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速報:大阪国際室内楽コンクール2次演目 [大阪国際室内楽コンクール]

大阪国際室内楽コンクール第1部門弦楽四重奏、1次予選の結果が出ました。ええ、昨今のコンクールの傾向から予想はされていた方もいらっしゃるかもしれませんが、7団体全て2次予選で弾いていただくことになりましたです。
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月曜日も11時からです。演目は以下。

タレイアQ:メンデルスゾーン作品44の3、バルトーク4番
エリオットQ:メンデルスゾーン作品44の2、バルトーク3番
マルメンQ:ブラームス2番、バルトーク4番
ヴィアノQ:メンデルスゾーン作品44の3、バルトーク4番
アイズリQ:ベルク作品3、シューマン3番
ユリシーズQ:ブラームス1番、バルトーク4番
マックスウェルQ:ブラームス1番、バルトーク4番

以上です。時間などは、公式な発表があり次第アップします。

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ライブストリーミング11時からです [大阪国際室内楽コンクール]

朝から大阪城周囲の堀に雨が叩きつけるあいにくの天気となり、「薫風香る皐の曙」とは言えぬ状況なのは残念だけど、ともかく本日11時から大阪いずみホールでクァルテットのセッションが始まります。時間になれば、こちらからYouTubeのライブストリーミングに行ける筈なので、もうちょっとお待ち下さいませ。
https://www.facebook.com/jcmf1992/videos/1443752705685842/
ダメだったら、「大阪 室内楽コンクール ストリーミング」とググってみて下さいな。スイマセンです。時間割は、昨日だかのところをご覧あれ。無論、日本時間での表示です。

昨日は審査員の先生方歓迎パーティがありました。流石に金先生はずっと立ち席パーティというわけにいきませんでしたけど、皆さんお元気。カッツ御大、すっかり「ちょい悪オヤジ」キャラが板に付いてますねぇ。
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その後、某所で第2部門の説明会と抽選会。で、日曜日の管楽アンサンブルはこういう順番。
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11時から木管五重奏、サクソフォン四重奏、金管五重奏と、音がデカくなる順番で演奏されます。大阪でブラバンやってる高校生などいましたら、最後の金管五重奏3つだけでも聴きに来ると、吃驚するかもよ。

第9回大阪国際室内楽コンクール 
第2部門 1次予選 5/14(日)
◆木管五重奏
1.11:00 アルンドス・クインテット(ドイツ)
2.11:25 クンスト・クインテット(ドイツ)
◆サクソフォン四重奏
3.13:30 アーバン・サクソフォンカルテット(日本)
4.14:00 ザイーハ四重奏団(フランス)
5.14:40 ニオベ・サクソフォン四重奏団(フランス)
6.15:10 アデマス・サクソフォン四重奏団(オランダ)
◆金管五重奏
7.16:15 アペックス・ブラス(アメリカ)
8.16:50 クインタビレ(イギリス)
9.17:35 パリ・ローカル金管五重奏団(フランス)

なんだか、やっぱり管の方々って、クァルテットの連中と随分メンタリティが違うようで、昨晩も遅れてニューヨークだかから到着した連中が、夜9時過ぎの説明会で「これからどっかで吹けないか、外でも良いんだけど」と言い出して、スタッフを困らせてました。わお。

さあ、大阪大会、いよいよ始まります。

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今更ながらに…みんなじょーず [大阪国際室内楽コンクール]

大阪国際室内楽コンクール、明日からいよいよクァルテット部門の審査開始です。今、いずみホールの客席。普段は飛んでいる電波遮断装置がオフなので、繋げられてます。
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本日は朝の10時からいずみホールの舞台上で参加団体が順番に音出しをする日です。室内楽コンクールで1次予選からこんな立派なホントのコンサートホールが使えるなんて、大阪以外ではありません。さらに、短い時間とはいえ本番前、まだ今日も一日練習時間が取れる段階で本番会場の音響を情報として得ることが出来るなんて、ホントに演奏者を大事にしてくれているなぁ。まあ、遙か極東に到着した翌日午前中から、慣れない通勤電車に数駅乗ってホールまで自分で来なければならないってのはしんどいかもしれんが、それはもう、若いとはいえプロなんだからしょーがないでありましょう。

既にいくつかの団体が目の前で練習を終えているのだけど
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いやぁ、あたらめてこんな間抜けなことを言うのもなんだが、みなさん、既に練習風景だけであれこれ団体の個性は見えてくるものの、とにもかくにもどの団体をとっても「上手」であることだけは共通しております。これホント。

そりゃね、弾ける連中が集まって始めて、選ばれ、この日に向けて研鑽を積んできているのだから弾けない、合わないなんてことはあり得ない。それになによりも音や響きが若く瑞々しい。まるでいずみホールの外に広がる大阪城公園に沸き出し、雀らがチュンチュン飛び回ってる新緑みたいな爽やかさでありまする。こういう音楽をいっぱい浴びたい方は、是非とも明日はいずみホールへっ!なにより、ひとつとして「やっつけ仕事」がない潔さ。これがコンクールの1次予選というものだわなぁ(だって、参加OKとなった瞬間、余程やりこんだ団体で無い限り、ともかく1次を突破しないと話にならないのだから、1次予選の演目はみっちり作り込んでくるのが常識。3次予選以降はキャリアの差がハッキリ出て、「アンサンブル・コンクールのファイナルは負け比べ」という格言も世に存在するのだけどさ…)。アンサンブルの場合、超名人のやっつけ仕事と学生のきっちり仕上げたアンサンブルでは後者の方が圧倒的、というのは珍しくありませんからね。

明日の朝から大阪に来られない方のために、YouTubeでのライブストリーミングがあります。演奏順はこちら。
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って、これじゃ時間が判らないじゃんか。公式に発表されているタイムラインは以下。

1. 11:00- Ulysses Quartet (USA)
2. 11:45- Thaleia Quartet (JAPAN)
3. 14:00- Eliot Quartett (GERMANY)
4. 14:40- Viano String Quartet (USA)
5. 15:50- Maxwell Quartet (UK)
6. 16:45- Aizuri Quartet (USA)
7. 17:55- Marmen Quartet (UK)

ストリーミングは、時間になればここから行けると思うんだけど。
http://www.jcmf.or.jp/compefesta2017/

今日は音出しテストが終わったら、スタッフは慌てて第2部門の説明会&演奏順籤引きです。なお、審査員の先生方は皆さん無事に到着しているとのことで、さあ、明日に向けて準備も万端の大阪城近辺でありましたとさ。ともかく「上手」なクァルテットを聴きたかったら、明日は大阪までおいでやす。

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コンクール参加団体・卒業団体 [弦楽四重奏]

いよいよ本日から大阪関西国際空港に「第9回大阪室内楽コンクール&フェスタ」の参加団体が到着し始めます。まずは夕方の第1部門弦楽四重奏の演奏順籤引きに向け、弦楽四重奏団が到着。もうオープンにしてもいいでしょうから記しますと、キャンセルがあり参加が7団体になりました。まあ、最近は「参加団体はコンクールが成り立つ最低限の数にまで絞り、来た連中にはいっぱい弾いて貰う」という、コンクールというよりも「若手弦楽四重奏フェスティバル」みたいにする傾向がはっきりしていて、そういう意味では世界の流れにこの大会もしたがっている、ってことでんなぁ。現実問題として、ヴァイオリンのコンクールみたいに30以上の団体が1次審査に出て、1曲弾いてハイ終わり、ってやり方をしていた90年代初めまでのロンドン大会など、口の悪い地元評論家連中は「この大会は2次が終わるまで聴きに来る必要はない」なんて酷いことを言ってメニューイン御大の執事さんをムッとさせてましたからねぇ。

なんであれ、大阪大会に関しましては、こちらで公式な情報提供が成されますので、当電子壁新聞なんぞを眺めるより、こっちをブックマークしておいてくださいませ。
http://www.jcmf.or.jp/compefesta2017/
宜しく。なお、小生は主催財団の公式報告書執筆という仕事をしにいくので、当電子壁新聞は非公式なネタ話を記すかも、という感じになります。悪しからず。

というわけで、洗濯をする時間があるか判らないので10数日分の着替え突っ込んで膨大に膨れあがった荷物転がし、珍しくも新幹線で関西に向かう前に、戻って来た直後の帝都でのイベントをひとつご紹介。こちら。
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http://www.geidai.ac.jp/container/sogakudo/56524.html
ご存知の方はご存知、ってか、まああまりご存知の方はいらっしゃらないかもしれないけど、2010年代の初めから半ばまで、世界中の国際弦楽四重奏コンクールのファイナリスト常連だった連中。昨年のボルドーではムハQと共に勝ちを狙ってきたのだけど、審査方針がはっきりと「若手評価」に触れたようで、涙を吞んだ。

これを期に、もうコンクールは卒業ということになったようで、ジョコーソ会社としてもいろいろあったみたい。ヴィオラ君が交代、お嬢さんが入ったようです。ま、弦楽四重奏コンクールでファイナリスト常連になるくらい連中なら、オケの首席クラスのオーディションで通る可能性は高い。ヨーロッパのオケはオーディションの年齢制限がありますから、30代始めくらいで人生の決断をせねばならない、ということ。

コンクールの時代を終えたばかりの外国ベースの団体というのは、日本では聴く機会が最も少ない連中です。その意味で、このコンサートは貴重な機会なんで、お暇な方は是非どうぞ。っても、クァルテットちゃんと弾かせてもらえないんだわなぁ。別のコンサートがあるのかしら。

さて、そろそろ東京駅に向かうかぁ。電源がある右側窓際席を取らないとならんからなぁ。全部の席に電源がない優等列車って、ワールド・スタンダードから見ると…

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バーンスタイン100年祭概要発表! [現代音楽]

果たして「生誕100年記念イベント」が「現代音楽」カテゴリーなのか、些か疑問がないでもないけど、まあ、その辺りはえーかげんでもかまわんべー。

来シーズン頭の9月から賑々しく始まる「バーンスタイン生誕100年」の概要がレナード・バーンスタイン・オフィスというところから発表されました。出版社のプレスリリースをまんま貼り付ける訳にはいかんでしょうけど、イベント概要なら問題はないでしょうから、以下に貼り付けます。ほれ。
http://www.boosey.com/downloads/B100_Centennial_Events_Announcement.pdf
どうもこの一覧でも全てではないと出版社側も判っているようで、ともかく「演奏するから楽譜を…」という連絡を受ける窓口の出版社としては、これくらいは把握しているぞ、ということみたい。

正直、とてもじゃないけど全部開けて見るのもたいへんなので、ま、お暇で関心のある方はどうぞ。概要は、こっちの方が良いかな。これも概要と言え、随分細かい字でいっぱい書いてありますね。
http://www.boosey.com/cr/news/100996

日本でもイベントがあるぞ、と書いてあるけど、このアナウンスの時期よりも一足早く7月に大フィル定期で《ミサ曲》が上演される他に(一覧表には掲載されてますね)、なんか大きいもんはあるんかいな。

ともかく、どうやら世界は「バーンスタインの年」になるらしー。幸か不幸か、室内楽業界はクラリネット奏者さんが忙しいくらいかなぁ。ピアノ・トリオは密かにやられるかも。うん、その点でもマーラーと同じか、なぁるほど。

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オリジナル資料が間違っていると… [売文稼業]

世の中、「オルタネティヴ・ファクト」なんちゅーとんでもない言葉が流行語になりつつある2017年初夏の世界、「嘘」という伝統的な言葉を普通に使えば良いのになんなんねん、と思わされる今日この頃でありますが、皆様、連休明けのお仕事始めをいかがお過ごしでありましょうか。

さても、この枕には意味がありまして…ええ、諸処の事情で一昨日来やっている原稿、現状に於いてはヘタをすると世に出ないボツ原稿になる可能性が高くなってきていて(無論、やらにゃならん別原稿とこのボツ原稿それぞれにギャラが出るなんてことはありません、あくまでも「採用された原稿」にしかギャラは出ませんから)、あたしの2日間はなんだったんだぁ、と叫びたい気持ちをここにぶつけるわけでありまする。いやはや…

で、この原稿、要は「データ整理&読める状態に並べる」という類いのもので、資料を山積みにしてひっくり返し、照らし合わせ、信用出来ないものは落とす、という作業が中心になる。大川端でも水元公園でも、六本木ヘリポート横公園でもやれる所謂純粋作文とはちょっと違う、図書館、資料館、はたまた葛飾オフィスに籠もらねばならん、というお仕事でありまする。

今回は、幸いにも葛飾オフィスに持ち込まれた資料の山をひっくり返せばやれるという目論見があり、幸いに実際、それでなんとかなった。足りない部分はあちこちに問い合わせ、添付ファイルで送っていただくことも出来、今は資料をいただいたり拝見したりするために出向く必要もなくなりスゴい世の中になったなぁ、今世紀の初め頃までは、資料を探しに国会図書館に日参し、足りなくなってメリーランド州のアメリカ合衆国国立公文書館に行き、まだ足りなくて最後はヴァージニア州ノーフォークのマッカーサー資料館まで行くことになり、DCからのアムトラック駅を下車して連絡バスで軍港のある市内に向かう途中に進水したばかりで艤装作業中の空母ロナルド・レーガンの勇姿を眺める、なんてこともあったっけなぁ。あれだって、今は、全部、ネット上で済む筈だもんなぁ。スゴい世の中になったものじゃのぉ、ばーさんや…

もとい。で、そんなスゴい世の中になろうが、やっぱり最後は「現物一次資料」でありまする。手元にある資料がどういうものか、流石にちょっと明かすわけにはいきませんけど、ぶちゃけ、膨大な量の過去の演奏会当日プログラム、チケット半券、それにチラシなどもチラホラ、というもの。ゴミといえばそれまで、故人の所有物として残されても遺族が真っ先にゴミにしちゃうだろうようなもんです。

有り難いことにこの資料、所有者だった方がとても几帳面で、年ごとのファイルに整理してある。同僚の方が急逝されて仕事ができなくなってからは、未亡人が仰るようにやる気を失ってしまい、多少混乱しているところがあるとはいえ、バリバリだった時代は自分の仕事、関係者の仕事など、きっちり纏めて時系列で整理して下さっているのですね。こんなもんが押し入れに積んであるって、考えてみればオソロシーことで、きちんとオープンにして活用できるようにするべきなんだろうが、今は公共にこういうものを渡すとどうなるかはちょっと前に話題になった京都の図書館などの事例もあって…ねぇ。

さても、その資料で、今回、いちばん重要なのはこれ。
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かのブダペストQ初来日時の当日プログラム現物でありまするっ!

このときの、ある意味で神話的なエピソードも残る来日に関しては、説明もめんどーなんで、こちらのサイトでもご覧あれ。正にマニアさんの出番、って感じのネタですから。
http://blog.goo.ne.jp/hirochan1990/e/19bd3b61b75e27de26b6c2af785922ab
ご存知の方はご存知の話でしょうが、こういうことがあったんだわさ。で、結果のリベンジ公演で、こういうことがあった。
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招聘したNHKの内部事情など全然判らないけど、ことによるとロイスマン御大の岡山(倉敷、という話も聞いたことがあるんだけど…)での転落事故がなければ、このベートーヴェン・サイクルがあったかどうか判らぬ、という歴史の面白さ、奇妙さを感じていただければ幸いでありまする、はい。

さても、問題はここから。実はですねぇ、最初の来日のときの当日プログラムには、演奏会の日付曜日は無論記されているけど、どこを眺めても年度の記載がない。そんな筈はないと思われるかもしれないが、こういうハンドアウトでは、案外ある。

資料として最初に整理して今に遺して下さった方は、几帳面にも、全てのプログラムの隅っこに日付を書き込んで下さっているのです。それに従って、全部が時系列で整理されている。結果として、もの凄く便利な資料集になってるんですわ。で、そこには「1953年」と記されている。そして、1953年の時系列の中に収められている。

これが、少なくとも小生には、大きな混乱のもととなってしまったのであーる。

ぶっちゃけ、結論から言えば、この来日公演は1952年なのです。なんせ、日本が独立を恢復した年で、このブダペストQが日本公演をやってる真っ最中に、GHQから返還されたばかりのお堀端第一生命ビルの講堂が「第一生命ホール」として蘇り、近衛管弦楽団によるオープニング演奏会があった。それどころか、岡山での事故で東京は聖路加病院への緊急入院という事態がなければ、西日本公演から東京に戻ったブダペストQは、それこそ聖路加を眺める第一生命ホールで特別演奏会をする予定だった。殆ど知られていませんが、拙著『第一生命ホールの履歴書』執筆時の資料調査で当時の広報物などを調査してますので、事実でありまする。こんないい加減な電子壁新聞に書いていることとは違う、エッヘン!

だから、この来日が1952年であったことは確実であります(って、聴いた奴だっていっぱいいるわけだしね、まだ)。

だけどねぇ、こういう風にしっかりと資料として整理されてしまうと、「あれ」っと思ってしまうわけですよ。もしかして、世間で普通に言われているのがなんかの間違いなんじゃないか、だって、ここで一次資料がこういう風になってるんだもん。

これまでは余り考えないようにしてたんだけど、流石に今回はこの公演そのものについての原稿なので、ここでまたもう一度きっちり確認の作業をせねばならぬわけです。無論、確認といっても、所詮は複数資料どおしの「多数決」なだけですけどね、やれることは。

そんなこんな、数時間の時間を費やさねばならなかった。結論は判ってるけど、この資料を纏めてくれた先達に対する敬意は、これだけの時間を費やすに値する。

ま、だからなんだ、と言われればそれまで。「ギャラを取れる原稿」というのはこういう手間がかかっているのである、というだけのこと。それよりもなによりも、後に資料を用いる人のために、データ整理は万全の注意を払いましょうぞ、というご教訓の再確認でありました。

それにしても、K先生、どうしてここ、間違えたんだろうなぁ。いつこの資料整理をしたのか、シベリア抑留から戻ってチェリストとしての活動を再開した直後で、後の記憶が混乱していたということなのかしら。それとも、このブダペスト公演の記憶だけが突出していて、何かと混乱してしまったのか。あり得そうなのは、「ロイスマンさんが堀に落ちて、翌年にまた来たんだよなぁ」って思い込んでて、そこに入れちゃった、というところかしら。

なんであれ、いろいろと妄想を逞しくしてしまう初夏の午後であったとさ。

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香港でデュダメル三昧 [音楽業界]

まるっきりパソコンを開かない2日間という貴重な日を含む連休明けの朝、昨日から着手した「ベートーヴェン全曲演奏会」関連の原稿が脳内では出来ているのに手が動かずという典型的な「お休み明けアホ」状態でまるで進まず、朝からアブラムシにやられた葛飾オフィスの蜜柑の樹の死んだ葉っぱを処理するという単純作業を行い、さても再開するかと座ったもののやっぱりバカ。で、まずはウォーミングアップにアホで無内容な電子壁新聞をばちょろっと記すベーか。

ベートーヴェン弦楽四重奏全曲演奏大国ニッポンちゃちゃちゃは、今更言うまでも無く、交響曲全曲サイクル天国でもあって、この連休にも某前田様の古都でおフランス輸入から自前に乗り換えた音楽祭でもやられていたみたい。毎年最低でも1度はなんのかんのベートーヴェンの交響曲サイクルがあるって、スゴいなぁ。

こんな状況はニッポン列島の特殊例であって、世界のどこでも、「ベートーヴェンの交響曲全曲演奏」なんてのはその街にとって何年かに一度、ことによると未曾有の大イベントとなるのが本来。…って、己のことを鑑みるに、この前「同一団体演奏家に拠るベートーヴェンの交響曲全曲チクルス」って見物したのは…そー、どーやら2011年光復節の軍事境界線横広場での野外演奏を最終日に開催されたソウルでのバレンボイム指揮ウェスト=イースタン・ディヴァン管だったよーな。もう、正に「歴史的なイベント」でんがな。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2011-08-09

さても、本来ならば「ベートーヴェン交響曲チクルス」ってのは、それくらいの扱いがあってしかるべきものなのでありましょー。んで、こんなサイクルがあります、というご案内。こちら。
https://www.hk.artsfestival.org/en/programmes/dudamel-and-sbsov-beethoven-cycle/

ご覧のように、来る11月頭から、香港でデュダメル指揮シモン・ボリバル管がベートーヴェンの交響曲全曲演奏を行います。毎年春節明けにでかい芸術祭を主催する香港アーツ・フェスティバルが主催で、まあねぇ、ホントは2月か3月にやって欲しかったんだろうけど、相手があることだからこういう特別演奏会になったんでしょうねぇ。

興味深いのは、なんせオケがオケだけに、単にアーツセンターで演奏します、ってんじゃなくて、コミュニティ・アウトリーチなんぞをしっかりやりますよ、と宣言していること。これが本来の在り方なんだろーなぁ、と思うのは、時代がそうなってきたということなんでしょーねぇ。

会場は、5番以降はスターフェリー横のアーツセンターだけど、4番までは赤い地下鉄の終点荃灣のタウンホール、去る1月に室内楽音楽祭が出張ったところでんな。へええ、って感じですねぇ。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2017-01-23
主催者がホールで、記念年などにやるケースが多々見られる日本の「〇〇全曲演奏会」では珍しいかもしれないけど、都市全体にサイクル会場を点在させるというのはありだなぁ。ソウルも、最終回だけ板門店で、他はアーツセンターだったし。金沢なんかもそうすれば良かったのに。市町村合併で市内に「音楽ホール」やら「多目的ホール」が3つも4つもあって困ってる自治体は日本全土にいっぱいあるんだから、このやり方、どっか真似してくれて良いと思うんだけどね。

てなわけで、流石に切符の動きが遅い香港とは言え(とはいえ、最近は売れるものはあっと言う間に売れちゃう気もするが)、まだサイクルでもあるようなので、ご関心の向きはどーぞ。あたくしめは…どーかなぁ、誰かオケ関係の本職の方がいくべきであろーなー、と思うですけど。

さて、お仕事お仕事。

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八王子も「大」音楽祭開催中 [音楽業界]

昨日は遙々、多摩川越えて多摩丘陵が相模の原へと下りていく外れの北の斜面に開けた新開地、上空の未だ占領下の空に米軍機戦闘機轟音たてて飛び交う南大沢まで行ってまいりました。嗚呼遠かった、と言うべきなんだろーけど、京王線の調布までは若き日に庵を結んでいた多摩県東部なのでさほど遠いとは感じず、正直、なんだか案外近いじゃんかぁ、と思ってしまった。首都圏近郊公共交通インフラ、畏るべし。

当電子壁新聞を立ち読みなさっていらっしゃる皆様の多くは、ことによると有楽町近辺で時間待ちをしながらお読みになってるやもしれぬ今日この頃、あたくしめは有楽町の移動音楽遊園地イベント、本日昼のプソフォスQのアダムス眺めて、マスオさんご家族旅行に参ります都合もあり、参加はそれだけ。来年以降はともかく、大いに盛りあがっているならそれはそれで結構なことでございます。

そもそも4、5月の連休は、日本列島各地でお祭りだらけになる時期でして、昨日出向いた南大沢からさらすてづくりさらさらの多摩川越えた向こう、いにしえの東蛮族統治の古都府中では昨今は観光度がヒートアップしているらしい祭りがあるし、手近なところではやくぺん先生の佃の縦長屋から見下ろす大川対岸の鉄砲洲稲荷さんも例大祭。
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所謂東銀座から大川までのこっちには、「銀座」って滅茶苦茶価値ありそーな半被羽織った睦の皆さんが「いなせ」という使えない形容詞を使うしかない格好して蜷局巻いてらっしゃったり。小生が有楽町の移動音楽遊園地を初年度のオープニングのところを内部から眺めただけで以降はどうにも関心を持てないでいるのは、どうもこの新興祭りが鉄砲洲稲荷さんにちゃんと礼儀を通してないみたいなのが理由であります。ルネマル、いちどくらい菓子折もって「新しい祭り隣で同時期にやりますんで、迷惑かけますが宜しく」と鉄砲洲稲荷に挨拶に来なさい、それがニホンの礼儀というもんじゃ!←これ、マジで言ってます。

もとい。で、昨日出向いた南大沢も、なんとまぁ、音楽祭の一部でありました。ほれ。
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あなた、「音楽祭」じゃなくて、「大音楽祭」ですぞっ!なんだかスゴいぞっ!へえ、公式ページがFacebookなんだなぁ。
https://www.facebook.com/八王子音楽祭-943648175704162/
なんせ南大沢が八王子市であると昨日まで知らなかったおバカで情けないやくぺん先生、この音楽祭についてどうこう論じることなど出来ないし、その気もないでありまするが、ともかく、行政さんが堂々と「大音楽祭」と謳う以上、大きいんでありましょう。記者会見的には予算規模ということだが、それは知らぬ判らぬ。ただ、明らかに期間と地域は大きいですね。南大沢文化会館のこの公演に行ったのだが
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脇に積み上げられた公式案内では会場マップだけで4ページ。公演スケジュールが堂々の6ページという膨大なもの。なんと公演数に至っては総計102!これはもう、「大」音楽祭でんがなぁ。なんせ、八王子市は東京都よりも歴史がある自治体
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今年は百年祭で、秋の横田基地オープンハウスには我が軍の広報飛行隊蒼き衝撃軍団による八王子上空祝賀飛行も予定されているそうでありまするし。なんなんねん。
http://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/blueimpulse/schedule/

ってもさ、失礼ながら、当電子壁新聞を立ち読みなさっている善男善女の皆様の殆どが、「へぇえ?」とぽかんとした顔をなさってるでしょうねぇ。「ラ・フォル・ジュルネなら日本各地の情報を有し、金沢の音楽祭もチェック済。昨日の池袋のマンハッタンっぽい現代音楽際だってちゃんと主演者を確認している俺が、なんでこんなイベントを知らないのだぁ」と訝しく思ってらっしゃるんじゃないかしら。

まあ、ラインナップをご覧になればお判りのように、一種の「御堂筋クラシック」でしたっけ、あれみたいなもんで、会場はもうありとあらゆる場所。それになにより、所謂「クラシック」というジャンルは、音楽祭のクライマックスたる八王子駅隣の大ホールでの《アイーダ》公演という、もー絵に描いたような「音楽祭」出し物があるといえ、それがメインとは言えない。最大の謎は、あれほどお金と手間と時間をかけてやっていた「八王子カサド・コンクール」が「大音楽祭」の大事な要素とされていないことだけど…まあ、それは大人の事情があるのであろーとそっと胸に納めるしかないのかしら。

とにもかくにも、まだまだ続く日本列島の連休、恐らくは列島各地でこういう「音楽祭」はいっぱいあるのでしょう。ぐぁんばれ、音楽祭!ぐぁんばれ、スタッフの皆様っ!

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