So-net無料ブログ作成
検索選択
葛飾慕情 ブログトップ
前の10件 | -

ツバメが来た [葛飾慕情]

あっちやこっちやウロウロし,その間に留守番もぐらくんも目出度く大阪栄転となり、川向こう新開地葛飾は厄偏舎巨大柿の木脇シジュウカラ・レストランの管理が疎かになっている間に、おやまぁ、冬の初めに開店してからすっかり居着いていたシジュウカラさん
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2016-11-14
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2016-12-11
はたまたやくぺん先生滞在中にはスペシャルご飯として出してやっていた蜜柑が滅茶苦茶お気に入りなめじろんご夫婦なんぞがいつの間にか追い払われ
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2017-01-06
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2017-01-12
春節くらいからこっちは、柿木周辺の制空権を支配するのはこいつとなっていたのであーる。
02.JPG
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2017-02-27
なんとまぁ、己が恐竜の子孫である事実を同類やほ乳類共に見せつけるかのような顔をして、ギャーギャーと雄叫びを挙げる、狂暴にして凶悪、悪辣ひよちゃんでありまする。

凶悪ひよちゃんとめじろんのご飯を別にすれば良いではないかと、やくぺん先生仕事場を挟んだ裏の常緑広葉樹の緑の中に隠すように蜜柑の半分を突き刺すようにしてみると、短距離ならば強烈な瞬発力、狭いところも突っ込んでいける空中機動能力を誇る悪辣ひよちゃんは、監視所を移して柿の木と広葉樹の両方を見通せる場所にアラートするようになり、索敵範囲を易々と広げ、ぎゃーぎゃーと叫び続け、シジュウカラさん、めじろん、雀たち、はたまた仲間の別のひよちゃんらまで,近寄るものは全て追い立てるのであった。

うううん、なる程ねぇ。そもそもこの冬に葛飾厄偏舎にシジュウカラ・レストランを出そうと思うに至った理由は、ミュンヘン厄偏庵向かいのスーパーで冬になるとカラさんご飯が山積みになり、あちこちの家の軒先に既製品のシジュウカラ輪っか飯やらエナジーボールやら、はたまた餌台に満載のひまわりの種やらがいくらでも出て、シジュウカラやらアオガラくんやらが冬でも散々にご飯を食べにやって来る。なるほど、そういうもんなのか、厳冬期に近隣の方々にご飯を提供するのは人としての責任なのかぁ、我ら葛飾区民も独英国の皆々様を見習い、312では共にセシウム被害にあった空の小さな方々に出来ることをすべきであろー…

かくて開設されたシジュウカラ・レストランでありましたが、開設後数ヶ月を経て、「なぜ日本では冬場のカラさん類へのお食事提供が社会的な常識となっていないか」という疑問に対し、極めてあっさり、めちゃくちゃ明快な解答がなされたわけじゃ。

そー、皆の衆、日本にはひよちゃんがいるのじゃ!

日本列島にお住まいの人類の方々とすれば、ひよちゃんはそれこそ鳩、雀、烏、鴎、或いはむくたちなんぞと並び、ホントにどこにでもいる奴らでありましょうぞ。でも、雀たちみたいにけなげに生きてるっぽくないし、鳩さんたちのように静かではないし、烏どもみたいに頭良く自分らの世界をつくってるわけでもないし、むくみたいに群れになっててひとりひとりは特に何をするってもでもないし、オナガさんらのように綺麗じゃないし、ましてやめじろんやシジュウカラさん、はたまたえながんたちみたいに可愛らしくはないし…よーは、どこにでもいて、半端にデカくて、特に可愛らしくもなくて、なにより声が騒々しい碌でもない奴ら、と思われてるでありましょー。うん。

ところがどっこい、このひよちゃん、世界全体からみれば、なんとまあこの日本列島にしか生息しない貴重種なのじゃよ、皆の衆!鳥さんを見物するという珍妙な趣味を持つ世界中の酔狂人は、醤油の臭い漂う成田空港に到着しバスに乗るや、もう周囲をキョロキョロし、そこかにHIYODORIがいないか、必死になるのであるよ。新宿の宿に到着し、朝になって目の前でひよちゃんたちがギャーギャー叫んでるのを目にするや、まるでハワイで公園の緑にブンチョウが飛びまわってたり、オーストラリアの公園でワライカワセミが叫んでたり、ドイツの公園の枝にアオガラくんたちが追いかけっこをしているのを眺めた日本国在住のちっちゃな飛ぶ方々愛好家が熱狂するように、もう大喜びでカメラを振りまわすのであーる。そー、ちいさな飛ぶ方々界の「日本人」といえば、もうひよちゃんしかないのでありますっ!

そして、このひよちゃん、ともかく、性格が悪い。特に食い物を巡っては、基本は「独り占め」であります。美味しいものがあると自分だけのものにし、それも小回りとダッシュ力に優れた飛行特性を万全に利用した制空戦闘能力を発揮、ひよちゃんの好きな蜜柑やらを喰らいに来るわけではないシジュウカラさんやら雀たちまでも追い立てるのであります。

これじゃあ、日本列島それぞれの軒先にシジュウカラさんのご飯施設が設置される筈もない。だって、ひよちゃんが占拠しちゃうんだもん。かくて、日本列島では英独のような「冬になったらカラさんご飯」という風習は存在し得ず、輪っか飯やエナジーボールが冬場のスーパー店頭に並ぶこともないのであーる。

そんなこんな、冬の街場の空の王者ひよちゃん、2月半ば以降は葛飾厄偏庵周辺もすっかり制圧し、シジュウカラさんもめじろんも、寄ってこれない状況になっていた。

ところが、であーる。いつもの年ならばそろそろイースターという頃になって、状況がちょっとばかり変化してきた。ほれ。
01.JPG
お判りかな。電線でアラートをかけているひよちゃんの視線の先に、そんなガン付けに「なんだい、あんた」という顔で応えている剛の者がおる。そー、最強にして最狂、極悪非道のひよちゃんに動じない、ほーほーさんでありまする。

シジュウカラ・レストランには、佃厄天庵を飛びまわる最強生命体たるブンチョウくんらの食い残しを詰め、レストランにやってきたシジュウカラさんが周囲を動くことで揺れて少しづつ下の物干し台に落ち、周囲の雀たちに細く長くご飯を提供するシステムとなっていた餌筒も設置されておりました。悪辣ひよちゃんのお陰で雀たちもやって来ることなく、寂しく風に流されていた稗や粟の食べ残しを美味しいご飯にすべく、弥生の後半くらいから、ほーほーさんがひとつ、ほぼ常駐するようになったのでありまする。この方、ひよちゃんが緊急アラートをかけて追い立てると
05.JPG
その瞬間は、「うるさい奴がいるなぁ」という感じでどっかにいくのだけど、直ぐにまた戻って来て、ひよちゃんにガン付けられても動ぜず、遠くを見る目で視線を投げ返す。
03.JPG
ああ、あいつはああいう奴だから、って感じ。

飛翔能力はひよちゃんに劣るも、身体はほぼ同じかちょっと大きいし、それにひよちゃんは猛禽さんとか烏とかと違い、追い立てはするものの食べ物にされちゃうことはないと鳥さんたちは判ってる。そういう相手には、堂々と開き直れば良い。

かくて、葛飾厄偏庵シジュウカラ・レストランは、本来のお客さんはたまぁにやってきてつつぴーと鳴いてはひよちゃんに追われ
06.JPG
実は意外に狡猾なめじろんにしても、ひよちゃんが裏でご飯してる隙を狙って突っ込んでくるごーのものがときたまいるくらいで
04.JPG
実体としてはすっかり「ひよちゃん&ほーほーさんレストラン」となっていたのであーる。

旧暦の如月も終わろうとする頃、そろそろレストランも閉店だなぁ、とうらうら春の光となった柿の木周辺を眺めていると、あれぇ、じじじじじじ、という地鳴きのような声がする。おや、ほーほーさんが日向ぼっこをする上、ひよちゃんがアラート場所とする電柱の向こうに、黒くて細長いお姿が。
07.JPG
ツバメさんでありまする。

この冬、葛飾厄偏舎の周囲に、どうやらひとつ、越冬を決意したツバメさんがいらしたようで、たまぁにあの場所で翼を休めては、遙か南のフィリピンボルネオを思い出していらっしゃるお姿を拝見してはいたものの、どうもその方でないようだ。眺めていると、もうひとつやっていらっしゃったぞ。
08.JPG
つばめさん体操でおいっちにっさんと身体を整え、直ぐにまた、微妙にセシウム舞う(流石にもう極微量なんだろうけど)新開地の空を切り裂いております。

ツバメさんが来て、春がホントにやって来る。みんな、冬を乗り切れて良かったねぇ。

さても、この週末には、いよいよレストラン閉店かな。

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

対性悪ひよちゃん蜜柑大量投入作戦決行! [葛飾慕情]

あっという間に卯月も終わり、226の雪の日ならぬ都内彼方此方ブロックのとーきょーマラソンという迷惑千万なイベントも済み、実質2週間程の環太平洋圏ツアーを終えて久しぶりに葛飾オフィスにプチお籠もりなのであーる。月末締め切りの原稿をやり、その後、今週いっぱいで国民の義務たる納税作業の続きを行うのでじゃぞ。やくぺん先生の日当がどの程度と換算出来るか判らぬが、実質5日分くらいの労賃を御上、いや、愛する同胞日本国民のために捧げているあたしを、なぜみんな愛国者と呼んでくれぬのかっ、納得いかんぞぉ!

さても、葛飾オフィスにあっては、単純作業の疲れた心を癒やしてくれる我が友シジュウカラさん、はたまたその性格の良し悪しはともかく姿形は愛らしいめじろんご夫婦、こぞってシジュウカラ・レストランで厳しい川向こうの新開地の冬を乗り切って下さっているのであろー…と信じ、数千キロ彼方を彷徨きまわっていたわけでありまするが
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2017-01-12
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2017-01-06
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2016-11-14
なんとまぁ、昨日の昼過ぎに葛飾オフィスに戻ってみたら、どうも様子がおかしいぞ。

まず、レストランの上に置いてあった水場が、影も形もありません。強風で飛ばされても、物干し台の上や下のどこかにありそうなものだが、まるで姿が見えぬ。シジュウカラのご飯も殆ど減っていない。それどころか、おおおお、なんと、ひよちゃんがこんな格好してレストラン客席を占拠してるじゃあないのぉ。
001.JPG
まあ、確かに桜の枝に取り付いて麗しき花を喰らっている姿は毎度のことなので、これくらいの場所にもとまれるだろうとは思うけど、おいおい、そこはあんたの場所じゃない。シジュウカラさんたちが周囲のレストラン席で動き回ることで筒が揺れて、ひえあわなんぞ佃のグルメぶんちょうくんらの食べ残しがちょっとづつ物干し台に落ちて、スズメさんたちのご飯が毎日少しづつ提供される、という仕掛けの自動お食事配給システムなんだけど。そもそもひよちゃんはそういうもんは喰わんでしょーに、普通なら。

暫く眺めていると、このひよちゃん、特定のおひとりで、この柿の木の枝にはときおり蜜柑が実るとお考えになり、この場所をおれんちにしようと決め込んでいるようであります。で、蜜柑を出してやると吹っ飛んできて雄叫びを挙げ、めじろんがやってくると追いかけ回し、近寄らせない。それどころか、シジュウカラさんたちまで追いやっている。それどころかそれどころか、仲間の別のひよちゃんにも喧嘩を仕掛けてらぁ。

うううん、こいつはしょーわるだぞおおお。

とはいえ、どんなに性格が悪い奴であろうが、こいつにも冬を生きていく権利がある。暴力で他の奴らを追い払っているとはいえ、「きみきみ、暴力はいけないよ」と聖フランシスコのように説教するわけにもいかぬ。じゃあ、こいつに石を投げてやるとか、こちらも暴力を振るうわけにもいかぬ。なんせ相手は勝手に生きてる方々、あちらなりの秩序があって川向こうの新開地葛飾の空は成り立っている。いくらめじろんが可愛らしいからといえ、めじろんにしか蜜柑を提供しないというわけにはいかぬ。これだけ勝手なことやってるんだからね、わしら人間はさ。

さても、となると、どうするべーか。そー、相手の弱点を突くしかないわな。この悪辣性悪ジャイアンひよちゃんの最大の弱点は、奴がひとりだ、ということです。なんせ仲間のひよちゃんみんな追い払ってるんだから。それなら、ひとりではどうしようもない状況を現出すれば良い。そーじゃ、物量作戦じゃ。

てなわけで、佃の人間住民様から提供されている悪くなったりへこんじゃったりしてる蜜柑、あともう数はそれほどないのだけど、普段は1日ひとつなのだが、一気に大量に出す、それも、性悪ひよちゃんひとりで制圧出来る領域を越えた領域に一気に出すという、じり貧の同盟軍ヤン艦隊に対しラインハルト様が出して来た無限の薄い防衛陣での体力そぎ落としみたいな、物量作戦に出ることにしたのじゃよ、皆の衆。

今、普段の柿の枝にひとつ、いかな性悪ひよちゃんとて行動が著しく制約されるシジュウカラ・レストラン天井下、イゼルローン回廊の隅っこの辺りにひとつ
026.JPG
そして外宇宙のようなやくぺん先生仕事部屋を挟んだ裏の窓の外にひとつ、総計3つの蜜柑を据えたのであーる。

おお、向かいの電線に陣取ったジャイアンひよ、早速、天の彼方は大銀河に向かい雄叫びを挙げておりまする。
028.JPG
さても、対性悪ひよちゃん物量作戦、いかなる結果を迎えるか。期して(何を?)待てっ!

[追記]
いちど佃の縦長屋に戻り、納税資料抱えて弥生最初の薄曇り空の中を荒川放水路東の新開地葛飾に戻ってみれば、おお、我らがひよちゃん、仕事部屋裏の電線に陣取ってます。昨日、葛飾を出るときには裏側の蜜柑の辺りにめじろん夫妻が取り付いていたので
010.jpg
どうも一人多方面作戦をせざるを得なくなってはいるようです。でも、「全部おれんち」とは思ってるみたいだなぁ。まあ、奴も少しは喰えてる筈なので、文句は言わせんぞぉ。

ま、あとさし上げられる蜜柑もふたつしかないし、復活祭もやたらと遅い今年は、レントに入ったところでシジュウカラ・レストランも撤収ということでしょうかねぇ。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

シジュウカラ・レストラン移転のお知らせ [葛飾慕情]

葛飾区中央部、荒川放水路と中川の間、水戸街道南の上空数メートルにお住まいのシジュウカラさんたちへのご報告です。シジュウカラ語じゃないし、飛ぶ方々がwebアクセス可能なのか判らぬが、ま、それは仕方あるまいて。

去る秋の終わり以来、皆々様にはご贔屓いたいておりまする葛飾オフィス厄偏舎物干し台に冬季限定でオープンした「シジュウカラ・レストラン」、本日深夜に移転いたしました。以前の店舗から距離にして1メートル程西です。
01-12シジュウカラレストラン改定.jpg
移転の理由は、一重に皆々様のセキュリティ確保にあります。

皆様よくご存知のように、当レストラン近辺には住所不定無職の猫様が多数お住まいになっております。レストラン開設以来、幸いにも皆様に評判が伝わったか、みかじめ料を求めるかの如く周囲を彷徨きまわっている愚連隊ひよちゃんず、かつてのパリの街を荒らし回った日本人団体客のようなむく軍団、甘い物だけ大好きめじろん様ご夫婦などなど、様々な方々がレストラン近傍にいらっしゃるようになりました。そんな皆様の様子を、お猫様方もぼーっと眺めている筈はありませぬ。めじろんご夫妻がひよちゃんずからトンズラする際にご愛用の藪の中やらレストラン真下の物干し台下やらに、お猫様がじっと身を潜め、まるでノンビリお昼寝をしているような振りをしつつ、皆様の行動をしっかりウォッチしている風情でありますっ。

このままでは事故が起きること必至。その前に、少しでもお猫様生身スナイパーから距離を取れる場所に移転させていただいた次第。

既にまるまるひとつが消費されつつあるエナジーボールは、新品を補充いたしました。存分におつつき下さいませ。なお、大人気で残すところ在庫4分の1を切っていた「シジュウカラ輪っか飯」は、移転時の事故で崩壊してしまいました。ゴメンナサイ。当面、欠片はレストランの屋根に並べてありますので、ご自由にお召し上がりくださいませ。雨が降ったら流れちゃいますから、早い者勝ちでありまする。

皆様におきましてはご飯にありつくのが年間で最も難しい、日本列島は関東平野の厳冬期となります。今後も事故がない限り、梅が咲き桜が散る前頃まで、レストランは開設予定でありますので、ご安心くださいませ。なお、お客様の間でのトラブルが目立ち、シジュウカラご夫妻の来店に支障をきたすことしばしばな「蜜柑」につきましては、梅が咲く頃まで週1度程度のスペシャル・メニューとして提供させていただく予定ですので、悪しからず。

葛飾シジュウカラ・レストラン店長 厄偏


[追記]
その後、レストラン、無事に繁栄しております。
023.jpg


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:音楽

The Battles over Persimmon~人はどこまで自然に介入すべきか [葛飾慕情]

深遠な考察でありまするっ。

ええ、数日前から、新年初荷締め切り今週末の資料調べがいっぱいある原稿のため、葛飾オフィス厄偏舎に泊まり込んでおります。

風はそれなりに強いけど、柿の木の下の物干し台で日に当たっていればウラウラと、このまま死んでしまってもいいわなぁ婆さんや、って感じの良き新年の午後。だけどさ、そういえば、年末来のちちちち、とか、ぴーぴー、とかいうちっちゃな、でもそれなりに騒々しい声が聞こえぬなぁ、と思って周囲を見やると、目の前に幾重にも張られた電線に、ひよちゃんがおる。
01.JPG
それも、ノンビリと日だまりで毛繕いしているなんて状況ではなく、羽根の先をまるでロビンくんたちみたいにお尻の横にまで出るようにし、身体を細かく揺すり、3つがお互いに連絡を取り合うかのようにきょろきょろしてはひーよひーよと叫び合っている。
019.jpg
常に飛行体勢に移行可能な、完全アラート状態でありまする。

なんじゃい、とぼーっと眺めてると、柿の木の下の藪の方からちちちちと声を挙げつつ、めじろん夫婦が突っ込んでくる。その姿を目視するや、アラート状態のひよちゃんず、一気に飛行体勢へと移行し猛烈なスピートでめじろんの飛行ラインをブロックする方向に吹っ飛んでいくではないかぁ。めじろん、慌ててトンズラを試みる…

そんなことを延々繰り返してら。

要は、年末にお正月に向けた酉年の干支の皆様(なんかい?)のために、ホントは厳冬期まで出すつもりはなかった蜜柑をお年始で柿の木の枝に突き刺してやったら、あっという間にめじろん夫婦がやってきて喰らい始め、おいおいここはおれんちなんだけど、ってシジュウカラがちょっかい出してた。
02.JPG
でもまぁ、最終的に食い物はまるで別なので大事には至らず、なんとなく共存しつつ、という感じだった。

だけど、どうやら、年末年始に佃方面から戻らぬ間に、すっかりひよちゃんずが柿の木上空の制空権を完全確保する、という暴挙に出たようなのでありまする。

なんせ、飯が全然違って喧嘩になる筈もないシジュウカラさんまで、制空戦闘に特化しあんたはF-22かスホーイ35かいな、って調子のハイパーひよちゃんずトリオの強烈な防空行動により、柿の木脇のシジュウカラ・レストランへの接近を一切阻まれてしまっておりまする。それどころか、めじろん夫妻の塒たる向かいの家の藪の中やらへまで突っ込んで行っている。

これはまずいぞぉ。

らぷたー・ひよちゃんず(うううん、流石に滅茶苦茶な表現だなぁ)に石を投げてやる、なんてわけにもいくまい。なんせ、めじろんとひよちゃんが蜜柑や林檎を奪い合うのは、まあ自然の摂理なわけでありまして、わしら人間がそこに関与するわけにはいかぬ。「だってめじろんの方が可愛いもーん」ってわけにはいかぬのであるぞよ。「ひよちゃんは日本列島固有の貴重な種なのだ、東アジアに広く分布するめじろんよりも貴重なのだ」という意見だって、納得するかどうかはともかく、大いにあり得ますからねぇ。

てなわけで、当面の対応策として、ミソサザイさんとかアオジさんなら大喜びって感じの玄関脇の藪の上、ミグ23くらいでっかいファイターひよちゃんずにはとても突っ込んでこられまい、という辺りに蜜柑を移動してやる。と、あっという間にめじろんたちが出現し、ぴちぴちぴちと狂ったように喰らってら。
03.JPG
でも、流石、最強にして最凶、ファイターひよちゃんずがお目こぼしをする筈がない。道ゆく町工場のトラックなんぞ怖れるものか、レーダーにもひっかからぬぞとばかりに低空高速侵攻モードて藪に突入し、瞬く間に追い立て、自分で蜜柑に齧り付き、おおおお、あっさりと蜜柑を地面に落としてしまってら。

これはもう、制空ファイターひよちゃんずらが「この空は我らが死守するに値せず」と判断して自主的に撤収してくださるのを待つしかない。んで、昨日の午後から、蜜柑は出していないんだけど…今日も朝から、昨日が仕事始めで早速朝っぱらから習志野へと向かう我が陸軍機械蜻蛉イロコイの群れの下、柿の木のてっぺんに、ヒヨちゃん軍団葛飾防空分遣隊が堂々陣取ってらっしゃるじゃああーりませんか。ふううう…

ひよちゃんずが姿をちょっとでも消すと、「ないのないの」とめじろんがやってくる。そのお姿を見るや、絶対に蜜柑は出すまいという気持ちにちょっと揺らぎを生じたやくぺん先生、ここなら大丈夫かと、再び藪の奥に蜜柑を出してやるも…やっぱりあっという間に低空侵攻ひよちゃんずの肉弾ミサイル攻撃でたたき落とされてしまう。

しょーがないから、藪の奥の奥、ホントにミソサザイさんくらいしか入らないであろう辺りに落とされた蜜柑を放置してあるのですが…どうなることやら。めじろんのステルス能力に全てを任せるしかないでありましょう。

葛飾柿の木上空制空権争奪戦、昨日夕方からどうも数で勝負なららぷたー・ひよちゃんだって制圧できるであろうミグ19みたいなむく軍団も登場する気配が見えておりまする。

さても、初荷原稿の初稿も出来たので、上野のお嫁ちゃんの研究室に寄って、佃に帰りましょ。いよいよこの週末後半からは「つくる・続ける」本のゲラ校正のための葛飾お籠もりが始まります。それまでにこのBattle over Persimon、いや、今や戦況は複雑を呈し、Battlesになりつつあるこの柿の木周辺、どうなっておりますやら。もうひとつの不安要素、こいつらも
04.JPG
のっそりと柿の木横の物干し台下で様子を窺ってるし。

でもねぇ、勝手に生きてる人達の闘いに、手出しはできないもんなぁ。

今、この瞬間も、シジュウカラさんに対し、ひよちゃんが威嚇の音声ミサイルを連発してます。いやはや…

初春の 空を揺るがし 叫べ、ひよ!

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:音楽

とりのとし [葛飾慕情]

旧暦の新年でもないのに干支が何のというのはなんだか妙な気がしないでもないけれど、とにもかくにも年というのは勝手にあらたまってしまうものらしく、ぼーっとしているうちに2017年になってしまったようでありまする。てなわけで、一応、世間並みに「謹賀新年・賀正」でありまする。

なにがどうなるとか、今から言っても仕方ないけど、ともかくこのアホらしくも馬鹿馬鹿しくも、それなりに眺めていて面白い世界からてきとーに距離を取りつつ、必要なところは不必要なほど踏み込んで、なんとか無事に生き存えることを願い…ってことで、新年のご挨拶です。せっかくとりのとしなのだから、我が葛飾オフィス厄偏舎の冬期の住人、めじろんご夫妻に、みなみなさまに「宜しく御願いしまちゅん」と仰っていただきましょか。はいどうぞ、ぎゅっぎゅ。
042.jpg

今年は、5月に2週間ほど大阪貼り付きになるコンクールが控えております。お暇な皆様も、そうでないみなさまも、大阪をご注目下さいませ。

せっかくだから、葛飾慕情じゃないけど、とりの年の新年らしく、オマケでもう1枚。ではでは。
020.jpg
今年も残すところあと364日だっ!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

シジュウカラ・レストラン流行の兆し [葛飾慕情]

久しぶりに葛飾オフィス厄偏舎に至り、1週間の日本列島本州島滞在中に処理せねばならない原稿2本の作業を黙々とやっております。霜月半ばの柿の実収穫大会の頃にはまだ柿の葉もいっぱいで、収穫しきれない実も30個近くあったのだけど、木枯らしが吹き、なにやら雪まで降ったという3週間と少しを経て眺める柿の木は、もうまるで葉っぱはなく、枝にしがみつく実もなんとまぁ、残すところあと2つと半分。

半分、ってのは文字通り半分で、どうやら最強最凶生命体ひよちゃんずを数のパワーで圧倒し柿の木近辺の制空権を新たに確保したらしいむく軍団が三々五々やってきては、ひよちゃんに比べて無骨で下手くそな枝周りでの身のこなしで食べられるところから食べ散らかしているらしく、珍妙な格好で辛うじて枝からぶらさがってる実がひとつ。
045.JPG
どうやらこの食いかけの実の状況が、お口がちっちゃくて大きなもんにガツガツ食らいつくのは上手じゃない雀たちには丁度良いらしく、たわわに実っていた頃には「あれはなんでちゅんかぁ、ぼくたちには関係でちゅん」って顔してた日本列島のしおらしい雀くんたち、むく軍団がいなくなるとやってきて、つつきまわってら。
036.JPG
勿論、むくが軍団ではなく単体程度のときには、最強ひよちゃんが果敢に強行突入を敢行し、それなりの成果を上げていたりして。っても、そんなことやってるもんだから、もう辛うじてぶら下がってるだけの柿の実はそれなりに重量があるむく軍団の動きで大いに揺れしなり、貴重なみんなのご飯が今にも町工場前の道路に落っこちそう。おおい、君たち、安定した食生活を願うなら、闘争よりも平和共存がいちばんなのだよぉ。ほら、向こうからめじろんご夫婦が、蜜柑や林檎はまだなのかしら、と呆れ顔で争いを眺めておるぞよ。

流石に、一月前には周囲を飛び回っては電線にとまって体操していた燕さんは、お姿を見ない。無事に南に向かったのならいいんだけど。

そんなこんなで風もない日曜の昼、テープ起こしはなんとか終えて、とはいえ遙か池袋まで《コシ》見物に出かけている時間は流石になく、編集者様からの字数その他の指示待ちをしながら、ボーッと柿の木を眺めていると……おお、いらしたいらした。
021.JPG
柿の実争奪戦には目もくれず、なにやら周囲を伺っていらっしゃいます。やがて、意を決したようにぴょんと枝から台の上に飛び移って、ほれ
022.JPG
「シジュウカラ輪っか飯」に取りついております。もうひとつお仲間もやってきて、そっちは一直線で「エナジーボール」へとゴー!
024.JPG
台の上の水飲み場がひっくり返っていて、うんちの跡がいっぱいあったので、こちらもそれなりにご利用になってるようです。

てなわけで、関東平野の厳冬期はまだまだこれからという師走半ばにして、もう厄偏舎シジュウカラ・レストラン、繁栄の兆し。実は、雀たちには驚喜乱舞のご飯もぶら下がっているのだけど、どうも地面探しがお得意の方々、「あの筒の中に沢山のご飯があるでちゅん」とはお気付きにならぬようで、風に揺れてポロポロ落ちる佃のセレブぶんちょうくんたちがお残しになられたご飯の残りを、おっとぉ、ごはんだぁあ、とレストランの真下に拾いに来ては逃げてくばかり。

せっかくだから、フランクフルトで買って来たソーセージ型のシジュウカラ飯を柿の枝の隅っこにぶら下げて、アドヴェントの季節の葛飾のちいさな飛ぶ方々の長壽と繁栄を祈りましょう。君たちがカタロニアの仲間達みたいに「ぴーす、ぴーす」と歌っているのかは知らないけどさ。

久しぶりに、ムシクイでもミツスイでもハッカでもない、馴染みの良く見知った方々のお姿となごむ師走の午後。次の週末、30度を越えるマレー半島付け根の空では、どんな方々にお会い出来るのかしら。今シーズンの冬ダイヤから羽田発になった夕方の北米便ユナイテドやデルタの巨大機械鳥たちが、柿の木の遙か向こうを飛び越えていく。

木枯らしが 凪いで枝ふる むくの群れ

[追記]

12月14日の追記です。葛飾オフィスを日曜日に出て、水曜日にまた戻ってくると、柿の実は見事に全てなくなっておりました。これでひよむく天国はオシマイ。で、シジュウカラ輪っか飯は、提供し始めてから1ヶ月弱で、約8分の1の牛皮がしっかり喰われつつあります。この調子だと、なんとか一冬もつかどうか、でんな。うううん、なんとか補充したいが、次にドイツのスーパーに行けることがはっきりしているのは、来年の6月なんだよなぁ。

[追記の追記]

明日は冬至を迎えようという12月20日午後の追記。数日前までヤンゴンの空を地上近くのハッカや土鳩や烏、小ぶりのイエスズメらの乱舞を我関せずと飛び回ってらした燕さんの仲間がおひとり、まだ葛飾シジュウカラ・レストランの順番待ち電線にとまってらっしゃいました。なんてこった、これはもう葛飾で冬を越すおつもりなんでしょうねぇ。流石に燕さんご飯は葛飾厄偏舎の季節限定ちいさい飛ぶ方向けレストランでは提供できないなぁ。ううううん…

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

柿収穫シジュウカラ&雀レストラン開設 [葛飾慕情]

昨日、霜月半ばの晴れ渡った空の下、幸いにも木枯らしも吹かぬウラウラした陽気の午後、無事に葛飾オフィス厄偏舎の柿の老木周辺で実の収穫が行われました。
019.JPG
ご近所やら湾岸やら帝都内陸から遙々馳せ参じていただいたお子様、普段から柿の実や葉っぱが落下して十字路に乱舞しご迷惑をおかけしているご近所さんなどにもご参加いただき、総計で50個を越える収穫がありました。よく働いた児童労働者のご褒美に、蜜柑も全て収穫、労賃として配布いたしました。
023.JPG
広報担当を志願した小学2年生男子の活躍で、収穫された柿も全てご近所通りすがりの皆々様に配り切りましたです。「渋柿だけどこれだけ立派だと干してちゃんとすればひとつ500円で売れるわよ」なんてにわかに信じられぬ話を振りまくオバチャンなんぞもいらっしゃったり、なんせ「お金を出しても普通には購入出来ないもの」ですから、考えようによっては末期的資本主義社会に於いては極めて貴重なのかしら。なんだかおかしな世界だこと。

とはいえなにせ素人集団、公道に柿の実爆弾が落っこちそうな場所からは一応全て撤去したものの、家の屋根や隣の町工場を越える高さの老木、高い所や内側の実はとても収穫不可能で、なんのかんの勘定するとまだ30個近くはぶら下がっております。昨日の作業中、なんどかやってきては「なにやってるんだぁ、おれのもんをぉおおお!」とギャーギャー騒いでいらっしゃったひよちゃんず
01.JPG
ご安心あれ、あんたらの仕事はこれからです。木枯らしの吹き出しがやたらと遅いこの秋、まだまだ柿の葉はじゃんじゃん茂っているけど、流石に師走ともなれば落ち果てよーに。で、スッカラカンの枝にぶら下がった熟れ熟れの実をきっちり処理するのは、君たちの仕事じゃよ。烏や鳩はお隣のB級&C級グルメタウンT石やK有に陣取っているらしい新開地葛飾の更なる僻地、制空権を支配する最強・最凶・最狂生命体として、しっかり励んで下さいませ。師走に向けて街に戻ってきためじろんご夫婦方と並んで、ぎゅっぎゅと仲良くしてくれとは敢えて言わぬが
029.JPG
まあ、てきとーにやってくれたまえ。

てなわけで柿収穫から一夜明け、国土交通省の世界でいちばんでっかい2枚ローター巨大イロコイが「これぞヘリコ!」という轟音をバラバラ振りまきつつ中川を上流へと遡り、盟友ヤンキー共はサンクスギビングを前にそろそろ休暇気分だけどこっちは年末までがっつり働く我が陸軍のチヌークが朝霞から空挺団練習へと低い雲の下を日々の通勤に横切る朝、シジュウカラさんレストランの設営もいたしました。まだちょっと早いんだろうが、なんせこの週末から3週間、欧州→豪州と冬から初夏を流離うやくぺん先生、ともかくお店だけは出してしまわないとね。

とはいえ、シジュウカラさん大好きなひまわりの種を提供するわけではありません。だって、そんなもん、ないもん、ここに。あるのは、湾岸は佃厄天庵の住人たるぶんちょうくんらがお残しになられた大量の残飯と、夏にカンバーランドは湖水地方のスーパーで購入してきた「エナジーボール」であります。
009.jpg
後者は、本来の対象はクックロビンさんやらアオガラさん、それにえながんなんだけど、帝都東新開地のシジュウカラさんはお気に召してくれるのやら、まるで判らぬ。

かくて、葛飾セーフハウス厄偏舎、冬に向けた準備も完了であります。そして、そんな風景を眺めてらっしゃるのは、南に帰りそびれてここ新開地で冬を越す決断をしたか、それとも摂氏9度線南下と共に旅をなさってる途中なのか、燕さんがひとりポツンと、電線の上。
045.jpg

ヒヨドリの 雄叫び跨ぎ 往く燕

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:音楽

冬が来る [葛飾慕情]

「葛飾慕情」や「新佃島界隈」じゃなくて、当電子壁新聞開設時から懸案の新カテゴリー「東京日和下駄」が最も相応しいんだけど、そんなカテゴリー設定するとそればっかりになりそーなんで敢えてやってません。ホントは「たびの空」なのかな、小さな飛ぶ方たちとすればさ。

昨晩からの雨も上がり、強い北風に雲が太平洋の方に追い出され、ちょっと情けない日差しがゴーゴー揺れる柿の木を照らす霜月の朝ぼらけ、皆々様はいかがお過ごしで御座いましょうか。今年は明らかにいつもよりも季節の巡りが2週間くらい遅く、大手町の気象庁さんがやっと「木枯らし1号」と認定なさったらしいこの風にも、柿の木近辺での最強&最狂生命体ひよちゃんが囓りまくってる実が落ちないばかりか
001.jpg
枝にへばりついた葉っぱも未だ落ち切ってくれません。なにをそんなにがんばっとるんじゃ、あんたら、と言いたい!来週後半から3週間程葛飾オフィス厄偏舎からいなくなるので、柿の葉はあと1週間で落ちてくれないと掃除が出来ないじゃないかぁ。それに、葉っぱがあるとシジュウカラさんレストランだって本格的に開店出来ないしさ。

ま、そんな葛飾オフィス厄偏舎でありますが、2歩くらい先に秋から冬に入り始めてる半島はソウルから戻って帝都湾岸部から中心部をフラフラ歩きまわるに、やっぱりしっかり秋は冬になりつつあります。葛飾区民心の故郷たる水元公園は神無月半ばから行ってないけど、10日ほど前に1時間に1本しかないバスを待つ間にチョロッと眺めた葛西臨海公園には、こんな方が
037.JPG
冬の王者、喧嘩上等なんぼのもんじゃいの百舌さんでありまする。

無論、東京湾にもキンクロさんばかりかカンムリカイツブリどんまで浮かんでるし、一昨日だか眺めたSONY財団前の市ヶ谷堀にも鴨が浮かび、カイツブリさんたちがぽっかんぽっかん浮いたり沈んだり。一頃帝都中心部では貴重種になりつつあったカイツブリさんたち、このところ軍勢を回復してる感じなんだけど、どーなんじゃろかい。

これならそろそろつぐみんたちもいらしてるかな、と赤坂六本木近辺ではほぼ唯一がっつり土の地面が露出していてつぐみん類が思う存分足下を突っつける青山墓地から青山公園の丘(なんのことはない、帝都に於けるCIAの根城六本木ヘリポート横の森です)に向かえば、未だつぐみん六本木地区には至らず、アカハラシロハラさんたちと縄張り争いでおっかけっこする姿はなし。だけど、ちちちち、と群れ好きで案外とお派手な御衣装のカワラヒワさんたちとは違う、もっとお上品な声がする。おやまぁ、ジョウビタキのお嬢さんじゃああーりませんかっ。イースター頃に小石川後楽園で去り際のお姿を拝見して以来です。
036.JPG
なんとも物騒な「米軍施設・許可の無い者立ち入り禁止」とベッタリ記された先の尖った柵の上がそんなに留まりやすいのかしら、ヘリポートの柵の上から226事件反乱軍出陣の地の碑の上辺りを、盛んに警邏巡回なさってます。もう少しご活動ぶりを拝見させて下されば、お近くに寄らせていただくことも可能であるなぁ、と思ってしばし縄張り巡回のご様子を眺めていると…墓地の方からけたたましい轟音を発しつつ、機械猛禽類が近付いてくるではないかぁ。秋の日差しを浴びて真っ黒な巨体にちょっとだけオレンジ色を塗しつつ、座間の黒鷹君達でありまする。

都心の塒に座り込むと、なんとまぁ、ローター回転させつつ誰かの到着を待ってます。いつもならば人が待っててさっさと乗っけて、直ぐに戻って行くのだけど、六本木ヒルズからもと防衛庁の高層ビル、はたまた政策なにやら大学院、そして国立新美術館建ち並ぶ六本木の谷間に工事現場か線路の真下かと思うほどの轟音を延々と振りまいてる。ジョウビタキお嬢さんは最初の10分くらいは何かしらって顔なさってたけど、余りの騒音と風圧に、なんだかうざったいでっかい奴ねぇと思われたか、どっかにいっちゃいました。

待つこと1時間以上、やっと制服姿の一団がバスでやって来て
070.JPG
さっさと黒鷹のお腹の中に入り込み、エイヤッと夕日の中へと出て行ってくれました。
086.JPG
先頭を行く機体の客席にはしっかりと星四つの階級マークが貼り付けられ、将校クラスのご旅行を誇らしげに示してら。もう時間が迫っていたのか、天樹観光帝都周遊コースではなく、真っ直ぐ夕日の方、横田方面に向けて飛び去る。

にっくきかな占領軍、せっかく帝都にお戻りになられたお客様を蹴散らすなんぞ、無礼極まりないヤンキーどもじゃっ!えええい、落ちろ落ちろ、落ちてしまえぇ黒鷹どもおおお!←いやいや、落ちられたら事故に巻き込まれるのは我ら占領民なんで、それは困る…

夏がちょっくら長すぎたけど、ようやく極東の島国の帝都にも冬がやってくる。もうすぐつぐみんたちもシベリアからいらっしゃるでしょう。そういえば、夏前に横須賀の塒を出て行った空母ロンもそろそろ戻ってくるだろうから、ヤンキー海鷹共がまた空気の澄み切った帝都上空を跋扈するようになるなぁ。

とにもかくにも、ホントに冬になる前に、葛飾厄偏舎柿の実収穫祭、来る日曜日の午後2時から行います。雨天決行。今年は不作とはいえ、4ダースくらいの収穫はあるでしょう。
ちらし.pdf

黒鷹の 雄叫び高く 秋深し

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

厄偏舎柿もぎ大会開催 [葛飾慕情]

告知です。
002.jpg
次の次の日曜日11月13日、午後2時過ぎくらいから、葛飾オフィス厄偏舎の柿の実採り入れ大会を行います。ご参加希望者は、ご連絡下さい。

もぎ放題ですが、今年は不作でせいぜいが50個くらいしかなく、更に手が届くところはその3分の1もないので、果たしてどれだけ収穫があるやら。それに宿敵ひよちゃん軍団があと1週間でどれだけ荒らしまくるかもわからない。なお、オプションで蜜柑がりもありまする。
003.jpg


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

柿風にEnergy Ballゆれ [葛飾慕情]

なにやら夏日になりそうな、まるで香港みたいな大気の荒川放水路向こうの新開地、葛飾の神無月半ば過ぎです。まだまだ葛飾厄偏舎の柿の木は固い渋柿に緑が半分という感じ。でも、日差しの良いところにぶら下がったやつはすっかり最強生物ひよちゃんのご飯になってら。

秋深し、なのか、秋なかば、なのか。

とにもかくにも、明日からほんの数日、なぜか明石は須磨ならぬ香港のスターフェリー桟橋横、能舞台ならぬ文化中心の大劇場で観阿弥世阿弥の典雅なる秋の定番『松風』、ならぬHosokawaの《マツカゼ》のいちばんオーセンティックな演出の引っ越しを見物に出かけるわけで、お堀端の気象庁様のご神託に拠れば、やくぺん先生大陸の隅っこに足を伸ばしてる数日の間にもこの蒸し暑さは去り、ホントに秋の風が吹き始めるとのこと。そういえば、さっきから柿の木の中からチュクチュクピーピー叫んでる声も、することはする。俺はプテラノドンの遺伝子を継いでいるんだぞぉ、というひよちゃんの最強雄叫びとは違う、こんな方々のお声。
001.jpg
まだまだ繁りに繁った柿の葉っぱの中で、姿を探すのも一苦労だけど、どうやら夏の盛りに面白半分に柿の枝に吊してみたエナジー・ボールをつついてた連中なのかしら。繁茂する枝の中で埋没しちゃったんで取り外してしまったんだけど、あのご飯はどーしたのどーしたのぉ、と仰ってるんだかなんだか。

じゃ、しょーがない。ホントに寒い風が吹き始める前に、ちょっと早い気もするけど、出してあげましょか。ほれっ。さる夏にカンバーランドのスーパーで買って、延々とシベリア越えて運んできたご飯台だぞぉ。
003.jpg
商品名だか一般名詞なんだか知らぬが、これがEnergy Ball Feederなるものでありまする。大ぶりの鶏卵くらいな大きさの、カラさん類が好きな穀類をボールにしたエナジーボールが4つ入ります。ただ、ポンポンと投げ込んであるだけ、工夫も何もないもの。極東の島国でこのボールを簡単に買えるのか、実は知らない。ミュンヘン厄偏庵の前のスーパーには冬になると普通に売ってるんだがなぁ。どうやら、ボールはインドで生産されてるらしいんだけどさ。

ご飯が包まれているパッケージには、アオガラさんの群れが可愛らしく描かれている。となれば、シジュウカラさんにだって美味しいご飯の筈。さても、どうなることやら。

柿の木を抜ける湿った風に吹かれ、能の台本なんぞを泥縄で必死に読んでると、枝の向こうから響くは、やっぱりひよちゃんのキーキー声ばかり。

…柿風ばかりや残るらん、柿風ばかりが残るらん…

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽
前の10件 | - 葛飾慕情 ブログトップ