったんですけど、無事に到着したようで、よかったですねぇ。不通になったらどーしよー、と心配でしたから。
お、北日本放送、その前の日からシリーズでやってますね。ディレクターのTさん、頑張ってるなぁ。最初のやつは発禁ものの映像があるぞ。この日、全然寝てなかったから膨れてらぁ…http://www2.knb.ne.jp/news/20060718_7816.htm
http://www2.knb.ne.jp/news/20060717_7801.htm

蛇足。不通といえば、富山のお茶目な単線路面列車ポートラム、昨日、とうとう自動車と衝突事故を起こして、45分ほど運休になったそうです。北日本放送の真ん前を通ってるので、クルーは走って撮影に行ったんだろうなぁ。http://www2.knb.ne.jp/news/20060719_7834.htm


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