So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン
前の8件 | -

ヴェトナムの日程やっと決定 [たびの空]

シンガポールのマレー街、でっかいモスク横の宿にいます。これから荷物を詰めて、ヴェトナムに移動です。以下、関係者の皆様への連絡です。やっと昨晩、全ての日程が決まったんで。なんか、完全に自分の為のメモだなぁ。音楽祭全体の告知は、どうやらこのFacebookが公式みたい。時代ですねぇ…
https://www.facebook.com/VNCMF/

8月21日(火):ヴェトナム・コネクション・フェスティバル・ホーチミン オルフェウスQ&ハノイ音楽院教官らによるアンサンブル メンデルスゾーン弦楽八重奏など [ホーチミン青少年センター 8:00PM(無料)]
http://sggpnews.org.vn/culture_art/vietnam-connection-music-festival-2018-to-be-held-in-hcmc-76300.html
https://english.vov.vn/culture/renowned-contrabassist-to-perform-in-saigon-next-week-381534.vov
http://www.ulyssesquartet.com/concerts/2018/8/14/vietnam-connection-music-festival

8月24日(金):音楽院にて音楽祭マスタークラス
Le Phi Phi指揮ヴェトナム国立管 ショスタコ交響曲第5番など [ハノイ歌劇場 8:00PM] 
http://ticketvn.com/Category/Subscription-Concert-Vol105-c17a19.html

8月25日(土):ヴェトナム・コネクション・フェスティバル・ハノイ アロドQ演奏会 [ハノイ市内 8:00PM]

8月26日(日):ヴェトナム・コネクション・フェスティバル・フィナーレ 本名徹二指揮特別アンサンブルなど [ハノイ音楽院ホール 8;00PM]

以上です。で、月曜日に極東の島国の帝都に戻りますです。

なお、明日明後日は恐らくパソコンを持たずにハノイからサイゴンに1泊で動きますので、仕事関係のメールアドレスは捉まりません。急ぎは携帯の連絡先で御願いいたします…って、年始から携帯のメールアドレス、代わってるんだわなぁ。ホントに急ぎの方は、Facebookのメッセージ欄で御願いしますです。

以上、鶏が朝の雄叫び上げるアートセンター隣の宿からの連絡でありました。さて、荷物を詰めねば。ヴェトナム航空はなんとチャンギは新しい第4ターミナルだそうな。地下鉄だと連絡バスがたいへんだなぁ、タクシーで行くしかないか。

※※※

んで、ドタバタあったけど、ともかく1週間のハノイ厄偏庵に到着。
010.jpg
まるでハノイの世田谷みたいな、面白くもなんともない場所に、夏の日が沈む。シンガポールから時差が1時間で、まるで西に向かったようなことになってるのだけど、実は日本列島の方に戻ってるわけで、夏の日の出が5時半で日の入りが6時半という、なんとなく佃厄天庵やら葛飾オフィスと同じような時間の感覚に戻りました。っても、明日は朝からサイゴン1泊旅行に出かけちゃうんだけどさ。

それよりもなによりも、アロドQのチェロ君が怪我で代役になってるとの連絡が来ましたぁ。なんなんねんっ!

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

サイゴンのトラッドホテルに泊まるのじゃ [たびの空]

昨日来、閑散期のSNS空間上、当電子壁新聞及びFacebookで関係者お友達通りすがりの立ち読みの皆様をお騒がせしておりました「来週の前半、ハノイからのプチ旅行教えてちょ」騒動ですが、昨晩になってハノイ音楽院の弦楽器主任の先生から連絡があり、急転直下、「サイゴン1泊のたび」となってしまいましたです。はい。皆々様にはご心配をかけましたです。

なんのことはない、数ヶ月前に飛行機を手配などしたときには「15日くらいまではホーチミン、後半はハノイ」という話だったのが、何があったか知らんけど、フェスティバルの日程全体が当初発表のダラダラしたものからコンパクトに纏まったものになり、「今週からハノイでやって、来週の頭にホーチミンに行き、来週の後半はまたハノイに戻ってくる」という形になったようです。メインゲストのアロドQは、セカンドくんがホーチミンの天才ヴァイオリン少年だったそうで、随分と長い間ヴェトナムに里帰りしてるみたいです。

てなわけで、昨晩、ってか、早朝からバタバタして、爺婆初心者のやくぺん先生ごふーふ、「サイゴンのトラッドホテルに泊まる1泊2日のたび」をすることにしましたです。20日午後にシンガポールからハノイに到着。1週間程滞在する短期アパートに入って買い出しなど済ませ、翌日昼、背負子ひとつ、パソコンも持たず預け入れ荷物なしのジェット★大平洋、お一人様片道座席指定込みで6000円弱、東京博多くらいの距離を南下し、雨季のサイゴン(どうも、年寄りには「ホーチミン」という言い方は違和感がある故、こっちを使います)に午後2時過ぎに到着。んで、日本国のODAで日本の大手ゼネコンが建てた立派な空港ターミナルから、まだ地下鉄出来てないんでしょ、なんとか宿泊先のホテル・マジェスティックに向かいますです。

そー、かのヴェトナム戦争時代には南ヴェトナム首都の高級ホテルとして知られ、数多文豪ジャーナリストが宿泊したトラッドホテルでありまするぅ!
http://kaiko.jp/wp/?p=622
無論、びんぼーにんのやくぺん先生ご夫妻、「超特価スペシャルプライス」が出てたから決めたんで、恐らくはトラッドな旧館ではなく、横浜ホテルニューグランド新館みたいな面白くもない新館のサイゴン河に向かないしょーもない部屋があてがわれるのでありましょうが、ま、それはそれ。サイゴンの喧噪を眺める一夜となるでありましょうぞ。

午後8時からの旧南ベトナム大統領府向こうの青少年センターでのオルフェウスQとハノイのヴェトナム国立音楽院先生たちアンサンブルとに拠るメンデスルゾーン弦楽八重奏で大いに盛り上がり(これが今回のツアーの実質的な最大の目的)、トラッドホテルでバーバーバーをあおろうではないかぁ。以上、大人2人3万五千円也くらいの1泊旅行でありまする。

22日夕方の便でハノイに戻って来ても、音楽祭一行が戻ってくるのは24日なんで、まるまる1日空くなぁ。ま、大人しく作文日にでもしましょうか。ハロン湾水上機日帰りツアー、なんてリッチでバブルなことはやりませんので、ご安心を。

ちなみに、シンガポールは文豪金子光晴が彷徨ったカトンの近く、春前に発見したアラブ人街の中の宿にしてます。

南方路 昭和は遠く なりにけり

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

お助け:1泊2日くらいの真夏ハノイからのツアーは? [たびの空]

世間の皆様k当電子壁新聞立ち読みの皆様に、お知恵拝借します。

来る21日から2日くらい、ハノイでまるっきり空いちゃいそうなのです。21日に音楽院で予定されていたユリシーズQの演奏会が、なんと本日14日に繰り上げになったのは、数日前にお伝えした通り。
https://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2018-08-10

演奏会が予定されていた21日に向けて、やくぺん先生ご夫妻はシンガポールからハノイ入りすることになってたわけで、おいおいおい、ってことになった。その後、お嫁ちゃまがいろいろやり取りをしていたようなんだけど、なんか別の演奏会があるとか、現時点ではなーんにも判りません。いやはや…

じゃあもう、荷物を短期滞在アパートに放り出し、ハノイからミニツアーでもしちゃうぞ、という気になってます。

さてもさても皆の衆、1泊2日でハノイ発、人間死ぬまでに一度くらいここは行っておけ、という場所がありましたらご推薦下さいませ。
ちなみに、あたしら、ハロン湾もティエン・ビェン・フーも行ったことありませんっ。お嫁ちゃまは何度もハノイには通っているものの市内しか知らず、あたくしめも郊外はミドリさんとのほぼ従軍記者状態だったツアーのときに、未だにどこに行ったかよー知らん車で数時間走った山の中のえらそーな共産党だか軍だかの人が出てきた民俗音楽学校くらいしか知りません。

一応、希望があるとすれば…

1:小さな飛ぶ方々がいっぱいいらっしゃるとこ。ただし、鷺、シギチドリ、猛禽類はパス。

2:胃がなく猛烈に体力がない奴が一名いる。

3:ヴェトナム語、出来ませんっ!国際免許、ありませんっ!

以上であります。

さあ、お暇な方、宜しく御願いします。国境越えは厭いませんが、あまりめんどーなのは嫌だなぁ。

nice!(2)  コメント(1) 
共通テーマ:音楽

祭りの頃 [新佃嶋界隈]

去る日曜日、平昌の音楽の祭りから戻ってくると、帝都湾岸佃は3年に一度の例大祭の真っ最中でありました。月島駅から荷物引っ張って島の北の外れの縦長屋に向かう道中、町内の公道は怪しげな睦連中が我がもの顔で闊歩し、路地も人で溢れてる。佃小橋の所まで来ると、正に八角神輿が一丁目御神域を抜けて出て行くとこ。
1.JPG
なんせ我ら縦長屋住人は、同じ町内にありながら「お祭り」には無関係。縦長屋住民組織の回覧で「宗教的な理由から管理組合として住吉さんへのお祭りの寄付は断り、二丁目町会に託しました」とまわってきたけど、託された町会がどんなになってるかは容易に想像がつくなぁ…嗚呼。

佃堀を過ぎればお祭りの喧噪は一気になくなり、町神輿も中央大橋東詰まではやって来ない。なんとも不思議な、神様の町内出張を文字通り高みの見物。地べた民から縦長屋住民となり、そんな妙てけれんな夏の祭りにも慣れつつある自分が、なんだかちょっとオソロシイけどさ。

他人事でぼーっとしてる間に佃の表祭りも終わり、いつになったら佃堀に埋め戻されるやらよーわからぬ幟の柱がいつまでも聳えてら。
2.JPG
大川に面した幟柱の足下、佃の佃に田中屋さんに行き、成田空港アプローチ下で墓を守って下さってるぼーさん用に4400円もする巨大詰め合わせを奮発、異教徒なりに世間に格好を付けるだけの墓参りをするのが、お袋が広島原爆忌の朝に没してからの縦長屋&葛飾住民たるやくぺん先生に残された唯一の夏の祭りなのであーる。

ヒロシマナガサキの皆様が灼熱の下で死んでくれなければ、日本国政府は敗戦の決定なんぞ出来ぬままズルズルと本土上陸作戦になり、親爺は九十九里に掘った塹壕から飛び出して上陸してくる米軍に殺されていただろう。当然、あたしゃ、この世には存在しない。誰に「ありがとう」と言って良いか判らないので、しょーがないから天を仰げば、目に入るのは遙か福建省は厦門から飛来し、成田へと高度を下げていく厦門航空のお腹。
IMG_4812.jpg
楽しい日本観光に向かう客を満載したあの787は、爺さんも関わった重慶空爆に向かった陸攻とは正反対に、ノンビリと夏空を渡ってきた。それがどんなしょーもない世界であれ、ちょっとは世界は良くなったと思いたいぞ。ねえ、爺さん。

戻って来た佃で世間に関係なく日常の作文作業に勤みお盆休みとやらが過ぎ、次の週末が近付くが、湾岸最後の夏祭りはいくら待ってももう来ない。なんせ、世界大運動会の開催が決まり、帝都に遺された最後の広大な空き地たる晴海埠頭が大手デベロッパー寄って集っての事業体に二束三文で売り払われ、「選手村」なる名称の高層マンションがニョキニョキ建てられることになり、東京都中央区民の夏の最大の娯楽、「東京湾大華火大会」は中止となってしまったのは数年前のことなのであった。

ところがなんとなんと、かつて栄華を極めた湾岸大華火大会のその夜に、遙か虹橋の向こうでテレビ局主導の花火大会が始まると知ったのは当日の午後。って、華火大会の日は相生橋南詰めで町会交通整理をさせたれていた頃は、新佃嶋近辺もお祭りの空気はあったものの、距離とすれば隅田川花火より遠いお台場サントリー本社の方じゃ、「へ、やってるの」ってもんでありまする。7時を過ぎても音はすれど林立してしまった縦長屋の向こう、微かに眺める虹橋が煙って、白い塗装がいろんな色に変化するのが見えるだけ。

…ったら、音の方向が違うようじゃ。あれ、なんでしょね、あれは。
3.JPG
なんと、これまたアベバブルで高層オフィスやマンションが林立してしまい、都庁も首相官邸も警視庁も見えなくなった向こう、六本木ヒルズの彼方、トランプ来日時には橫田のイロコイやロンの海鷹がグルングルン舞っていた辺りが、花火で光ってら。なるほど、あれは遙か神宮の花火大会。帝都の東西で大花火打ち上げショーを同時にやるって、祭りインフレにも程があるわいのぉ。

既にその頃、お台場の一部も配下に収める門仲富岡八幡、昨年のドロドロどころか神社本庁やら日本会議の参与まで噂されるおぞましい宮司一家内殺人事件に揺れて今年の本祭りはどうなるかと心配されたけど、宮司がどうあれ祭りは祭り。既に花火二連発の日から祭りに突入。本日はあの「デカすぎて担げず、クレーンとトラックで移動するしかない」というギャグ状態の巨大本神輿も広大な支配領域に出て来て、その真ん中を突っ切る清澄通りを通る都バスはこんなことになってる。
4.JPG
幸い、佃縦長屋から葛飾オフィスに向かうべく天樹下まで向かう我が都バスは、ギリギリ規制に引っ掛からない時間でクリアー。普段は敬老パスで混雑する車内は、今日は観光客で溢れ、車窓には町神輿があちこちで走りまわり、やってくるのを待つ人々。
5.JPG
かくて、深川のハデハデな祭りを横目に、祭りもなにもなく、巨大柿の木とちっちゃな蜜柑が実りつつある新開地へと向かうやくぺん先生であったとさ。

さても、あとは、内紛で分裂した佃の盆踊りを分裂派が月遅れて開催するという新イベントが終われば、湾岸の祭りの季節はこれにて全て終了。嫌でも秋がやってくる。既に午後の5時ともなれば大川端には夕方の空気が漂い、ランナーたちは上がってきたちっちゃな蟹たちを踏みつけないように気遣いながら走り、チョウゲンボウが舞い…

往く祭り 他人事と化す Godzilla目線

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

ダネルQの三代巨匠シリーズ今年は… [弦楽四重奏]

昨日、ユリシーズQのネタを引っ張って台北や香港の辺りを漁ってるときに、そういえばもう立秋じゃないかぁ、秋の台北といえばあのダネルQの「ベートーヴェン&ショスタコーヴィチ&ヴァインベルク」サイクルじゃあないの、と思い出し、慌てて調べたら、今年はこんなことになってました。
https://www.artsticket.com.tw/CKSCC2005/Product/Product00/ProductsDetailsPage.aspx?ProductID=hsobWfDDQ3TB6XabcdefjJwgsgg

演目と日程をコピペしておきますと

09月14日
L. v. Beethoven: String Quartet No. 2 in G Major, Op. 18 No. 2
M. Weinberg: String Quartet No. 5 in B-flat Major, Op. 27
D. Shostakovich: String Quartet No. 3 in F Major, Op. 73

09月15日
L. v. Beethoven: String Quartet No. 5 in A Major, Op. 18 No. 5
D. Shostakovich: String Quartet No. 4 in D Major, Op. 83
M. Weinberg: String Quartet No. 4 in E-flat Major, Op. 20

09月17日
M. Weinberg: String Quartet No. 13, Op. 118
D. Shostakovich: String Quartet No. 8 in c minor, Op. 110
L. v. Beethoven: String Quartet No. 8 in e minor, Op. 59 No. 2

09月18日
L. v. Beethoven: String Quartet No. 11 in f minor “Serioso”, Op. 95
M. Weinberg: String Quartet No. 11 in F Major, Op. 89
D. Shostakovich: String Quartet No. 9 in E flat Major, Op. 117

09月19日
M. Weinberg: String Quartet No. 8 in c minor, Op. 66
D. Shostakovich: String Quartet No. 13 in b flat minor, Op. 138
L. v. Beethoven: String Quartet No. 15 in a minor, Op. 132

てなわけです。うううん、ダラダラと台北に滞在し、夕方に押っ取り刀であのデッカいホールの地下まで行って…という生活を1週間くらいすればいいのかぁ。なかなか魅力的ではあるが、どーしよーかなぁ。短期なら、ヴァインベルクの最高傑作第4番は残念だけど、やっぱり後半だろうなぁ…

ま、ともかく、ご関心の皆様は是非どうぞ。台風来そうな時期ですけどねぇ。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

ユリシーズQハルビンで優勝…したけどぉ [弦楽四重奏]

先月の末、ハルビンで開催されたシェーンフェルト国際弦楽器コンクール室内楽部門で、昨年の大阪2位のユリシーズQが優勝しました。こちらをご覧あれ。
http://schoenfeldcompetition.com/chamber20180726.PDF
どういう経過で、どういう風にしてこういう結果になったのか、スイマセン、全然判らないんだけど。なんせ審査委員のページはこんなで
http://schoenfeldcompetition.com/committee2018.php
「室内楽」の審査員が挙がってないんですね。あっちこっちちゃんと眺めれば、どういう風になってるかわかるのかもしれんが、めんどーでそこまで眺める気がしませんです。ゴメン。

某所から先週だかに連絡が入っておりましたが、バタバタしていて放ってあったのを先程あらためてちゃんと眺めた次第(←ホント、我が事ながら、無責任私設電子壁新聞らしいなぁ)。なんであれ「優勝」ってのは目出度いことですので、ご関心がある方もいらっしゃいますでしょうから、お知らせいたしますです。

で、今月末にハノイの音楽院が開催する音楽祭でユリシーズQが出て来ることになってるので、このニュースはなんともタイミングが宜しいじゃあないか、と思ってたら…なんとまぁ、先程、お嫁ちゃんから「おやおや、なんか、ユリシーズ、日程が変更になったみたいだよぉ」との素っ頓狂な話がありました。

狐につままれたみたいな話ばかりでありますが、今月21日にハノイ音楽院で予定されていたユリシーズQの演奏会が、なんだかしらんけどさらっと14日になっちゃってるそうな。アロドQはちゃんと当初の日程通りにあるらしく、音楽祭そのものがなくなった、とかいうことじゃないみたいなんですけど…

とにもかくにも、彼らの演奏会に合わせて20日にハノイ入りする予定だったあたしらは聴けなくなっちゃったけど、ユリシーズQ、あちこちでぐぁんばってます。来月には台北、香港で弾くみたい。どういうコネクションなんねん。
http://www.ulyssesquartet.com/concerts/

てなわけで、お暇は人はどうぞ。大阪出身者、世界中で頑張ってますっ!

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

やはりこれはダメだろう~所謂「ラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第5番」 [現代音楽]

敢えて「現代音楽」カテゴリーにします。

ええ、やくぺん先生は「世の中にはいろんなスゴいことやアホなことやトンでもないことを考えてる奴らがいる」ということを人々に伝えることを生業としていることもあり、基本的に「どんなもんでもあり」、「いかな突拍子のない、バカな行いにも何かしらの意味はある筈だ」と考えるようにせねばならないわけであります。ですから、基本的に「良い悪い」は言いません。ですが、流石にこれはダメだろ-、ちょっと限界超えてるだろうというもんに出くわしてしまったので、敢えてそのポリシー引っ込め、記させていただきますです。

本日、夕方からミューザ川崎の夏のフェスティバルに行って参りました。今や「トーキョーの夏のプロムス」と化しつつある灼熱のオーケストラ音楽祭ですな。

なんで出向いたかと言えば、演目です。藤岡幸夫指揮日本フィルで、ラフマニノフ(ヴァレンベルク編)《ピアノ協奏曲第5番ホ短調》という素っ頓狂な作品が演奏されるから。先頃、都響の演奏会に出かけた折、ミューザのスタッフさんは「売り切れです、なんせピアニストが人気で」とほくほく顔でありました。

へえええ、と思いながら、まあそれはそれで宜しいことでありますなぁ、と会場に向かえば、なんとまああああ、客席はいつものオッサンオバチャンら熟年は半分くらいかな。会場の残り半分を埋めるのは、所謂「若い女性」から「ナイスなセレブおばさま」なんぞ。ここは韓流アイドルのコンサートかいな、って勢い。あらためて反田人気を目の当たりにさせられたわけでありまする。

それはそれとして、その反田氏がロシア留学時代から弾きたいと思っていたという「ラフマニノフの5番」でありますけど、どんなもんか、説明を始めると面倒なんで、こちらをご覧あれ。仕掛けた張本人ピーター・ファン・ヴィンケルなるレコードプロデューサーさんが説明してますから。
http://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95-1873-1943_000000000021245/item_%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC%EF%BC%95%E7%95%AA%EF%BC%88%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC%EF%BC%92%E7%95%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E7%B7%A8%E6%9B%B2%EF%BC%89-%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88%EF%BC%9D%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%80%81%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AB%EF%BC%86%E3%83%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB_2689506

一言で言えば、「ラフマニノフの2番の交響曲に独奏ピアノを持ち込み、第3楽章の緩徐楽章の真ん中に第2楽章を三部形式トリオ部として突っ込み、全体を4割方カットしてロマン派3楽章ピアノ協奏曲としてギリギリの長さ程度にまで縮めた」というもんです。

ぶっちゃけ、話を聴く限り、ギャグかパロディとしか思えないでしょ。

ま、やりたければやってもいいんだろうが、ラフマニノフの遺族とか、世界ラフマニノフ協会とか(そんなん、あるかどうか知らんが)、怒らないかなぁ?法律的には著作権が切れているから良いのかも知れないけど、「ラフマニノフ作曲」と言うのはちょっとマズいんじゃないかしら…なーんて、誰だって思うよねぇ。ってか、思うな、って方が無理でしょ。

とにもかくにも、文字通りの「興味本位」で客席に座ったわけです。ええ、40分程の演奏を聴き、数時間経った時点での感想を率直に言わせて貰えば…これ、アウトでしょ!

編曲がしょーもないとか、はたまた「新たなロマン派協奏曲の誕生である」とか、まあ、仰りたい方はいろいろでしょうから、そんなんは勝手に仰れば良い。何がマズいかって、これを「ラフマニノフ作曲」と言ってしまってることです。

この作品、21世紀初頭の音楽作品の常識的な表記方法から考えれば、
アレクサンダー・ヴァレンベルク:ピアノ協奏曲 ホ短調 《ラフマニノフ風》(2007) と、すべきであります。そう表記し、それと納得して演奏されるのならば、「へえ、そんなヘンなことをする奴がいるんだなぁ」でオシマイ。作品の出来が良ければ演奏する奴が出て来るし、演奏を聴いた世間の人々が「まああああ素敵な曲」と思って、ピアニストが独奏パートをレパートリーに入れるようになれば、音楽業界に定着していく。それだけのこと。

正直、先程の演奏を聴いた限り、この譜面に思い入れを持って自分のレパートリーにしようとするピアニストが次々と世界中で出現するかどうか、ちょっと疑問。そんな時間があるなら、ラフマニノフの2番や3番の練習をいっぱいした方が良いだろうし、作品の完成度がもっと高いのにやられていないロマン派作品は、NMLにでも行けばゴロゴロしてるしね。

この作品の存在を知ってまず頭に浮かぶのは、かのシェーンベルクのブラームスのピアノ四重奏曲ト短調のオーケストラ編曲でしょうね。他にも、ベリオのブラームスのクラリネット・ソナタのオーケストラ編曲とか、カサドの《アルペジョーネ・ソナタ》管弦楽版、なんてのも頭に浮かぶなぁ。

ただ、それらと決定的に違うのは、このヴァレンベルクという1952年生まれのピアニスト兼作曲家さんのやったことが「ラフマニノフ交響曲第2番の編曲」ではなく、実質的に「ラフマニノフの第2交響曲のバカでっかいポプリ」だということ。ぶっちゃけ、モチーフ使って別の曲を作ってる、と考えるべき。ベリオがシューベルトのD.936Aを「修復」した《レンダリング》とも違うし、もの凄い立派なパスティッシュたる山本直純ピアノ協奏曲《ヘンペラー》ともまるで違うし。

…などと記しながら、もしかしたらこのヴァレンベルクという作曲家さん、山師っぽい録音プロデューサーの野望に乗っかり、アホのふりをしながら「ゲンダイオンガク」的にはもの凄く新しいことをやっちゃおうとしているのかもしれない…などとちょっと思わないでもないけど、ま、それはうがち過ぎだろーなー。ベリオの仕事なんぞは、現代に於ける「創作」とは何か、を真っ正面から聴衆に考えさせるためのものだったことは良ーく判るけど、このヴァレンベルクさんのお仕事、やっぱり「お仕事」だったのかしらねぇ。

ま、とにもかくにも、この作品はあくまでも「ヴァレンベルクさんのラフマニノフのモチーフに拠る今に蘇ったロマン派語法のピアノ協奏曲」であって、例えば千住明作曲ピアノ協奏曲《宿命》とか、弾厚作作曲ピアノ協奏曲《父に捧げるコンチェルト》とか、そんなもんの系列にあるもんだと考えるべきでありますな。そういう類いの作品をどう評価するか、ってのと同じ。

いやぁ、生きていると、いろんなもんに出会うもんだ。うん。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

あの日の空 [売文稼業]

いろんな事情で、本日朝から夕方前まで締め切り厳守で、スミソニアン別館の原稿をやってます。本来は先週やる予定だったのだが、急に平昌が取材として入ったので、全く手が付かず、全く偶然に8月6日にやることになってしまいました。

初めての媒体の原稿で、いろいろ案配が判らない中での強行なのですが、これも何かの偶然の成すところと、心して作業を進めております。ですから、本日、3時過ぎくらいまでは電話は全て無視します。ゴメン。

そんなわけで、心を新たにするために、あらためてこの数週間のたびの空から、今日の日のためのショットをふたつ。編集者さんからソフトにお尻を叩かれている状態なんで、今はこれだけ。

エノラゲイ号、現状。ピカピカです。2週間と3日前。 ちなみに、直ぐ下に置いてあるのは山本五十六を撃墜したので有名なP-38です(その実機ではありません)。
008.JPG

呉上空7500メートルくらいから眺めた午前9時過ぎの広島の空。1週間と3日前。73年前の晴れた朝、エノラゲイはもう少し高いところから眺めた筈。真下には陸奥が擱座し、やがて自身がもっと強力な人工太陽に焼かれ、人類史上唯一3度の原水爆炸裂を目にし命を終えるとは知らぬ長門は、為す術なく呆然と上空の小さな銀色の点を見上げていた。
IMG_4139.jpg

合掌

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽
前の8件 | -