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中止もまたチャンスオペレーションなりや? [現代音楽]

朝から遙か赤道下の島での半島の戦争を終わらせる会談の様子を眺め、先週の木曜日から本日までの6日間にベートーヴェンとバルトークの弦楽四重奏全曲を聴くという旧約聖書と新約聖書を一機読破するみたいなアホ極まりないイベントを終え(《セリオーソ》は裏のオケ版《大フーガ》に行ってしまったので、総天然色映画版「ヨブ記」を眺めにいっちゃって「エゼキエル書」と「ダニエル書」を読み落としちゃった、ってな感じだけど…)、もう前頭葉ほぼ崩壊状態。対岸に米軍港に上陸用舟艇眺めるYokohamaからフラフラになって深夜前に湾岸縦長屋に辿り着き、ぶっ倒れる前にメールくらいチェックしておかねばと画面を開けたら(意図的に商売用メインアドレスはiPhoneでは拾えないようにしてありまする)、疲労に追い打ちをかけるような、まるでマーラー第6番終楽章の三つ目のハンマーみたいな、悲惨極まりないオソロシー連絡が遙かブラウンシュヴァイクから入っておりました。ええい、貼り付けてしまええええ、ペとっ!

Dear やくぺん先生.
You booked two tickets for Europeras on June 23rd and 24th, 2018.
Unfortunately, the performance of ‘Europeras 1 & 2’ on June 24th, 2018 is cancelled and will not take place (tickets for June 23rd remain valid).

I can offer you to rebook your ticket to another show e.g. Originale on June 24th, 18:00h, Kleines Haus.
But you can also return your ticket at the ticket counter of Großes Haus / Staatstheater Braunschweig, open Sa 10:00 – 18:30h.

Please let me know, if your prefer a refund of the ticket price or if you like to see another show.

Yours sincerely
K.Wiegand
Besucherservice

Staatstheater Braunschweig
Am Theater │38100 Braunschweig
Telefon: 0531 1234 567
Fax: 0531 1234 570
besucherservice@staatstheater-braunschweig.de

ええええええ…

一瞬、《ユーロペラ1&2》の公演がとんだのかと頭がクラクラしましたが、余りに疲労していてまさか読み間違えたのではあるまいともう一度じっくり眺めると、「23日と24日の《ユーロペラ1&2》の日曜日の方の公演は中止になりました。23日はちゃんとやります。24日は《ユーロペラ》は中止するけど、シュトックハウゼンの《コンタクテ》の音楽を用いたフルクサス・アクションなんぞをやるけど、そっちに振り替えることも出来るぞ」ということ。

うううううん、なんだかわけわからずに、ともかく劇場のページを眺めたら、23日のケージ御大はちゃんと告知があるし、どうもやるようだ。んで、念のためにチケットを眺めてみたら…なんとまぁ、やくぺん先生が慌てて購入した数週間前から今に至るまでに、券売が殆ど進んでないじゃあないの。

ううううううううううううううん、そーゆーこーとなのか…なぁ…

吃驚や呆れを通り越し、なんだか劇場というか、この現代音楽祭主催社側が可哀想になってきたぞ。ちなみに、現代音楽祭そのものはこういうもの。ものすごく宣伝してあげたくなってきました。
http://staatstheater-braunschweig.de/produktion/notes-festival-fuer-zeitgenoessische-musik-347/

6月21日から27日までブラウンシュヴァイク歌劇場で開催され、21日から24日に小劇場でシュトックハウゼン《コンタクテ》付きのオリジナルのフルクサス・アクション、22日は大劇場でシャリーノの《La porta della legge》とワイルの《7つの大罪》、23日にはシンポジウムがあり、んで23,24日が音楽祭ハイライトの《ユーロペラ1&2》。26、27日にはルチア・ロンチェッティのモノオペラ再演でオシマイ。

うううん、フルクサスねえ…。なんか、今世紀になって初めて口にしたような気がするなぁ。

正直、あの類いを座って眺めさせられるのは結構しんどいなぁ。貴重な機会という考えもあるけど、ホントのオリジナルのリバイバルみたいなものならともかく(そういえばシンガポールに行く直前にオノヨーコ女史の最初のご主人様のお姿を眺めましたが、もうあの世代は歴史として祭り上げられる世代なんですよねぇ…)、フルクサスをもとに今のヨーロッパの若いアーティストが…ってやり方、よくあるといえばよくあるんだけど、どうにも「歴史的な価値の検証」なのか「俺たちはこうやりたい」なのか、ぶっちゃけ、殆ど後者みたいなもんで、「あーそーですかぁ、頑張ってね」で終わることが多い。現代アートの99%がそうで、実はアートは昔からそうで、その1%が歴史に耐えて生き残ってきているだけのことだから(今回のツアーでも、ブラウンシュヴァイクに入る前にエッセンでマルシュナーの《ハンス・ハインリッヒ》を眺めようかと思いましたっけ。ヴァーグナーをちゃんと知るには、押さえておかなきゃならんとは理解しつつ、付き合うのはしんどいですわなぁ、この類いは)それはそれでしょーがないんだけど、

んで、一瞬悩んで、ともかくチケットはリファンドで御願いします、という返事を劇場に出した次第。ってのも、この日、ライプツィヒで《ルル》があるというので、深夜2時過ぎに戻ってくることになるけど、日帰り往復出来なくはない。申し訳ないが、やっぱりそっちだろーに。

なんであれ、こういうことはある。敢えて芸術祭と劇場のディレクターさんたちに、フェスティバルを続けるための苦渋の選択を英断と讃えることにいたしましょうぞ。

「24日の公演は、チャンスオペレーション作業の結果、全ての幕はやらないことになりました」って発表すれば良かったのにねぇ。みんな絶対、納得するぞ、それで。

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