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「いわき室内楽協会」の今 [音楽業界]

ぶっちゃけ、「クラシック・コンサートをつくる。つづける。」の記述内容の追記です。「いわき室内楽協会」のその後、現状について。

すったもんだで苦節3年、やっと出てきた共著本に関しましては、誤植がある、間違いがある、等々、さまざまな声をお寄せ戴き、ありがとうございますです。事実関係の間違い指摘は、なによりも有り難いものでありまする。それをどう反映させるか、という問題はおいといて、ですけど。

さても、昨日来、いわきに来ております。「アジア・オーケストラ・ウィーク」の取材で、昨日はマレーシア・フィル木管五重奏団が広大ないわき市内の南の方の2箇所の児童館をまわり、少子化問題なんてどこに行ったんだ、というようなしっちゃかめっちゃかな状況の中でいろいろ演奏して下さるのに付いて歩いてました。んで、本日は朝からひとつ、アリオスでお子様お招き公演があり、午後にはフェスティバルのハイライトたる関西フィルとマレーシア・フィルの合同演奏がある。で、今、開演前にアリオス裏の川原に座って、楽屋口に演奏家さんたちが到着するのを眺めてる次第。

このアリオス、拠点として活動する民間団体の「いわき室内楽協会」があります。立ち上げの経緯は共著本に記しておりますので、そちらを見て下さいっ。実は、当電子壁新聞内を検索すれば、創設前の状況からなにから、結構、詳細に分かるんだけど…ええい、面倒だ、知りたかったら勝手に調べて下さい。「いわき」でブログ内検索をすると、このアーツセンターの起ち上げ前からオープン、そして311以降の展開など、ずらああああっと出てきます。

いつのまにか20回になるいわき室内楽協会のコンサート、なんとまか、次回はヴィルタスQのセカンドに我らが戸原っちが入ってのハイドンやらショスタコでありまする。へええええ。
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で、起ち上げから関わっているアリオスのプロデューサーさんの現状についての話を、差し障りのない事実関係のみ、手短に箇条書きで。

★現在、年間4回の演奏会を続けている。ただ、アリオスはN響、都響、読響ばかりか外来も含めメイジャーオケの公演も2ヶ月に1度くらいあり、それなりに聴衆は音楽が提供されていると感じているのか、3ヶ月に1度のペースを少し落とし、運営側の経済的な負担を減らすことも考えている。いずれにせよ、ちゃんと続いていることは確かです。

★アリオスとの関係も、協会の財政負担を少しでも増やす方向で具体的なことをするように考えている。詳細はここでは言えませんが。

★ここまで続けてきて、いわき市内に室内楽をチケット代をしっかり払っても聴きたいというコアな聴衆がどのくらいの数いるかは見えてきた。これまた、ここで何人と記すわけにはいかないけれど、30万人という人口を考えれば、まあこれくらいが妥当かなぁ、という数字ではある。

以上、あんまり記すことはないようだけど、まさに「つくる」だけじゃなくて「つづける」ってことをしてみないと判らないことは見えてきているようでありますな。

いわき室内楽協会、次回の演奏会は1月27日です。1回券も出ますので、是非どうぞ。特急ひたちなら東京駅から2時間ちょっとです。

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北京パッシング? [音楽業界]

帰国後、無事にオペラシティの上海フィルに吹っ飛んで行き、なんとか間に合い、今日からのグチャグチャな日程も判り、なんだかなぁ、になってる今日この頃でありまする。いやはや…

で、ひとつネタ話。月末の北京滞在の日程をともかく昨晩に海胆頭で決めてしまったわけだけど、そこで北京側で話をしている中国ヴァーグナー協会理事長氏から出てきたのが、「ああ、その日、私は上海に行ってるんですよ、ヴィーンフィルの演奏会があって…」。

え、って調べたら、こういうことになってるのね。
http://www.wienerphilharmoniker.at/jp/concerts/list/groupid/125
正直、個人的にはヴィーンフィルという団体には殆ど関心がないので良く知らなかったんだけど、今年はヴィーンフィルのサントリー定期がお休みの年だそうな。んで、その時期にしっかり「ヴィーンフィル初の中国のみの公演」をやってるんですねぇ。

で、興味深いのは、訪問都市です。webサイトをご覧の通り、19日の深圳に始まり、広州、上海、南京、そして30日のマカオまで、要は、中国といっても南の方ばかりで、中国公演というよりも「ヴィーンフィル宗公演」という方が正しいんじゃないの、って。

いやぁ、なるほど、こういうことが起き始めているんですね。これじゃ、北京の評論家がわざわざ上海まで聴きに行く、というのは当然だわなぁ。

「中国」などと気楽に言えない時代になってきた、というお話しでありました。ま、ゲスの勘ぐりをすれば、この時期にやってる北京国際音楽祭に来る予定だったのが、そっちがザルツブルク復活祭音楽祭《ヴァルキューレ》なんか買っちゃって予算が合わなくなって、しょーがないから北京はパス、とかじゃないかなぁ…なーんて思ってしまうわけだけど、ま、現地に行けばイヤでもいろんな噂話は入るでしょうから、請うご期待。っても、日本の業界ではだーれも期待してないネタだろーけどさ。

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「残念なことに、今、カザルスはおりません」 [たびの空]

短いながら怒濤の欧州滞在を終え、今、極東の島国に戻るべく、ブリュッセル空港のラウンジにおります。あと30分で搭乗開始。シベリアを飛び越え、木曜夕方に成田に着く予定です。

昨日のバルセロナ、独立投票の結果を受けたゼネストの真っ只中、カザルスQのベートーヴェン全曲演奏会も当然ながら中止となりました。なんのかんのなんのかんのあったのですが、宿から道が封鎖されたり人々が集まって気勢をあげている市内中心部をぐるっと巻くように、サクラダ・ファミリア前を抜け
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グェル公園下を通り、上空には警察の監視カメラヘリが舞い、とうとう治安警察のヘリまで飛び始める下、1時間半程歩いて、カザルスQのヴィオラ、ジョナサン・ブラウン氏のアパートまで行き
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無事にヴィデオとオーディオ・インタビューをして参りました。

名前からお判りのように、ジョナサン君はシカゴ生まれの生粋のアメリカ人。ミロQのウィルと大親友だそうな。なんで「カザルスQ」なんぞに加わったのかなど、面白い話もいろいろあるのだが、ま、それはそれ。要は、カタロニア人ではない、ということ。

カザルスQは、創設メンバーのトマス兄弟がカタロニア人で、これまた創設メンバーの紅一点ヴェラさんはスペインとドイツのハーフでマドリッドの生まれ。つまり、カザルスの名は冠していても、カタロニア独立運動に何も考えずに旗を振って盛り上がれるわけでもない。

なにしろ状況が状況ですので、インタビュー原稿には絶対に使えそうもない「政治的」な話もイヤでも出て来るわけで、なんのかんの1時間半も話をした中には、いろいろと微妙なこともある。これは事実だから隠してもしょーがないことでしょうし、原稿には使えないことだから書いちゃうけど、やっぱりマドリッドには未だにフランコ支持者さんは生きているわけで、「カザルス」という名前にはニホンの我々が気楽に思ってるようにストレートな感覚は持てない人もいるそうな。それどころか、そもそもフランコに追われてピレネーの向こうに行き、その後はプエルトリコにいたカザルスの音楽の伝統は、実はバルセロナには残っていない。根絶されている。

カザルス、という名前は、そんなに簡単なもんじゃあ、ない。

インタビューの最後、これからまた街を歩いて帰るやくぺん先生に「気をつけて」と言いながら、ジョナサン君はこう仰いました。「今、私たちにはカザルスがいないんです。」

そう、楽しそうに独立を叫ぶ往来の人々にも、恐らくはそれを苦々しく思って眺めているであろう数は多くない人々にも、「カタロニアの鳥たちはピースピースと鳴きます」と言ってチェロを弾いてくれる人は、いない。対立を煽り、火を付け、それでなにかをしようとする輩は山のようにいるんだけど…

ピースピースと鳴いているのはどの鳥たちなのか…カザルスが毎朝、あの向こうは我が故郷カタロニアと眺めたピレネー山脈をあっさり跨ぎつつ
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頭の中ではイヤでも《鳥の歌》が流れてくる。高揚しカタロニアのアンセムを歌う人々は、この曲を、知っているのだろうか。
https://www.youtube.com/watch?v=nijYeBsWNWk

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バルセロナの街のどこにでもいるこの方々は、確かに、「ぱおぱお」と啼いているように聞こえる…。

音楽は究極の平和産業。ゼネストや戦争があると、あっという間に出来なくなる。それをあらためて実感しただけでも、バルセロナまで行った価値があった。

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カザルスQのベートーヴェン全曲演奏会初回キャンセル! [弦楽四重奏]

バルセロナのオーディトリアムから500メートル程の短期滞在アパートにおります。

既にご存知の通り、昨日日曜日にカタロニア独立を問う投票が州内で行われ、全国じゃなく州内なんだから当然のように9割が独立賛成という結果が出た。
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マドリッドの総理大臣さんは即座に「法的には何の根拠もない」と宣言するも、投票を巡って州外から動員された警官隊と市民の間で小競り合いがあり、四百数十人とも七百数十人とも言われる負傷者が出て、その映像が世界中に配信されて警官隊に対する非難の声が挙がり、かくて明日はカタロニア全土で独立派組合が主導するゼネストが敢行されることになりましたです。

昨日のブリュッセルのトランジット宿でeuronewsの生中継で開票を見物、今日は拍子抜けなほど何事もなくブリュッセルからバルセロナに到着し、観光客満載の空港バスの車窓からはまだ出しっ放しの独立を煽るあれやこれやを眺め
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遙か向こうにサクラ・ダ・ファミリア教会が工事中の宿に到着し
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受付のオッサンに鍵を貰ったりしながら、ゼネスト情報を得る。

おいおい、当然、オーディトリアムのスタッフだってゼネストに参加するだろうから、明日は演奏会、やれるのかしら、と思いながら近くのスーパーに買い出しに行って戻って来たら、案の定、ベルリンのマネージャーから「明日の演奏会はどういう事情か判らないが、ともかく延期になりました」という連絡が入っておりましたとさ。

その後、オーディトリアムまで様子を眺めにいって、幻となった演奏会の告知を
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半分涙目で拝んだものの、音楽学校も併設されているのであちこちに独立に向けた大看板などが出ているけど
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明日がゼネストという空気はあまり感じられず、演奏会がない月曜の夜、というノンビリ加減にこれまた拍子抜け。明日については、特に張り紙もありません。昨日に関する張り紙はベタベタありましたけど…大野さんのバルセロナ響演奏会、やったのかしら。

その後、部屋に戻り飯を作って喰らい、洗濯をしながら連絡を待ってるのですが、午後11時をまわった段階で、マネージャーからもカザルスQからも連絡はありません。もう寝ようかと思ってます。

以上、このままではやくぺん先生、バルセロナにゼネスト見物に来たことになりそう。市内交通48時間チケットを買ったのだが、明日は地下鉄バスは朝晩のゼネスト要員が職場に来る時間以外は走らないそうな。いやはや…

Homage to Catalonia!

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トロンハイム大会結果 [弦楽四重奏]

先程、今年は4年に1度の弦楽四重奏部門で争われたトロンハイム国際室内楽コンクールの結果が出ました。4年前は大阪の後にメンバーが交代したファン・カイックQが優勝、そのままロンドンに向けて勢いを付けることになった大会です。今回はキャンセルも多く、7団体が参加、結果は以下。

優勝&聴衆賞:マックスウェルQ
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2位:オマールQ
3位:エスメQ及びシンプリーQ

なお、もう結果も出たので記しますと、セミファイナルでオマールQが演奏したドビュッシーが課題曲に入っていなかったことが本選進出団体発表後に発覚。昨日は関係者、参加団体含めた討議が繰り返され、本選に4団体進出ということになりました。オマールQの扱いが注目されましたが、上述のような結果となった次第。結果から除外、という判断は下されませんでした。

昨日の段階で「本選参加団体は当初アナウンスがあった3団体にエスメQを加える」と聞いたとき、「ああ、オマールQはせっかくここまで来たのだから本選では弾いて貰うけど、流石に賞は付けるわけにいかないだろう、そのため他に3団体が必要になったのかぁ」と思ったです。どーもそういう訳ではなかったんですねぇ。へえええ…

正直、オマールQとすれば、本選では圧倒してぶっちぎるしかないと思ったか、これまでボルドー、バンフ、レッジョと聴いてきた彼らの音楽とはちょっと違った、かなりアグレッシヴな本選での演奏でした。まあ、これはこれでひとつのまだこれからの団体が危機的な局面にどう対処するかを見ることが出来たので、やくぺん先生的にはとても興味深いことでしたけど…本人らとすれば、なんというかなぁ、いろいろと難しかったでしょうねぇ。

マックスウェルQはある意味で逆に肩の力が抜けたか、本選でのハイドン作品74の2がとっても楽しい音楽で、長ぁい本選の一服の清涼剤でした。ですから、今日の演奏だけを考えれば、この結果はあり、でしょ。ま、なんにせよ、オマールとマックスウェルの戦い、イースター前のロンドンまで引っ張りそう。ふうう…

今回のトロンハイム大会、なんといっても「アジア勢の大量参加」という大きな特徴があり、このクラスの大会でこれだけのアジア勢参加があると、この先2年くらい、あちこちでそういう傾向が出て来るのかなぁ、なーんて思ったりもするわけですが、ま、その辺りを含めた「音楽祭の中でのフェスティバル」という位置付けについては、来年春の「奏」に書きますので、半年くらいお待ちあれ。忘れちゃいそーだけどさ。

てなわけで、北緯65度の街を去り、明日は移動日で、バルセロナに向かいます。秋から、また夏の終わりに逆戻り。

皆様、お疲れ様でした。御世話になりましたです。

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訃報:スザンヌ・フランク [弦楽四重奏]

カルミナQの第2ヴァイオリン奏者、スザンヌ・フランク氏が、本日、スイスでお亡くなりになりました。

前回の来日公演でモーツァルトの《レクイエム》を演奏なさったときも、実はかなり体調は悪かったそうです。その後、昨年夏にチェロのゲルナー氏が倒れるのと前後するように、演奏活動も難し状況になっていたとのことです。

多くは語りません。ここまで書いただけで、余りに美しい秋の空の下に広がるノルウェーの海岸をかすめる電車の中で泣きそうになってしまってる。スイマセン、これまで。

正直いえば、親が死んでも泣かなかった。訃報で泣いたって、ホントに久しぶりだ…

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トロンハイム2次予選タイムライン [弦楽四重奏]

トロンハイム室内楽フェスティバルの一部として開催されている国際室内楽コンクール、今年は科目が弦楽四重奏で、昨日、2次予選進出団体が発表されました。

なんせ、「フェスティバル」なもんで、河と海に囲まれた直径2キロくらいのトロンハイム市街とその周辺の彼方此方で朝から晩まで演奏会があり、事務局様のご厚意でその全てを眺める流れになってしまい、昨日は朝の10時から深夜11時半まで、がっつりコンサート。途中、コンクールでひとつキャンセルがあったので、お昼休みが2時間出来たのが救いでありました。当然、当電子壁新聞も事実関係を伝えるのが精一杯。スマンです。

さて、今大会、なんのかんので参加団体が7つになってしまい、昨日、本日午前9時半からの演奏順と参加団体が来ましたです。演目は、委嘱新作とロマン派のブラームス、シューマン、メンデルスゾーンなどですから、各団体の持ち時間は新作次第、まあ、45分弱くらいでしょう。以下、演奏順。

◆エスメQ(ケルン音大で学んでる韓国の今風のお嬢さん4人組。ミューラー弟子で、おおお来た来たABQスタイル、って連中で、そこそこちゃんとしてる。):メンデルスゾーン作品44の2

◆アーテムQ(どうやらオスロの人らしい地元女性4人組。なんだかもう出来上がった感じのローカル団体。無論、大人気。):ブラームス第2番

◆オマールQ(言わずと知れた、この前のレッジョでエク以来の1位なし2位を獲得した大本命。大阪は先生のカッツ氏が審査員だったので参加を諦めてました。ある意味、別次元。):ドビュッシー

◆マックスウェルQ(この前の大阪にも来ていたので、ご記憶の方も多いでしょう。ここで勝って勢いを付け、来年のロンドンに紀子みたいガチの対抗。):ブラームス第1番

◆シンプリーQ(2012年の北京大会で地元特別賞を得てヴィーンに留学、マイスルのところで学び、例の「ハイドン・トータル」にも参加してます。北京にいたのは第1ヴァイオリンとヴィオラだけで、セカンドはヴィーンで加わった同郷のお嬢さんで、チェロはノルウェーの男の子。おお、大先輩の上海Qと同じフォーメーションではないかぁ!):シューマン第3番

以上です。時差7時間ですので、日本時間午後4時半から、trondheim chamber music festivalのFacebookからストリーミングに行けます。お暇な方がどうぞ。

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トロンハイム畏るべし [たびの空]

やくぺん先生が過去に滞在した極北の地トロンハイムは、北緯65度にこんな普通に人々が生きている街があることそのものが吃驚だけど(なにしろ南緯65度だったら、もう南極大陸の先っぽですから)、たった一日の滞在で吃驚させてくれるネタがふたつもありました(追記:もうひとつ加えたので、みっつ)。ひとつは「弦楽四重奏」カテゴリーでも行ける真面目ネタ。もうひとつは、どーでもいい、敢えて言えば鉄道オタク話(追加ネタも、広義の鉄道ネタかな)。

トロンハイム室内楽音楽祭が始まりました。朝の10時から弦楽四重奏コンクールのセッションが始まり、4団体が弾いて会場で慌てて練習があり、午後7時半には室内楽音楽祭オープニング・コンサートが満員の聴衆を集めて開催されましたです。

ロビーでは既にワインなり麦酒なり飲んで盛り上がってる善男善女もたくさんの会場入口、通りから階段を上って重い扉を開けるその真っ正面に、でっかいトレーラーが駐められてるぞ。ラジオ中継でもあって放送車が来てるのかな、それにしてもなんてところに駐めるのだ
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と思ったら、なんとまぁ、内部がステージになっていて、さっきコンクール参加団体として演奏したばかり、去る5月の大阪大会にも参加していたマックスウェルQの連中が、トレーラーの中で弾いてるじゃないかぁ!
いやぁ、このやり方、全然ありじゃん。ってか、誰だって考えそうな、アホみたいに簡単で猛烈にアピールする宣伝だわなぁ。これ、大阪大会のときにエク乗せて走りまわって、御堂筋なんぞでゲリラライブやればスゴいことになる…けど、日本じゃ絶対に警察や運輸省が許さないんでしょうねぇ。「誰もやらないのは訳がある」ってかな。ううん、トロンハイム音楽祭&市警察当局、畏るべしっ!

※※※

どーでも良い話。

トロンハイム中央駅から西に向けてちょっと進んだところに、鉄道橋と、平行して道路&人の橋が架かってます。鉄道橋はこんなゴッツい格好してる。
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隣の道路橋は、ま、普通っちゃ、まるで普通。橋の上からの眺めは、こんな。
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で、道路橋から眺めた鉄道橋は、こんなん。
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鉄道橋の下は人や自転車がくぐれるようにもなってます。
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くぐると、鉄道や道路に並行して中央駅前の方までずーっと東へと続く船溜まりがあり、マストの高いボートがたくさん並んでます。
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んで、鉄道橋を潜り、歩いていると、おおおお、なんてこった、さっきくぐってきた橋が、こんなことになってる。
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なんとまぁ、この鉄道橋、跳ね橋なんねん!あのゴッツい感じの理由は、橋本体の反対側に付いてるでっかい重しのコンクリートのせいだったんですな。

では、ボートが通り終え、橋が閉まっていく様子をご覧あれ。よーく見ると、海側の道路橋も同時にぐるんと海側に回転しているのがお判りかな。
まあ、これだけマストの長いボート、どうやって海に出るのか、考えてみれば不思議と思うべきであった。

地図で眺めれば、このポイントマークがあるところが鉄道橋。その上の道路橋が、ぐるんと回転します。グーグルマップさん、回転してる瞬間を撮影して欲しかったですねぇ。
Skansen jernbanebru - Google マップ.jpg

それにしても、ボートの出入りのたびに16万都市の中央駅出たとこで鉄道を止めちゃうなんて、トロンハイム鉄道管区、畏るべし!

※※※

もうひとつ追記。敢えて言えば乗り物マニアさん向け、かな。

トロンハイムという街は、この乗り物で有名だそうな。果たしてこれが乗り物と言えるのか、なんとも判らんですけど。場所は、コンクールのセッションやってる会場から橋を渡って直ぐ、500メートルくらいのところ。
なんじゃこりゃ、とお思いの方のために、説明がめんどーなんで、wikiに教えて貰って下さいな。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9A%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%88

これを動かし、維持管理するのだってそれなりにお金がかかるだろーに。無料だなんて、トロンハイム市、畏るべし!

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